社会学部Faculty of Social Sciences
LAW300ED(法学 / law 300)メディア法Media Law
白田 秀彰
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 社会学部Faculty of Social Sciences |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2023 |
授業コードClass code | LD014 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | 【2017年度以前入学者向け科目名称】情報・メディア関係法Ⅱ |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 月1/Mon.1 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 多摩 |
教室名称Classroom name | 社302 |
配当年次Grade | 2~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Courses | |
他学部公開(履修条件等)Open Courses (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Courses | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | 【成績優秀者の他学部科目履修制度で履修する学生への案内】履修年次は2~4年 |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
入学年度Admission year | |
カテゴリーCategory | |
カテゴリー(2022年度以降入学者)Category (2022~) | 講義・実習科目 |
カテゴリー(2018~2021年度入学者)Category (2018~2021) | 講義・実習科目 |
カテゴリー(2017年度以前入学者)Category (~2017) | 講義・実習科目 |
コース・プログラム名Course/Program name |
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Outline (in English)
Information technologies has played an important role in our lives. They will continue to evolve. In such circumstance, an area of law that deals with information, which has long been ignored, has been formed in some degree. Such area so-called "information law" relates with multiple areas of law, therefore it has a wide spectrum. It is true that advocates points of view differ from each others. For these reasons, this subject focuses on explaining relationship between information and law from basic perspective.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
情報が社会の様々な場面において重要になっている。この情報化は、今後もさらに進んでいくものと予測される。こうしたなか、これまで法律学のテーマとしては直接的に取り扱われなかった「情報」に関する一定の法領域が形成されてきた。こうした「情報法」として括られる領域には、複数の法領域が少しずつ関係しており、範囲が広いものとなっている。また、論者によって対象としている領域に差があるのも事実である。このため本講義では、基本的な視点から「情報」と「法」のかかわりについて解説する。
到達目標Goal
「法」が「情報」をどのように取り扱ってきたのかという歴史を理解すること。加えて情報社会の現状を把握し、現在から将来へ向かって「法」がどのように変化するか見通せることを目的とする。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
社会学部のディプロマポリシーのうち,DP1・DP11に関連。 DPについてはこちら https://www.hosei.ac.jp/shakai/info/article-20200325181407/
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
この科目は春学期「メディア社会学基礎C」を履修したのちに履修することが望ましい。
新型コロナ状況下であるため、対面が可能な場合は対面で行うが、対面講義とほぼ同内容の動画による講義となる可能性がある。講義に関する連絡その他は、指定されたGoogle Classroomにて行う。課題に対する講評は、Google Classroom のストリームにて適宜行う。また必要に応じて個別にメール等の方法で指導を行う。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1[対面/face to face]:名誉・信用棄損 1
メディアにおいて頻繁に問題となる名誉・信用棄損の概念について解説する。
2[対面/face to face]:名誉・信用棄損 2
名誉・信用棄損の実例について日本とアメリカの事例を挙げながら検討する。
3[対面/face to face]:放送規制 / 通信規制 1
放送事業や通信事業はどのような性質を理由として、法的規制のもとにあるのか。
4[対面/face to face]:放送規制 / 通信規制 2
放送事業や通信事業はどのような歴史的経緯をたどりながら現在の形態になったのか。
5[対面/face to face]:放送規制 / 通信規制 3
情報社会においてどのように基礎条件が変化し、規制内容が変化するのだろうか。
6[対面/face to face]:プライバシー 1
プライバシーとは、その始まりにおいてどのような概念なのか。
7[対面/face to face]:プライバシー 2
プライバシーとは、現在においてどのような概念なのか。
8[対面/face to face]:プライバシー 3
情報社会におけるプライバシー概念はどのように変化するか。
9[対面/face to face]:個人情報保護 1
個人情報保護とは、その始まりにおいてどのような概念なのか。
10[対面/face to face]:個人情報保護 2
個人情報保護とは、また現在においてどのような概念なのか。
11[対面/face to face]:個人情報保護 3
情報社会における個人情報保護にはどのような課題があるのだろうか。
12[対面/face to face]:猥褻と社会と法 1
生命に必要な生殖がなぜ猥褻概念と結合したのか。なぜ抑制されるのか。
13[対面/face to face]:猥褻と社会と法 2
猥褻概念の歴史的発展について、イギリス・アメリカと日本での展開を開設する。
14[対面/face to face]:猥褻と社会と法 3
情報社会において私たちは何を抑圧すべき表現として認識するのか。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
授業中に指示された動画・参考文献・関連文献を参照すること。本授業の準備学習・復習時間は各2時間を標準とする。
テキスト(教科書)Textbooks
『情報法テキスト』 講義中の配布物や出席票をまとめたもの。入手方法はGoogle Classroom にて案内する。
参考書References
Google Classroom のストリームにて適宜指示する。
成績評価の方法と基準Grading criteria
評価は、対面授業の場合は、期末試験によって行う。一方、疫病や事故等によりオンライン授業になった場合には、各セクションごとに適宜課す小論文の合算点によって行う。すなわち、各小論文を10段階評価し、期末にその素点を合算する。
いずれの場合も、最高得点をとった学生の素点を100点と換算し、以下全員の素点を換算する。このとき60点未満の学生は単位を落とすことになる。
また、小論文等において剽窃(コピペ)を確認した場合は、不正行為として教授会に報告し処分されることになるので注意するよう。その期の単位をすべて失い留年が確定することになる。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
内容を整理し、より遅い進行で易しく解説するよう努力したい。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
この講義に関する連絡は、すべてGoogle Classroom にて行う。
受講生は下記のURLから登録しておくことが必要である。
https://classroom.google.com/c/NTA5MTU1MTUwNzM0?cjc=sjsrogs