現代福祉学部Faculty of Social Policy and Administration
PSY300JC(心理学 / Psychology 300)グループアプローチGroup Approach
大竹 直子Naoko OTAKE
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 現代福祉学部Faculty of Social Policy and Administration |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2024 |
授業コードClass code | N1512 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 木4/Thu.4 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 多摩 |
教室名称Classroom name | 多現福‐202 |
配当年次Grade | 2~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Courses | |
他学部公開(履修条件等)Open Courses (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Courses | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | ○ |
SDGsCPSDGs CP | ○ |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
入学年度Admission year | |
カテゴリー(2021年度以前)Category (~2021) | |
カテゴリー(福祉コミュニティ)Category (Department of Community Development) | |
カテゴリー(臨床心理)Category (Department of Clinical Psychology) | |
カテゴリー福祉コミュニティ学科(2020年度以前入学者)Category福祉コミュニティ学科 (~2020) | |
カテゴリー福祉コミュニティ学科(2021年度以降入学者)Category福祉コミュニティ学科 (2021~) | |
カテゴリー臨床心理学科(2020年度以前入学者)Category臨床心理学科 (~2020) |
専門展開科目 臨床心理分野 |
カテゴリー臨床心理学科(2021年度以降入学者)Category臨床心理学科 (2021~) |
専門展開科目 臨床心理分野 |
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Outline (in English)
The group approach is a general term for professional psychological helping activities in group situations that are widely practiced in clinical situations such as Psychology, Welfare, Education, Medical care, Nursing. We will deepen our understanding of the group approaches, while again confirming the inherent characteristics of human beings, "People become people with people".
【Learning Objectives】
The goal of this course is to understand the theory of group approach and to deepen understanding of humans and self.
【Learning activities outside of classroom】
Before/after each class meeting, students will be expected to spend four hours to understand the course content.
【Grading Criteria /Policy】
Your overall grade in the class will be decided based on the following
Term-end examination: 60%、in class contribution: 40%
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
グループ・アプローチは、心理、福祉、教育、医療、看護などの臨床場面で広く行われているグループ状況での専門的援助活動の総称です。「人は人との間で人になる」という人間の本来的特質を改めて確認しながら、治療的グループ・アプローチ、教育的グループ・アプローチ、成長傾向のグループ・アプローチなどについて理解を深めていきます。
到達目標Goal
グループ・アプローチについての理論を理解するとともに、グループ体験をとおして「人間」や「自己」への理解を深めることを目指します。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP2」と「DP3」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
この授業は、毎回の授業において前半はレジュメを用いた講義を中心に、後半は毎回異なったメンバーとグループを組み、グループ・ワークやディスカッションを中心に進めていきます。(授業の展開によって若干の変更があり得ます。)
また、毎回リアクションペーパーの提出を求め、出欠の確認をするとともに、質問が記入されている場合は、次の授業の始めに回答をいたします。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1[対面/face to face]:オリエンテーション
授業計画、ねらい、進め方、評価などの確認
2[対面/face to face]:グループ・アプローチとは
講義:グループ・アプローチの歴史と発展
3[対面/face to face]:人は人との間で人になる(1)
講義と演習:人間の本来的特質~“人間”に焦点を当てて~
4[対面/face to face]:人は人との間で人になる(2)
講義と演習:人間の本来的特質に~“個人”に焦点を当てて~
5[対面/face to face]:グループ体験(1)
演習:構成的グループの体験
6[対面/face to face]:ベーシック・エンカウンター・グループ
講義とビデオ:
カール・ロジャーズと記録映画
7[対面/face to face]:医療現場におけるグループ・アプローチ
講義と演習:集団精神療法など
8[対面/face to face]:教育現場におけるグループ・アプローチ
講義と演習:構成的グループエンカウンターなど
9[対面/face to face]:企業におけるグループ・アプローチ
講義と演習:研修や開発に用いられるグループ・アプローチ
10[対面/face to face]:グループ体験(2)
演習:非構成的グループの体験
11[対面/face to face]:グループ・アプローチの現代的意義
講義と演習:今なぜグループ・アプローチか~グループ・アプローチ再考~
12[対面/face to face]:グループ・ファシリテーターの役割
講義と演習:ファシリテーターの役割と在り方
13[対面/face to face]:グループワークのまとめ
講義と演習
14[対面/face to face]:試験・まとめと解説
筆記試験(持込不可)
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
授業では、これまで話したことがない人とグループを組み、話し合いや演習を行います。みなさんで安心した場を作っていきながら、積極的に自分や他者と向き合えるよう、心構えをもってご参加ください。本授業の準備学習・復習時間は各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
使用しません。(プリントを配布します。A4版のファイルをご準備ください。)
参考書References
講義の中で提示します
成績評価の方法と基準Grading criteria
①最終試験 60%
②平常点 40%
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
受講生の皆さんより、授業内でのグループを体験は、自己や他者への発見や気づきの機会となったこと、グループアプローチの理解に役立ったとの感想をいただいております。毎回、違うメンバーとのグループワークやディスカッションを行うため「最初は、自分について話すことに戸惑った」「知らない人と話すのは緊張した」との声や「回数を重ねるごとに楽しみになってきた」「自己理解が深まった」「グループの意義を実感することができた」などのフィードバックをいただきました。
今年度も、受講生同士のディスカッション、グループ体験の時間を持つ予定です。できるだけ安心して授業やグループに参加していただけるよう、工夫をしていきたいと考えております。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
特にありません。