社会学部Faculty of Social Sciences
SOC300ED(社会学 / Sociology 300)特講(コミュニケーション・デザイン論)Special Topics(Communication Design)
石寺 修三、青木 貞茂
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 社会学部Faculty of Social Sciences |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2023 |
授業コードClass code | LD023 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 木4/Thu.4 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 多摩 |
教室名称Classroom name | 社102 |
配当年次Grade | 2~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Courses | |
他学部公開(履修条件等)Open Courses (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Courses | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | 【成績優秀者の他学部科目履修制度で履修する学生への案内】履修年次は2~4年 |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
入学年度Admission year | |
カテゴリーCategory | |
カテゴリー(2022年度以降入学者)Category (2022~) | 講義・実習科目 |
カテゴリー(2018~2021年度入学者)Category (2018~2021) | 講義・実習科目 |
カテゴリー(2017年度以前入学者)Category (~2017) | 講義・実習科目 |
コース・プログラム名Course/Program name |
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Outline (in English)
Under collaboration with Hakuhodo Inc., a major advertising company, this special lecture will be directed by forefront business people from the advertisement industry. However, the lecture is not just focused on studying advertisement expressions through case studies. Our aim is to provide “a platform of stimulation and discovery” where the students will explore the essence that lies in the act of communication by following the thinking process in advertisement production.
What I want you to learn from the lecture is the following:
1.Realize how difficult and fun it is to "think" and "create," which are important in the act of communication.
2.Experience the perspectives and skills of communication professionals to enable you to build autonomous and emergent relationships.
3.Acquire basic knowledge and skills by effectively communicating your ideas. In addition to creating posters to be used in the final presentation, simple preliminary assignments will be given in some lectures. The standard preparation and review time for this class is two hours. This lecture is structured so that students can gain a great deal of insight by practicing what they learn in class in their daily lives. I hope that students will apply what they have learnt here in their everyday seminar activities and in their papers and reports. Students will be evaluated on ordinary points (80%) which are based on their attendance and the paper assignment.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
本講義は広告会社である(株)博報堂との協力関係のもと、広告の現場で活躍する一線級の講師陣による授業で構成します。ただし、単なる事例紹介中心の広告表現論ではなく、広告制作における思考プロセスを辿りながら、コミュニケーションという行為の本質を掘り下げる「刺激と発見の場」を目指します。
到達目標Goal
講義を通じて皆さんに学んでほしいことは、以下の通りです。
①コミュニケーションという行為において重要な“考えること”と“創りあげること”の難しさと楽しさに気づく。
②コミュニケーションのプロが持つ視点やスキルを体験することにより、個々人が自律的に創発しあう関係構築に関与するようになる。
