社会学部Faculty of Social Sciences
SOC300EC, SOC300ED（社会学 / Sociology 300 , 社会学 / Sociology 300）社会問題とメディアMedia and Social Problems
大森 翔子
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 社会学部Faculty of Social Sciences |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2023 |
| 授業コードClass code | LD011 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | 【2017年度以前入学者向け科目名称】メディア社会論Ⅱ |
| 開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
| 曜日・時限Day/Period | 木2/Thu.2 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 多摩 |
| 教室名称Classroom name | Ｂ３０１ |
| 配当年次Grade | 2～4 |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 他学部公開科目Open Program | |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| SDGsCPSDGs CP | ○ |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| 入学年度Admission year | |
| カテゴリーCategory | |
| カテゴリー（2022年度以降入学者）Category (2022～) | 講義・実習科目 |
| カテゴリー（2018～2021年度入学者）Category (2018～2021) | 講義・実習科目 |
| カテゴリー（2017年度以前入学者）Category (～2017) | 講義・実習科目 |
| コース・プログラム名Course/Program name |
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Outline (in English)
In this course, students learn about the relationship between various problems in society and the media, using specific examples and research, and deepen their understanding of various theories on media effects examined in sociology, social psychology, and political science.The goal of the lecture is to enable students to explain and discuss the relationship between social issues and the media from sociological, social psychological, and political perspectives.
Except for the first class, students are required to review the contents of the previous class by reading the distributed slides and notes taken by the students themselves. When instructed, students should read the literature in advance. The standard preparation and review time for this class is 2.5 hours each. Your overall grade in the class will be decided based on midterm exam(40%) and final exam(60%).
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
社会における諸問題とメディアとの関係について、具体的な事例・研究例を挙げながら学び、社会学・社会心理学・政治学で検討される、メディア効果に関する諸理論について理解を深める。加えて、各回で取り上げるトピックに関する最新の知見を学ぶ。
到達目標Goal
①社会問題とメディアの関係について、社会学・社会心理学・政治学的な視点から説明・考察できるようになる。
②社会問題とメディアに関連する最新の研究について、その研究動機・位置づけや結果を説明できるようになる。
③授業で取り上げた研究が、最新の社会情勢とメディア環境に照らして妥当かどうかを考察できるようになる。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
社会学部のディプロマポリシーのうち，DP1・DP3・DP8・DP10・DP11に関連。 DPについてはこちら https://www.hosei.ac.jp/shakai/info/article-20200325181407/
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
スライドを用いた講義形式によります。スライドには記載せず、調査・実験例などを紹介することがあります。また、毎回オンラインアンケートフォームを利用して、講義内容への質問を募集します。質問の多いトピックを中心に、翌週授業の冒頭で解説を行います。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]：イントロダクション
「社会問題とメディア」講義の射程
第2回[対面/face to face]：メディアシステムの国際比較
各国のメディアシステムについて学ぶ
第3回[対面/face to face]：政治体制とメディア
各種政治体制とメディアの関係について学ぶ
第4回[対面/face to face]：報道内容とマスメディアの経営問題
マスメディアの経営状況と報道内容の関係について考える
第5回[対面/face to face]：メディア効果論概史(1)
弾丸理論から限定効果論までの諸研究を概観する
第6回[対面/face to face]：メディア効果論概史(2)
新強力効果論の登場と学説を支える諸研究について学ぶ
第7回[対面/face to face]：メディア効果論概史(3)
近年有力である「最小効果論」について学ぶ
第8回[対面/face to face]：中間試験・メディアシステムと諸効果論 まとめと解説
中間試験と解説を行う
第9回[対面/face to face]：社会問題とメディア各論(1)戦争・災害とメディア
戦争・災害とそれを伝えるメディアについて考える
第10回[対面/face to face]：社会問題とメディア各論(2)選挙とメディア
選挙とメディアの関係について考える
第11回[対面/face to face]：社会問題とメディア各論(3)移民・外国人労働者問題とメディア
移民・外国人労働者問題はメディアを通じてどのように伝えられているのか、事例をもとに考察する
第12回[対面/face to face]：インターネット時代の社会問題とメディア(1)インターネットメディアを通じた意見表明
社会問題に対する意見表明が、メディアを通じてどのように行われているのか、またその利点と問題点は何かについて学ぶ
第13回[対面/face to face]：インターネット時代の社会問題とメディア(2)インターネットとフェイクニュース
インターネットを通じたフェイクニュースの伝播について、諸研究を概観しながら学ぶ
第14回[対面/face to face]：インターネット時代の社会問題とメディア(3)インターネットと選択的接触
インターネット空間における選択的接触が引き起こす問題を中心に学び、今後のメディア環境の展開について考察する
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
初回を除き、必ず、前回の授業内容について、配布したスライドの内容と履修者自身でとったノートを読み一通り復習をしてください。指示があった場合には、事前に文献を読んできてください。（合計2.5時間程度）
テキスト（教科書）Textbooks
特定のものは使用しません。授業では教員作成の資料を配布、またトピックごとの参考文献を授業中に紹介します。
参考書References
谷口将紀（2016）『政治とマスメディア』東京大学出版会．
田崎篤郎・児島 和人（2003）『マス・コミュニケーション効果研究の展開』北樹出版．
蒲島郁夫・竹下俊郎・芹川洋一（2007）『メディアと政治』有斐閣．
成績評価の方法と基準Grading criteria
中間試験(40%)、期末試験(60%)の合計をもって評価します。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
本年度授業担当者変更につきアンケートを実施していません。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
毎回の授業では学習支援システムを通じてスライドを配布するので、ダウンロードをし、授業中に紙・電子媒体でアクセスできるようにしてください。