現代福祉学部Faculty of Social Policy and Administration
PSY300JC(心理学 / Psychology 300)社会心理学ⅡSocial Psychology 2
土倉 英志Eiji TSUCHIKURA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 現代福祉学部Faculty of Social Policy and Administration |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2024 |
授業コードClass code | N1229 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 水3/Wed.3 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 多摩 |
教室名称Classroom name | B301 |
配当年次Grade | 2~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | 社会学部主催科目。 |
他学部公開科目Open Courses | |
他学部公開(履修条件等)Open Courses (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Courses | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
入学年度Admission year | |
カテゴリー(2021年度以前)Category (~2021) | |
カテゴリー(福祉コミュニティ)Category (Department of Community Development) | |
カテゴリー(臨床心理)Category (Department of Clinical Psychology) | |
カテゴリー福祉コミュニティ学科(2020年度以前入学者)Category福祉コミュニティ学科 (~2020) | |
カテゴリー福祉コミュニティ学科(2021年度以降入学者)Category福祉コミュニティ学科 (2021~) | |
カテゴリー臨床心理学科(2020年度以前入学者)Category臨床心理学科 (~2020) |
専門展開科目 教育・社会心理分野 |
カテゴリー臨床心理学科(2021年度以降入学者)Category臨床心理学科 (2021~) |
専門展開科目 教育・社会心理分野 |
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Outline (in English)
Lectures in social psychology. Social psychology is interested in people’s cognition, emotions, and behavior in social situations. This course addresses topics in cultural psychology, cognitive tools, social dilemma, stereotypes, prejudice, just world hypothesis, etc. The objective of this course is to acquire basic foundational knowledge in social psychology. Before/after each class meeting, students will be expected to spend four hours to understand the course content. Grades will be based on the total of assignments in and out of class (100%).
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
社会心理学は,他者や集団との関わりにおける人びとの認知,情動,行動を探究する学問である。本講義では,社会心理学の多様な研究テーマのうち,文化と心理の関連,文化的道具論,行為と誘因の関連,ステレオタイプと偏見,現在の社会システムを維持させる要因といったテーマをとりあげて,代表的な知見を解説する。
到達目標Goal
・社会心理学の基本的な知見を理解する
・社会心理学の研究手法を理解する
・知見を批判的に読み解くスキルを習得する
・社会事象を社会心理学的に解釈できるようになる
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP2」と「DP3」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
・講義を中心に展開する。
・社会心理学の調査を体験したり,グループワークに取りくむ機会を設けたいと考えている。
・提出された課題にたいする講評や解説は、授業内で定期的に行なう。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1[対面/face to face]:ガイダンス
もう一つの社会心理学,文化心理学,集団社会心理学・グループ・ダイナミックスとは何か
2[対面/face to face]:文化と心理の関連
文化・歴史とともにある認知
3[対面/face to face]:文化と心理の関連
文化・歴史とともにある認知
4[対面/face to face]:認知と文化的道具
文化的道具によって媒介される認知
5[対面/face to face]:認知と文化的道具
文化的道具によって媒介される認知
6[対面/face to face]:分業される認知
人びとのあいだに分散している認知と活動
7[対面/face to face]:文化的実践と学び
私たちはなぜ学ぶのか
8[対面/face to face]:誘因と行為の関連
誘因の構造と行為の関連
9[対面/face to face]:誘因と行為の関連
誘因の構造と行為の関連
10[対面/face to face]:集団意思決定
集団意思決定と集団生産性
11[対面/face to face]:ステレオタイプと偏見
偏見がもたらす問題
12[対面/face to face]:ステレオタイプと偏見
偏見の解消に向けて
13[対面/face to face]:社会変化を阻害する要因
なぜ現行のシステムは維持されるのか
14[対面/face to face]:まとめ
まとめ
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
・講義内容の理解に努め,次回の講義までに復習を行なう。
・グループワーク課題に取り組む。
・本授業の準備学習・復習時間は各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
・教科書はなし。
参考書References
・ガーゲン(1998)『もう一つの社会心理学』.ナカニシヤ出版.
・石黒広昭・亀田達也(編)(2010)『文化と実践』.新曜社.
・ドナルド・ノーマン(2022)『人を賢くする道具』. 筑摩書房.
・レイヴ&ウェンガー(1993)『状況に埋め込まれた学習』. 産業図書.
・他の参考文献は講義において紹介する。
成績評価の方法と基準Grading criteria
・授業内外で実施する課題の評価を合計して成績を評価する(100%)。
・定期試験は実施しないため、日々の取り組みが重要となる。
・課題の詳細は初回の授業で説明するので必ず出席すること。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
・研究の方法論の理解をうながせるよう教材を工夫したい。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
・学習支援システムを利用する。
その他の重要事項Others
・授業を欠席した場合は後日、配付資料を参照してください。「欠席したので知りませんでした」と言うのは無しです。
・春学期の学習を前提に授業を進めるため,あわせて受講することをすすめます。