社会学部Faculty of Social Sciences
HUI200ED(人間情報学 / Human informatics 200)認知映像論Cognitive Studies of Films
金井 明人
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 社会学部Faculty of Social Sciences |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2023 |
授業コードClass code | LD107 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 木2/Thu.2 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 多摩 |
教室名称Classroom name | 社202 |
配当年次Grade | 2~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Courses | |
他学部公開(履修条件等)Open Courses (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Courses | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | 【成績優秀者の他学部科目履修制度で履修する学生への案内】履修年次は2~4年 |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
入学年度Admission year | |
カテゴリーCategory | |
カテゴリー(2022年度以降入学者)Category (2022~) | 講義・実習科目 |
カテゴリー(2018~2021年度入学者)Category (2018~2021) | 講義・実習科目 |
カテゴリー(2017年度以前入学者)Category (~2017) | 講義・実習科目 |
コース・プログラム名Course/Program name |
すべて開くShow all
すべて閉じるHide All
Outline (in English)
This course deals with the techniques of film and images, rhetoric, narrative, and cognitionis course deals with the information theory, system theory, narratology, artificial intelligence, and cognitive science.The goals of this course are to establish the skill to analyze cognitive process regarding the film and narrative.Students will be expected to have completed the required assignments after each class meeting. Your study time will be more than four hours for a class.Your overall grade in the class will be decided based on the following
First midterm paper: 33%,Second midterm paper: 33%, term paper: 34%
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
多くの映像作品においては、物語が重要な役割を担っている。本授業では映像を物語とその認知の観点から分析する。物語による認知的効果は、必ずしもストーリーのみにはよらず、編集や撮影,音などの様々な技法が重要になるため、これらの側面も重視する。また、映像の歴史と認知の関係・影響も議論していく。映画をメインに扱う予定であるが、他の種類の映像もとりあげる。また、映像がもたらす違和感や認知的切断に特に注目するので、この種の効果とその技法に強い関心を持つことが重要になる。「わかりにくい」映像、「見づらい」映像を多く扱うが、「わかりにくさ」「見づらさ」は認知的な要因が大きく影響しているので、それがなぜ生じるのかを考えてみてほしい。
到達目標Goal
映像作品(主に実験的作品)に数多く実際に接し、それらの作品を基に、映像と物語に関する認知プロセスの分析・解析ができるようになることを目標とする。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
社会学部のディプロマポリシーのうち,DP1・DP11に関連。 DPについてはこちら https://www.hosei.ac.jp/shakai/info/article-20200325181407/
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
授業では多くの映像に実際に接し、認知的に生じる物語とその効果について、皆さんが提出するレポートやリアクションペーパーを基に議論していく。なお、通常時は授業開始30分後以降の教室への入室は禁じる。課題時は、さらに短期間で入室を禁じる。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]:ガイダンス
本授業の内容について
第2回[対面/face to face]:映像と認知科学
映像と認知科学の関係について
第3回[対面/face to face]:映像とストーリー
ストーリーを認知するプロセスについて
第4回[対面/face to face]:映像とノンストーリー
映像認知におけるストーリー以外の側面について
第5回[対面/face to face]:第1回レポート課題
第1回レポートの対象映像の上映
第6回[対面/face to face]:映画の歴史・認知
第1回レポート課題映像の解説
第7回[対面/face to face]:映像認知プロセスの調査・分析
第1回レポート課題をふまえ、映像認知プロセスを解析
第8回[対面/face to face]:映像と物語による効果の発生要因
認知的効果の発生要因について
第9回[対面/face to face]:第2回レポート課題映像
第2回レポートの対象映像の上映
第10回[対面/face to face]:映画の歴史・認知再考
第2回レポート課題映像の解説
第11回[対面/face to face]:映像と物語による効果の発生要因再考
第2回レポート課題をふまえ、認知的効果の発生要因を再考
第12回[対面/face to face]:ここまでで扱えなかった映像について
様々な映像の技法と、認知の関係について
第13回[対面/face to face]:映像環境について
映像とその環境による認知的効果の差異について
第14回[対面/face to face]:まとめと授業内論文
授業内容をまとめる論文の授業内での執筆
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
本授業の準備学習・復習時間は各2時間を標準とするので、テキストなどの自習によって、各自、授業の補足を行なうこと。
テキスト(教科書)Textbooks
開講時に指示する。
参考書References
小方孝・川村洋次・金井明人(2018)『情報物語論: 人工知能・認知・社会過程と物語生成』白桃書房
成績評価の方法と基準Grading criteria
2回のレポートの提出(66%)に加え、最終回の授業内で論文課題(34%)がある。全ての提出が成績評価の前提となる。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
映像上映中は、一切の電子機器の使用を禁じる。時間を見るのにも使わないこと。私語も厳禁。映像環境の構築にご協力お願い致します。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
プリントは授業支援システムで配布する。
その他の重要事項Others
レポート課題映像の上映時は、対面の場合は早い時間に教室を閉め切るので遅刻しないこと。