社会学部Faculty of Social Sciences
EDU200EC(教育学 / Education 200)発達・教育の理論ⅠTheories of Education I
山下 大厚
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 社会学部Faculty of Social Sciences |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2023 |
授業コードClass code | LB102 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 金3/Fri.3 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 多摩 |
教室名称Classroom name | B301 |
配当年次Grade | 2~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Courses | |
他学部公開(履修条件等)Open Courses (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Courses | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | 【成績優秀者の他学部科目履修制度で履修する学生への案内】履修年次は2~4年 |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
入学年度Admission year | |
カテゴリーCategory | |
カテゴリー(2022年度以降入学者)Category (2022~) | 講義・実習科目 |
カテゴリー(2018~2021年度入学者)Category (2018~2021) | 講義・実習科目 |
カテゴリー(2017年度以前入学者)Category (~2017) | 講義・実習科目 |
コース・プログラム名Course/Program name |
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Outline (in English)
〔Course Outline〕
This course introduces the modern/premodern history of education, philosophy of education, and developmental theories to students taking this course.
〔Learning Objectives〕
By the end of the course, students should be able to do the followings:
・Understand the significance of educational and developmental theories in the practices,
・Outline the trend of philosophy of education and developmental theories,
・Compare and contrast the modern educational system and others.
〔Learning activities outside of classroom〕
Before/after each class meeting, students will be expected to spend four hours to prepare and review the course content with handouts, reference material, and reference books.
〔Grading Criteria〕
Your final grade will be calculated according to the following process: mid-term report (50%), term-end examination (50%), and a fraction of in-class contribution.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
教育の歴史と思想、および人間発達の理論の形成と展開について学ぶ。
到達目標Goal
主要な教育哲学、発達論の思潮のあらましをつかみ、教育実践における重要性を理解する。近代の教育制度の特質を理解し、歴史の中で子どもたちの処遇はどう変化し、今またどうあるべきなのか、考える手立てを得る。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
社会学部のディプロマポリシーのうち,DP1・DP3・DP8・DP10に関連。 DPについてはこちら https://www.hosei.ac.jp/shakai/info/article-20200325181407/
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
講義は配布資料、映像資料を用いて行なう。授業のはじめに前回提出されたリアクションペーパーからいくつか取り上げ、全体に対してフィードバックを行なう。レポートやテストなどに対する講評、解説は採点後、学習支援システムに掲載するが、個別の質問にも応じたい。また授業計画は適宜変更がありうる。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]:オリエンテーションと受講上の注意
educationの語源と「発達」/教育を受ける権利 と 子どもの権利条約
第2回[対面/face to face]:人間の発達とは何か
人類史と霊長類研究における人の発達
第3回[対面/face to face]:子ども(観)の歴史
前近代の産育/ルソーの「子どもの発見」とアリエスの「子どもの誕生」
第4回[対面/face to face]:児童中心主義の展開
ペスタロッチ/オーエン/フレーベル/エレン・ケイ/モンテッソーリ
第5回[対面/face to face]:近代公教育の展開
国民国家と義務教育/ヘルバルト派と新教育
第6回[対面/face to face]:近世,近代日本の教育思想
世阿弥/貝原益軒/福沢諭吉/森有礼
第7回[対面/face to face]:進歩主義教育の展開
デュルケーム/デューイ/ラッセル
第8回[対面/face to face]:戦中・戦後の教育と人間観
戦時下の教育/戦後教育改革/高度経済成長と人的能力開発
第9回[対面/face to face]:発達の科学のはじまり
ダーウィン/ビネー/ワトソン/ゲゼル
第10回[対面/face to face]:発達の諸理論(1)
ピアジェ/ヴィゴツキー/ブルーナー
第11回[対面/face to face]:発達の諸理論(2)
バンデューラ/ボウルビィ/クライン
第12回[対面/face to face]:発達の諸理論(3)
M.ミード/A.フロイト/エリクソン
第13回[対面/face to face]:近代学校教育への批判
再生産、脱学校、フリースクールほか
第14回[対面/face to face]:教育における今日的課題
神経科学時代の子どもと教育
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
本授業の準備学習・復習時間は各2時間を標準とする。講義スライド、参考資料、参考文献を活用した準備・復習により理解を深めること。また、普段から子ども・教育・学校に関する話題や報道にも関心を持つこと。
テキスト(教科書)Textbooks
教科書は使用しない。各回の講義で必要な資料を配布する。
参考書References
上笙一郎ほか編, 1977,『日本子どもの歴史1~7』第一法規.ジョージ・バターワース, ハリス・マーガレット, 1997,『発達心理学の基本を学ぶ:人間発達の生物学的・文化的基盤』ミネルヴァ書房.
成績評価の方法と基準Grading criteria
評価の方法とウェイト:中間レポート(50%)と期末テスト(50%)、およびリアクションペーパーなどによる授業への貢献を加味する。評価の基準:中間レポートは、出題されたテーマを適切に理解し、調べたことだけでなく、自らの考察・思惟が述べられているか評価する。期末テストは、学習内容の理解・修得度を確認する。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
昨年度は受講生の要望を受け、オンデマンドにも対応したが、録画を見た人はほとんどいないようであった。今年度は対面授業となり(ハイフレックス/オンデマンド対応は未定)講義毎にいただいた質問や感想にも答えていくので、感染対策に留意しつつ多くの方が出席することを期待する。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
学習支援システムの利用が不可欠である。また学習支援システムの受講者名簿には連絡の取れるメールアドレスを必ず登録すること。
その他の重要事項Others
質問などは学習支援システムの掲示板やメールで受け付ける。なお、この科目は発達・教育の理論Ⅱと併せて履修することが望ましい。