社会学部Faculty of Social Sciences
HUI200ED(人間情報学 / Human informatics 200)空間メディア論ⅡSpatial Media II
森 幹彦
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 社会学部Faculty of Social Sciences |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2023 |
授業コードClass code | LD214 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | 【2018~2021年度入学者向け科目名称】都市空間とデザインⅡ/【2017年度以前入学者向け科目名称】景観文化論 |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 月2/Mon.2 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 多摩 |
教室名称Classroom name | 社201 |
配当年次Grade | 2~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Courses | |
他学部公開(履修条件等)Open Courses (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Courses | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | 【成績優秀者の他学部科目履修制度で履修する学生への案内】履修年次は2~4年 |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
入学年度Admission year | |
カテゴリーCategory | |
カテゴリー(2022年度以降入学者)Category (2022~) | 講義・実習科目 |
カテゴリー(2018~2021年度入学者)Category (2018~2021) | 講義・実習科目 |
カテゴリー(2017年度以前入学者)Category (~2017) | 講義・実習科目 |
コース・プログラム名Course/Program name |
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Outline (in English)
This course focuses on space as a medium and aims to acquire techniques for analyzing events in a various types of space. Students learn practical methods of acquiring, organizing, and analyzing realistic data.
The goal of this course is as follows:
(1) To understand data processing methods for spatial media,
(2) To understand how to analyze data on spatial media,
(3) To be able to plan data analysis,
(4) To be able to actually analyze data and explain it in relation to events.
This course progresses on the premise that students have reviewed the previous contents until they understand the contents before the next class. The standard preparation and review time is 2 hours each. Depending on the progress of the students, it may be necessary to proceed with analysis and other work outside of class time.
The following three assignments will be made: report assignment (50%), midterm assignment (20%), and final assignment (30%). The degree of goal achievement will be evaluated holistically.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
本科目は、メディアとしての空間に注目し、多様な空間での出来事を分析する技法の修得を目的とする。その際に、理想状態にない現実的なデータを取得して整理して分析する方法を実践的に身につける。
到達目標Goal
(1) 空間メディアに対するデータ処理の方法を理解する。
(2) 空間メディアに対するデータ分析の方法を理解する。
(3) データ分析の計画ができる。
(4) 実際にデータ分析をして、出来事と結びつけて説明できる。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
社会学部のディプロマポリシーのうち,DP1・DP11に関連。 DPについてはこちら https://www.hosei.ac.jp/shakai/info/article-20200325181407/
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
第7回までにデータの扱うスキルを身につける。既存のデータを利用して分析や可視化を試す。第8回以降は、グループワークを通じて実際のデータ取得からデータ分析と考察までを行う。
不明点などは、授業中に積極的に質問することが必要である。意見・疑問をまとめることを主眼とする小レポートと、理解度を確認するための中間レポートを必要に応じて課す。小レポートで受け取った意見・疑問に対しては全体に向けてフィードバックする。理解度に応じて補足説明を加える。最終レポートにより到達目標の達成状況を確認する。なお、授業計画は授業の展開によって変更する可能性がある。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]:ガイダンス
この授業の進め方、空間とメディアの概要
第2回[対面/face to face]:物理情報のセンシング
物理空間を対象にデータ取得する方法
第3回[対面/face to face]:データの処理法
生データを整形データにする方法
第4回[対面/face to face]:データの分析法
データ分析のための処理法
第5回[対面/face to face]:地理空間情報(1)
時空間地理データ処理法
第6回[対面/face to face]:地理空間情報(2)
時空間地理データの可視化法
第7回[対面/face to face]:中間まとめ
ここまでの技法の理解を確認する
第8回[対面/face to face]:データ分析計画
実施時の制約と注意点
第9回[対面/face to face]:データ取得の実施(1)
センシング法と取得可能なデータの関係
第10回[対面/face to face]:データ取得の実施(2)
取得データの適切さの確認法
第11回[対面/face to face]:データ分析(1)
データ分析の実践
第12回[対面/face to face]:データ分析(2)
データ分析の実践
第13回[対面/face to face]:分析結果の考察
分析結果からの意味付け方法
第14回[対面/face to face]:授業の振り返りとまとめ
授業全体を振り返り、まとめの議論をする
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
前回までの内容が理解できた前提で授業を進めていく。理解できるまで復習して授業に臨まなければならない。準備学習・復習時間は各2時間を標準として授業を進める。さらに、授業時間内での進捗状況によっては、授業時間外に分析等を進めければならない可能性がある。
テキスト(教科書)Textbooks
適宜資料の配布と提示を行う。
参考書References
授業内で参考資料をその都度提示する。
成績評価の方法と基準Grading criteria
レポート課題 (50%)、中間課題 (20%)、最終課題 (30%)として、到達目標への達成度を総合的に評価する。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
学生の進捗に合わせて授業進度や難易度の調整をする。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
普通教室の場合、各自の所有するPCがあると効率よく授業内活動が可能になる。PCがない場合には、貸し出し用PCを利用できる。
情報実習室の場合は、そのPC端末が利用できる。
その他の重要事項Others
授業内容の性質から、数学的・物理学的な理論の説明があり、数式が現れざるを得ない。多様な背景を持つ学生にも受講可能なように可能な限り分かりやすい議論をするが、高校での「数学」や「物理」の知識があるとよいだろう。大学での教養的な数学や物理学を履修しているとなお深く理解できるだろう。また、データ処理のためにコンピュータ操作とプログラミングが必要になる。「プログラミング入門」の復習をしておくとともに、自習するとよいだろう。
質問は原則授業中に受け付ける。その他のコミュニケーション手段でも受け付ける。詳細は、初回授業で説明する。