社会学部Faculty of Social Sciences
HUI200ED(人間情報学 / Human informatics 200)空間メディア論ⅠSpatial Media I
森 幹彦
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 社会学部Faculty of Social Sciences |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2023 |
授業コードClass code | LD213 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | 【2018~2021年度入学者向け科目名称】都市空間とデザインⅠ/【2017年度以前入学者向け科目名称】都市景観論 |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 月2/Mon.2 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 多摩 |
教室名称Classroom name | 社201 |
配当年次Grade | 2~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Courses | |
他学部公開(履修条件等)Open Courses (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Courses | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | 【成績優秀者の他学部科目履修制度で履修する学生への案内】履修年次は2~4年 |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
入学年度Admission year | |
カテゴリーCategory | |
カテゴリー(2022年度以降入学者)Category (2022~) | 講義・実習科目 |
カテゴリー(2018~2021年度入学者)Category (2018~2021) | 講義・実習科目 |
カテゴリー(2017年度以前入学者)Category (~2017) | 講義・実習科目 |
コース・プログラム名Course/Program name |
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Outline (in English)
This course focuses on space as a medium and attempts to grasp the phenomena that occur in diverse spaces and the activities that are performed in these spaces. This course aims to understand the theoretical background in understanding these phenomena. For that purpose, students overview the methods of acquiring, modeling, and simulating the state of space from the viewpoint of information, and understand the analytical methods.
The goal of this course is as follows:
(1) To understand that there are various spaces as media,
(2) To understand the characteristics of each space,
(3) To understand the informatization methods of space,
(4) To understand how to model and simulate spaces,
(5) To understand how to analyze the obtained information.
This course progresses on the premise that students have reviewed the previous contents until they understand the contents before the next class. The standard preparation and review time is 2 hours each.
The following three assignments will be made: report assignment (50%), midterm assignment (20%), and final assignment (30%). The degree of goal achievement will be evaluated holistically.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
本科目は、メディアとしての空間に注目し、多様な空間で起こる現象やその空間で行われる活動の様相を掴もうとする。これらを理解する上での理論的背景を理解することを目的とする。そのために、空間の様子を情報の観点から取得してモデル化し、シミュレーションする手法を概観して分析方法を理解する。
到達目標Goal
(1) 様々な空間がメディアとしてあることを理解する。
(2) それぞれの空間の特性を理解する。
(3) 空間の情報化法を理解する。
(4) 空間の様子をモデル化する方法、シミュレーションする方法を理解する。
(5) 得られた情報の分析法を理解する。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
社会学部のディプロマポリシーのうち,DP1・DP11に関連。 DPについてはこちら https://www.hosei.ac.jp/shakai/info/article-20200325181407/
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
講義形式で進める。内容に応じて学生と議論しながら理解を深める。不明点などは、授業中に積極的に質問することが必要である。意見・疑問をまとめることを主眼とする小レポートと、理解度を確認するための中間レポートを必要に応じて課す。小レポートで受け取った意見・疑問に対しては全体に向けてフィードバックする。理解度に応じて補足説明を加える。なお、授業計画は授業の展開によって変更する可能性がある。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]:ガイダンス
この授業の進め方、空間とメディアの概要
第2回[対面/face to face]:メディアとしての空間
様々な「空間」のメディア的性質の議論
第3回[対面/face to face]:物理空間
物理空間の性質と分析方法
第4回[対面/face to face]:情報空間
情報空間の性質と分析方法
第5回[対面/face to face]:思考空間と交流空間
人間の内部や人間関係を表す空間の性質と分析方法
第6回[対面/face to face]:学習空間
知識や技能を伝達する空間の特性と分析方法
第7回[対面/face to face]:中間討議
ここまでを総合し、「空間」のメディア的性質をまとめる
第8回[対面/face to face]:情報可視化
「空間」を見えるようにする方法
第9回[対面/face to face]:空間情報のモデル化とシミュレーション
空間情報を適切にとらえて様子を確認する方法
第10回[対面/face to face]:空間情報のモデル化(1)
物理的特性の強いモデルとその利用
第11回[対面/face to face]:空間情報のモデル化(2)
情報的特性の強いモデルとその利用
第12回[対面/face to face]:シミュレーション(1)
物理的特性の強いシミュレーションとその利用
第13回[対面/face to face]:シミュレーション(2)
情報的特性の強いシミュレーションとその利用
第14回[対面/face to face]:振り返りとまとめ
授業全体を振り返り、まとめの議論をする
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
前回までの内容が理解できた前提で授業を進めていく。理解できるまで復習して授業に臨まなければならない。準備学習・復習時間は各2時間を標準として授業を進める。
テキスト(教科書)Textbooks
適宜資料の配布と提示を行う。
参考書References
授業内で参考資料をその都度提示する。
成績評価の方法と基準Grading criteria
レポート課題 (50%)、中間課題 (20%)、最終課題 (30%)として、到達目標への達成度を総合的に評価する。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
学生の進捗に合わせて授業進度や難易度の調整をする。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
資料は電子的に配布することから、必携ではないが個人用のPCか画面の大きめなタブレット端末があるとよいだろう。
その他の重要事項Others
授業内容の性質から、数学的・物理学的な理論の説明があり、数式が現れざるを得ない。多様な背景を持つ学生にも受講可能なように可能な限り分かりやすい議論をするが、高校での「数学」や「物理」の知識があるとよいだろう。大学での教養的な数学や物理学を履修しているとなお深く理解できるだろう。
質問は原則授業中に受け付ける。その他のコミュニケーション手段でも受け付ける。詳細は、初回授業で説明する。