現代福祉学部Faculty of Social Policy and Administration
PSY300JC(心理学 / Psychology 300)投映法特講Special Lecture on Projective Technique
津村 麻紀Maki TSUMURA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 現代福祉学部Faculty of Social Policy and Administration |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2024 |
授業コードClass code | N1511 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 火2/Tue.2 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 多摩 |
教室名称Classroom name | 多現福‐201 |
配当年次Grade | 2~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | 抽選科目。2017年度以前入学者は科目名称・授業コードが異なる(投映法特論/N6511)ため注意。 |
他学部公開科目Open Courses | |
他学部公開(履修条件等)Open Courses (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Courses | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | ○ |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
入学年度Admission year | |
カテゴリー(2021年度以前)Category (~2021) | |
カテゴリー(福祉コミュニティ)Category (Department of Community Development) | |
カテゴリー(臨床心理)Category (Department of Clinical Psychology) | |
カテゴリー福祉コミュニティ学科(2020年度以前入学者)Category福祉コミュニティ学科 (~2020) | |
カテゴリー福祉コミュニティ学科(2021年度以降入学者)Category福祉コミュニティ学科 (2021~) | |
カテゴリー臨床心理学科(2020年度以前入学者)Category臨床心理学科 (~2020) |
専門展開科目 臨床心理分野 |
カテゴリー臨床心理学科(2021年度以降入学者)Category臨床心理学科 (2021~) |
専門展開科目 臨床心理分野 |
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Outline (in English)
This course offers an overview of the theory and history of various psychological tests including projective tests. At the end of this course, students are expected to master the theory and the way of calculation and interpretation of each test, to understand subject's psychological tendencies through test learning. Before each class meeting, students will be expected to complete required psychological test, and to review contents learned after each class. Your home study time will be more than two hours at a time. Grading will be decided based on in-class contribution(40%), and term-end examination(60%).
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
投映法を中心とした心理検査の種類と意義に着目し、各種心理検査の理論および解釈を学ぶと共に、被検者の心理的体験について理解する。
到達目標Goal
代表的な質問紙法と投映法の種類と意義を把握し、各種心理検査の理論および解釈について説明することができる。被検者体験を通して被検者の心理を理解し、自分自身で検査結果の整理を行うことができる。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP2」と「DP3」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
代表的な質問紙法と投映法の心理検査について理論的学習と被検者体験を行う。講義内で体験した各種心理検査の採点・解釈の方法を解説し、学生自身に実施してもらう。リアクションペーパーやグループディスカッションで理解度を確認する。リアクションペーパー等の課題に対するフィードバックは講義内で適宜行う。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]:投映法を学ぶということ
オリエンテーション
第2回[対面/face to face]:質問紙法概論
質問紙法の理論と種類、検査者の態度を学ぶ
第3回[対面/face to face]:矢田部ギルフォード性格検査(YG性格検査)
YG性格検査を体験し、理論と解釈を学ぶ
第4回[対面/face to face]:東大式エゴグラム(TEG)
TEGを体験し、理論と解釈を学ぶ
第5回[対面/face to face]:ミネソタ多面的人格目録(MMPI)
MMPIを体験し、理論と解釈を学ぶ
第6回[対面/face to face]:投映法概論
投映法の理論と種類、検査者の態度を学ぶ
第7回[対面/face to face]:絵画欲求不満テスト
(P-F スタディー)
P-F スタディーを体験し、理論と解釈を学ぶ
第8回[対面/face to face]:文章完成法(SCT)
SCTを体験し、理論と解釈を学ぶ
第9回[対面/face to face]:描画法
バウムテスト、HTP等の描画法を体験し、理論と解釈を学ぶ
第10回[対面/face to face]:絵画統覚検査(TAT)
TATを体験し、理論と解釈を学ぶ
第11回[対面/face to face]:ロールシャッハテスト①
集団ロールシャッハテストを体験する
第12回[対面/face to face]:ロールシャッハテスト②
ロールシャッハテストの理論と解釈を学ぶ
第13回[対面/face to face]:臨床場面における質問紙法と投映法
臨床場面での質問紙法と投映法の活かし方を学ぶ
第14回[対面/face to face]:学期末試験・まとめと解説
学期末試験・まとめと解説
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
講義内で体験した心理検査を自分で採点・解釈し、講義内容の理解を深める。
また、授業外で心理検査に関するレポートを作成する。本授業の準備学習・復習時間は各2時間を標準とする。
テキスト(教科書)Textbooks
テキストは使用しない。
適宜、講義内で参考文献を紹介し資料を配布する。
参考書References
適宜、講義内で参考文献を紹介する。
成績評価の方法と基準Grading criteria
学期末試験(60%)および平常点(40%)の合計で評価する。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
体験学習の希望が多いため、被検者体験を中心に授業を実施する。
その他の重要事項Others
投映法は、クライエントが検査を受ける時にどのような気持ちになるか、クライエントが検査結果を聞いてどう捉えるかを理解することは重要で、それらの情報はアセスメントの重要な材料ともなります。したがって、理論的学習だけではなく体験的学習への積極的な取り組みを期待します。