社会学部Faculty of Social Sciences
HUI300ED(人間情報学 / Human informatics 300)物語シミュレーションNarrative Simulation
金井 明人
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 社会学部Faculty of Social Sciences |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2023 |
授業コードClass code | LD108 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 月4/Mon.4 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 多摩 |
教室名称Classroom name | 社101 |
配当年次Grade | 【2018年度以降入学者】3~4/【2017年度以前入学者】2~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | 受講許可が必要。学科優先科目。詳細は「クラス指定科目・抽選科目・受講許可科目について」参照。 |
他学部公開科目Open Courses | |
他学部公開(履修条件等)Open Courses (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Courses | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
入学年度Admission year | |
カテゴリーCategory | |
カテゴリー(2022年度以降入学者)Category (2022~) | 講義・実習科目 |
カテゴリー(2018~2021年度入学者)Category (2018~2021) | 講義・実習科目 |
カテゴリー(2017年度以前入学者)Category (~2017) | 講義・実習科目 |
コース・プログラム名Course/Program name |
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Outline (in English)
This course deals with the narrative simulation and cognitive processes.The goals of this course are to establish the technique of the narrative simulation.Students will be expected to have completed the required assignments after each class meeting. Your study time will be more than four hours for a class.Your overall grade in the class will be decided based on the following
Term-end issues: 50%,in class contribution: 50%
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
コンピュータと(広義の)物語は密接な関係があり、コンピュータゲームやグラフィックス、Web、さらには昨今のほとんどの映像など、デジタル技術が関わるコンテンツは、プログラミング的な発想に基づく物語として捉えなおすことができる。さらに、検索や翻訳、言語処理、ロボットなどで実用化されている様々な人工知能自体が、物語論や言語学などの強い影響下にある。
本授業では、コンピュータ上で、シミュレーション的にベースとなる物語を操作することで、様々な物語生成を行なう。特に、ストーリー的側面を強調する物語と、切断技法によってストーリー以外の側面も強調する物語に関し、それぞれの原理と意義、その認知を、プログラミングに基づく物語シミュレーションを通して考察していく。
到達目標Goal
コンピュータ・デジタル情報と物語の関係に関し、切断的観点も含め、深い探究を行うとともに、コンピュータ上のプログラムを用いて複数の物語をシミュレーション的に生成できるようになることを目的とする。さらに、デジタル技術の可能性だけでなく、制約と限界についても考察できるようになる。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
社会学部のディプロマポリシーのうち,DP1・DP3・DP4・DP13に関連。DPについてはこちら https://www.hosei.ac.jp/shakai/info/article-20200325181407/
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
授業期間中に随時、課題を出す。プログラム的な課題だけでなく、物語的な課題もある。これらを通し、皆で議論しながら、物語とプログラムについての考察を深めていく。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]:イントロダクション
授業全体の説明
第2回[対面/face to face]:コンピュータ上の物語とその表現
コンピュータと物語のつながり
第3回[対面/face to face]:物語と、その例
物語についての説明
第4回[対面/face to face]:物語の構造
切断的観点も含め、物語の構造についての説明
第5回[対面/face to face]:シミュレーションについて
シミュレーションの原理と物語やその修辞(表現)との関係
第6回[対面/face to face]:物語論と人工知能
人工知能と物語やその修辞(表現)との関係
第7回[対面/face to face]:物語と複数性
物語に複数性をもたらす技法について
第8回[対面/face to face]:イメージと物語、シミュレーション
物語に関する、画像・映像を用いたシミュレーションの例を示す
第9回[対面/face to face]:まとめと中間課題
ここまでのまとめと中間課題
第10回[対面/face to face]:中間課題発表
中間課題の発表
第11回[対面/face to face]:最終課題案作成
最終課題の方針を決定する
第12回[対面/face to face]:最終課題に向けた議論
最終課題の方針について議論する
第13回[対面/face to face]:最終課題に関するプログラミング
決定した物語に関するプログラミング
第14回[対面/face to face]:最終課題提出・発表
最終課題の提出と発表
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
プログラミングを実際に行わない場合でも、随時、物語とシミュレーション、デジタル技術に関する考察を行い、授業へ活かしてほしい。本授業の準備学習・復習時間は各2時間を標準とする。
テキスト(教科書)Textbooks
授業中に指示する。
参考書References
小方孝・金井明人 (2010) 『物語論の情報学序説』学文社
成績評価の方法と基準Grading criteria
授業中の課題・議論(50%)と、最終的な課題(50%)を総合して判断する。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
グループでの議論なども重視していきたいが、具体的な方法は、皆さんと話し合って決めていきたい。どのような物語を具体的に扱うかは、早い段階で設定する予定。
その他の重要事項Others
本授業は受講許可科目につき、春学期の履修登録時に然るべき事務手続きをとること。