③自分の考えを効果的に伝えることに関する基本的な知識とスキルを獲得する。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
【講義の構成】
本講座はあらかじめ設定した授業全体を貫くテーマのもと、以下の5つのステップに分け、いずれも簡単な演習を挟みながら進めます。
Ⅰ.基調講義 Ⅱ.発見するチカラ Ⅲ.考え抜くチカラ Ⅳ.創りあげるチカラ Ⅴ.伝えるチカラ
【講義の形態】
対面を基本とし、毎回出席をとります、なお、コロナウイルス禍の状況により、講義をzoomによるオンライン形式で行うことがありえます。その場合、チャット/アンケート/ブレイクアウトルームなどを活用し、リアル講義時のエッセンスを維持することを目指します。
【課題に対するフィードバック】
毎回入力してもらう「学びと気づき」を随時、講義内で引用するほか、個人/グループでの発表に対しても、その場で随時フィードバックを行います。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
あり / Yes
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1回[対面/face to face]:基調講義
講座の概要を共有すると共に、ブランドに関する基本的な知識を学びます。
2回[対面/face to face]:発見するチカラ(1)
ものごとを様々な角度から見つめるための考え方や手法を学びます。(生活者発想の視点から)
3回[対面/face to face]:発見するチカラ(2)
ものごとを様々な角度から見つめるための考え方や手法を学びます。(観察調査の視点から)
4回[対面/face to face]:発見するチカラ(3)
ものごとを様々な角度から見つめるための考え方や手法を学びます。(統計データの視点から)
5回[対面/face to face]:考え抜くチカラ(1)
発見したことを論理的に組み立て、考えを深めるための手法を学びます。
(論理的とは何か)
6回[対面/face to face]:考え抜くチカラ(2)
発見したことを論理的に組み立て、考えを深めるための手法を学びます。
(論理を組み立てる構造)
7回[対面/face to face]:考え抜くチカラ(3)
発見したことを論理的に組み立て、考えを深めるための手法を学びます。
(ロジックチャートの作り方)
8回[対面/face to face]:創りあげるチカラ(1)
他者と創発しあい新しいアイディアを生むための手法を学びます。(ワークショップのやり方)
9回[対面/face to face]:創りあげるチカラ(2)
他者と創発しあい新しいアイディアを生むための手法を学びます。(ワークショップによるアイデア創造)
10回[対面/face to face]:創りあげるチカラ(3)
他者と創発しあい新しいアイディアを生むための手法を学びます。(ワークショップによる課題テーマ解決)
11回[対面/face to face]:伝えるチカラ(1)
伝えるチカラアイディアをコトバやカタチにするための視点や手法を学びます。(コンセプトを創造する)
12回[対面/face to face]:伝えるチカラ(2)
伝えるチカラアイディアをコトバやカタチにするための視点や手法を学びます。(キャッチコピーの書き方)
13回[対面/face to face]:伝えるチカラ(3)
伝えるチカラアイディアをコトバやカタチにするための視点や手法を学びます。(広告表現の作り方)
14回[対面/face to face]:試験(論文課題)
講座を通して学んだことなどについての論考と最終的な成果物(ポスター)の提出。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
最終回のプレゼンテーションに使用するポスター制作以外に、いくつかの講義で簡単な事前課題を付与します。本授業の準備学習・復習時間は各2時間を標準とします。
本講義は授業で学んだことを日常生活で実践することで大きな気づきが得られる構成となっています。学生諸君がここでの学びを、普段のゼミ活動や論文・レポート作成などで積極的に実践することを期待します。
テキスト(教科書)Textbooks
テキストは使用しませんが、講義に関連する参考書を推奨します。(参考書欄を参照のこと)
参考書References
博報堂生活総合研究所『生活者発想塾』(日本経済新聞社,2010)
博報堂生活総合研究所『生活者の平成30年史』(日本経済新聞社,2019)
博報堂生活総合研究所『デジノグラフィ インサイト発見のためのビッグデータ分析』(宣伝会議,2021)
成績評価の方法と基準Grading criteria
【成績評価について】
出席状況に基づく平常点(80%)と論文課題(20%)で評価を行います。
【出席確認について】
出席確認は、①対面(あるいはzoom上)での出席確認 と ②講義の翌日24時までに学習支援システム内の「課題」欄に入力する“学びと気づき” の2つが揃った者を「出席」と認めます。なお、対面(あるいはzoom)の講義開始後30分以降の入室と、講義終了30分以前の退室は「出席」とみなさないので注意してください。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
毎回の講義の翌日24時までに授業に関する“学びと気づき”を、学習支援システムの「課題」欄に入力することをルールとします。なお、記入された内容は、次回以降の授業に随時反映させていきます。
加えて、学習支援システム内の「授業内掲示板」も活用して、インタラクティブなやりとりを進めたいと思います。学生諸君の積極的な書き込みを期待します。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
①当日配布するレジュメに書き込みながら受講する講義が中心となります。コロナウイルス禍の状況によりオンライン講義になった場合は、レジュメのファイルと受講用URLを講義前日までに学習支援システムの「お知らせ」上で周知・配布します。受講者はあらかじめ紙で出力したレジュメと筆記用具を用意して受講してください。
②オンライン講義になった場合は、パワーポイントを画面共有して進めます。その場合の受講はスマートフォンよりも、文字を視認しやすいPC上での受講を推奨します。
その他の重要事項Others
【受講者への要望】
本講義は基本的に各回ないし各ステップで完結しますが、同時に1つのテーマのもとで連続性を持った構成となっています。
その効果は全カリキュラムを受講することで最大化するので、“全ての回”に出席する意欲を持った真剣な学生の受講を希望します。