社会学部Faculty of Social Sciences
LIN100EC(言語学 / Linguistics 100)国際社会と言語文化International Society, Language and Culture
大﨑 雄二
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 社会学部Faculty of Social Sciences |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2023 |
授業コードClass code | LB401 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 金5/Fri.5 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 多摩 |
教室名称Classroom name | 社102 |
配当年次Grade | 1~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Courses | |
他学部公開(履修条件等)Open Courses (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Courses | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
入学年度Admission year | |
カテゴリーCategory | |
カテゴリー(2022年度以降入学者)Category (2022~) | 講義・実習科目 |
カテゴリー(2018~2021年度入学者)Category (2018~2021) | 講義・実習科目 |
カテゴリー(2017年度以前入学者)Category (~2017) | 講義・実習科目 |
コース・プログラム名Course/Program name |
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Outline (in English)
The aim of this course is to help students acquire the knowledge and new point of view to the human languages and cultures.Before/after each class meeting, students will be expected to spend four hours to understand the course content.Final grade will be calculated according to the following process mid-term report (25%), term-end report (45%), and in-class contribution (30%).
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
21世紀の「地球人」として「地域から世界まで、あらゆる立場の人びとへの共感(empathy)に基づく健全な批判精神(critical thinking)をもち、社会の課題解決につながる 『実践知』 を創出しつづけ、世界のどこでも生き抜く力を有するあまたの卒業生たちと力を合わせ」(法政大学憲章)、持続可能(sustainable)な社会の未来に貢献するための基本姿勢を身につけます。
到達目標Goal
⑴ グローバル化が進む現代の世界や各地域を人間の言語、文化という面からとらえ直し、既成概念をresetする。
⑵ 言語の歴史、特に近代以降の国民国家形成と言語(「国語」)との関係を学び、その背景をより深く理解する。
⑶ それぞれの第一言語と学習中の言語について、その言語と背景にある文化をさらに積極的に学ぶ態度を身につける。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
社会学部のディプロマポリシーのうち,DP1・DP3・DP8・DP10に関連。 DPについてはこちら https://www.hosei.ac.jp/shakai/info/article-20200325181407/
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
自分が日常的に使い、学んでいる言語とその背景にある文化を改めて検証し、再確認する作業を通じて、自分の第一言語や学習中の言語を意識的にとらえ直すための考察をすすめます。後半、テーマ別に個人や小グループでの発表、議論など少し規模の大きなゼミのような形に展開できればとも期待しています。
学生と教員、学生相互の円滑なコミュニケーションをとることができる時空としたいと思います。「交換日記」については、隔週で交換を続け、最終回までに返却します。課題についての講評や、注意点などについては、授業時間内に全員に紹介し、情報を共有します。
授業計画は、実際の展開によって若干の変更をすることもあります。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1[対面/face to face]:ヒトの言語
現生人類の言語
2[対面/face to face]:日本語 ⑴
特徴と歴史
3[対面/face to face]:日本語 ⑵
変容と現在
4[対面/face to face]:中国語
日本語とのかかわり
5[対面/face to face]:近代国民国家と言語 ⑴
言語と文化の多様性
6[対面/face to face]:近代国民国家と言語 ⑵
「国(家)語」の誕生
7[対面/face to face]:近代国民国家と言語 ⑶
「消滅危機言語」⑴
8[対面/face to face]:近代国民国家と言語 ⑷
「消滅危機言語」⑵
9[対面/face to face]:21世紀の社会と言語 ⑴
EUの言語政策
10[対面/face to face]:21世紀の社会と言語 ⑵
発表と議論 ⑴ この国の「国際化」
11[対面/face to face]:21世紀の社会と言語 ⑶
発表と議論 ⑵ 「グローバリゼーション」
12[対面/face to face]:21世紀の社会と言語 ⑷
発表と議論 ⑶ 英語について考える
13[対面/face to face]:21世紀の社会と言語 ⑸
発表と議論 ⑷
14[対面/face to face]:21世紀の社会と言語 ⑹
発表と議論 ⑸「法政大学憲章」から考える
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
⑴ 関連する新聞やネットの記事のチェック
⑵ 読書(参考図書その他の書籍について)
⑶ 授業支援システム等を利用した時間外の討議、意見交換
本授業の準備学習、復習時間は、各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
特定の「教科書」はありません。各回必要に応じてプリントを配布します。
参考書References
関連する書籍、背景理解のための参考書等はテーマごとにできるだけ多く紹介します。
成績評価の方法と基準Grading criteria
⑴ 課題1 言語について興味のある分野に関して先行研究を渉猟し、紹介する。
⑵ 課題2 「課題1」を踏まえ、あるいは別のテーマで小論文を作成する。
⑶ 参加 「交換日記」+ 授業内発表
⑴ 25% + ⑵ 45% + ⑶ 30%で総合的に評価します。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
従来どおり「1対多」ではなく「1対1」の集合体としての時空としたいと思います。グループ討論による相互学習等学生から高い評価を得たものについては継続、発展させていきます。「交換日記」等で意見や質問や連絡など、遠慮なくどうぞ。