社会学部Faculty of Social Sciences
SOC200EC, SOC200ED(社会学 / Sociology 200 , 社会学 / Sociology 200)メディア文化論Sociology of Media and Culture
近藤 和都
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 社会学部Faculty of Social Sciences |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2023 |
授業コードClass code | LD100 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | 【2017年度以前入学者向け科目名称】メディア文化論Ⅱ |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 月4/Mon.4 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 多摩 |
教室名称Classroom name | B301 |
配当年次Grade | 2~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Courses | |
他学部公開(履修条件等)Open Courses (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Courses | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | 【成績優秀者の他学部科目履修制度で履修する学生への案内】履修年次は2~4年 |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
入学年度Admission year | |
カテゴリーCategory | |
カテゴリー(2022年度以降入学者)Category (2022~) | 講義・実習科目 |
カテゴリー(2018~2021年度入学者)Category (2018~2021) | 講義・実習科目 |
カテゴリー(2017年度以前入学者)Category (~2017) | 講義・実習科目 |
コース・プログラム名Course/Program name |
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Outline (in English)
The history of screen culture underwent a major transformation in the 1980s with the emergence and spread of video and rental video stores. In this lecture, we will examine video and rental video stores from the perspectives of media history, fan studies, cultural geography, and STS, and trace the various genealogies that have led to the current screen culture.
Your overall grade in the class will be decided based on the following Term-end report: 60%、In class comments: 40%
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
映像文化の歴史は、ビデオとレンタルビデオ店が登場・普及する1980年代に大きく変容します。本講義ではメディア史やファン研究、文化地理学、科学技術社会論などの観点からビデオとレンタルビデオ店を考察し、現在の映像文化にいたるさまざまな系譜を辿ります。
到達目標Goal
・メディア文化を分析するためのさまざまな方法を学び、自らの関心に基づく対象を分析できるようになる。
・映像文化の歴史的変化を学び、現在の映像文化を相対化できるようになる。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
社会学部のディプロマポリシーのうち,DP1・DP3・DP8・DP10・DP11に関連。 DPについてはこちら https://www.hosei.ac.jp/shakai/info/article-20200325181407/
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
・講師による講義形式で進めます。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1[対面/face to face]:イントロダクション
講義の概要説明
2[対面/face to face]:ビデオのメディア技術史
テクノロジーとしてのビデオの歴史を、テレビ制作との関係から辿る
3[対面/face to face]:ビデオの社会的構築
ビデオが家電として位置づけられるプロセスを、教育現場での利用との関係から考える
4[対面/face to face]:初期レンタルビデオ店の生成
初期レンタルビデオ店のあり方を、ジェンダーの観点から考える
5[対面/face to face]:レンタル生活様式の形成
レンタルビデオ店の利用について、生活リズムの観点から考える
6[対面/face to face]:レンタルビデオ店の大規模化
レンタルビデオ店の大規模化について、郊外化や情報技術の観点から考える
7[対面/face to face]:「メディアミックス・ハブ」としてのレンタルビデオ店
レンタルビデオ店の複合施設化について、出版文化史的文脈から考える
8[対面/face to face]:ソフト供給体制の成立
大量の新作ソフトを供給する体制の成立過程とその背景について、ケーブルテレビ、衛星放送、ミニシアターなどのメディアインフラとの関係から考える
9[対面/face to face]:レンタルビデオ店の地理学
レンタルビデオ店の立地と分布、その背景について、東京と沖縄を事例に考える
10[対面/face to face]:TSUTAYAの誕生と展開
レンタルビデオ店のFC化と標準化について、TSUTAYAを事例に考える
11[対面/face to face]:ビデオ雑誌とデータベース
大規模化したレンタルビデオ店の利用について、ビデオ雑誌の媒介作用の観点から考える
12[対面/face to face]:ビデオとファン文化
ビデオがもたらしたファン文化の変容について、アニメファンを事例に考える
13[対面/face to face]:レンタルビデオ店からNetflixへ
レンタルビデオ店と定額制動画配信サービスの関係について、連続性と断絶の両視点から考える
14[対面/face to face]:まとめ
全体の議論を振り返る
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
・講義内で紹介した文献やコンテンツに触れることが求められる。
・本授業の準備学習・復習時間は各2時間を標準とする。
テキスト(教科書)Textbooks
なし
参考書References
講義内で随時紹介します。
成績評価の方法と基準Grading criteria
・コメントシート 40%
・期末レポート 60%
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
なし