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国際文化学部Faculty of Intercultural Communication

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FRI300GA（情報学フロンティア / Frontiers of informatics 300）
国際社会演習Seminar
言語から社会を考える／社会から言語を考える

小川　敦OGAWA　Atsushi

授業コードなどClass code etc

学部・研究科Faculty/Graduate school	国際文化学部Faculty of Intercultural Communication
添付ファイル名Attached documents
年度Year	2024
授業コードClass code	C1328
旧授業コードPrevious Class code
旧科目名Previous Class title
開講時期Term	春学期・秋学期/Spring・Fall
曜日・時限Day/Period	金5/Fri.5
科目種別Class Type
キャンパスCampus	市ヶ谷 / Ichigaya
教室名称Classroom name	市BT‐０９０３
配当年次Grade	2～4
単位数Credit(s)	2
備考（履修条件等）Notes	単位数は、春学期2単位／秋学期2単位である。 https://hosei-keiji.jp/wp-content/uploads/ensyu2024_fic.pdf
他学部公開科目Open Program
他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes)
グローバル・オープン科目Global Open Program
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers
成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes)
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience
SDGsCPSDGs CP
アーバンデザインCPUrban Design CP
ダイバーシティCPDiversity CP
未来教室CPLearning for the Future CP
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP
千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium
旧科目との重複履修Duplicate Subjects Taken Under Previous Class Title
人数制限・選抜・抽選Capacity/Selection/Rondom	選抜
毎年・隔年Frequency	毎年開講

すべて開くShow all

すべて閉じるHide All

Outline (in English)

【Course outline】
In this seminar, we will consider various aspects of the relationship between language and society, using "multilingual society" as a starting point.

【Learning Objectives】
By the end of the course, students should be able to do the followings:
-Students will acquire the ability to think from multiple perspectives: language from society and society from language.
-Students will be able to find and explore their own research topics.
-Students will develop the ability to listen to others' opinions and cultivate a relative perspective on their own linguistic knowledge and experiences.
-Students will acquire the ability to learn from literature on seminar themes or personally interesting topics, and articulate them in their own words.
-Students will develop the ability to present topics orally and produce logically structured reports with reference to the literature.

【Learning activities outside of classroom】
-Preparation of presentations, peer evaluation of presentations.
-Writing of reports.
-The standard preparation and review time for this seminar is 2 hours each.

【Grading Criteria /Policy】
Final grade will be calculated according to the followings:
-Oral presentation 20%
-Assignments such as resumes and comment sheets for each session 30%
-Final report 40%
-Active participation in the seminar 10%

授業で使用する言語Default language used in class

日本語 / Japanese

授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives

皆さんは「複数の言語が使われる社会」と聞いて、何を思い浮かべるでしょうか。ベルギーやスイスのように公用語が複数ある国、アメリカ合衆国におけるヒスパニック系住民、またはフランスのアルザス地方など、外国の事例を考える人もいるかと思います。しかし、私たちの住む日本社会も、様々な言語的、文化的背景を持った人々が住む社会であり、日本語以外に多くの言語が存在することを忘れてはなりません。また、皆さんの中には標準語と標準語以外の言語（いわゆる「方言」）を使い分けて生活している人もいるかもしれません。さらには、ある言語を外国語として学ぶこと、そのような営みにもとづく現象も、「複数の言語が使われる社会」として捉えられるのではないでしょうか。
では、複数の言語を用いる人々は、それらの言語をどのように学び、それらの言語に対してどのような感情を抱いているのでしょうか。また、用いている言語には公的な地位があり、誰でも学ぶ権利を持っているでしょうか。

本演習では、上記のようなことを足がかりにし、「複数の言語が使われる社会」（いわゆる「多言語社会」）をテーマとしつつ、言語と社会がどのように関わっているのか、社会において言語がどのような役割を果たしているのかについて考察し、分析する手法を身につけることを目的とします。

到達目標Goal

・言語を社会から、社会を言語から多角的に思考する力を身につける。
・自分のテーマを見つけ、探求する力を身につける。
・他者の意見に耳を傾け、自らの言語的な知識や経験を相対的に見る力を身につける。
・ゼミのテーマや自分自身で関心を持つテーマについて、文献から学び取り、自らの言葉で説明する力を身につける。
・ゼミのテーマや自分自身のテーマについて、口頭でプレゼンテーションを行う力、文献を参照しながら論理的にレポートを作成する力を身につける。

この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?

国際文化学部のディプロマポリシーのうち、「DP1」「DP2」「DP3」「DP4」に関連。

授業で使用する言語Default language used in class

日本語 / Japanese

授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）

＜春学期＞
文献を読んで発表していただき、議論を行います。
教員から話題を提供し、学生同士で議論を行うこともあります。
「言語景観」についてフィールドワークをし、議論、発表をしていただきます。

＜秋学期＞
前半は文献の講読を行います。
後半はゼミ生の関心に基づいて発表をしていただく予定です。

人数や関心によって若干変更することもあります。

アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)

あり / Yes

フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class

あり / Yes

授業計画Schedule

授業形態/methods of teaching：対面/face to face

※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。

1[対面/face to face]：イントロダクション

ゼミの内容の紹介および説明。問題の設定。

2[対面/face to face]：多言語社会の実例

教員による話題提供とグループでの議論

3[対面/face to face]：『多言語主義社会に向けて』を読む①

第1部「日本における多言語教育の実態と展望」から1つの章を扱い、議論を行う。

4[対面/face to face]：『多言語主義社会に向けて』を読む②

第1部「日本における多言語教育の実態と展望」から1つの章を扱い、議論を行う。

5[対面/face to face]：『多言語主義社会に向けて』を読む③

第1部「日本における多言語教育の実態と展望」から1つの章を扱い、議論を行う。

6[対面/face to face]：『多言語主義社会に向けて』を読む④

第1部「日本における多言語教育の実態と展望」から1つの章を扱い、議論を行う。

7[対面/face to face]：『多言語主義社会に向けて』を読む⑤

第2部「日本における／海外在住日本人の多言語管理の実態と展望」から1つの章を扱い、議論を行う。

8[対面/face to face]：『多言語主義社会に向けて』を読む⑥

第2部「日本における／海外在住日本人の多言語管理の実態と展望」から1つの章を扱い、議論を行う。

9[対面/face to face]：『多言語主義社会に向けて』を読む⑦

第2部「日本における／海外在住日本人の多言語管理の実態と展望」から1つの章を扱い、議論を行う。

10[対面/face to face]：『多言語主義社会に向けて』を読む⑧

第2部「日本における／海外在住日本人の多言語管理の実態と展望」から1つの章を扱い、議論を行う。

11[対面/face to face]：『多言語主義社会に向けて』を読む⑨

第3部「ヨーロッパにおける多言語教育・使用の事例」から1つの章を扱い、議論を行う。

12[対面/face to face]：言語景観①

言語景観のフィールドワーク

13[対面/face to face]：言語景観②

言語景観に関する発表と議論

14[対面/face to face]：まとめ

春学期の総括と総合的な議論