社会学部Faculty of Social Sciences
GDR100EC(ジェンダー / Gender 100)ジェンダー論Gender Studies
飯野 智子
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 社会学部Faculty of Social Sciences |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2023 |
授業コードClass code | LB101 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 火1/Tue.1 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 多摩 |
教室名称Classroom name | B301 |
配当年次Grade | 【2018年度以降入学者】1~4/【2017年度以前入学者】2~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Courses | |
他学部公開(履修条件等)Open Courses (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Courses | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
入学年度Admission year | |
カテゴリーCategory | |
カテゴリー(2022年度以降入学者)Category (2022~) | 講義・実習科目 |
カテゴリー(2018~2021年度入学者)Category (2018~2021) | 講義・実習科目 |
カテゴリー(2017年度以前入学者)Category (~2017) | 講義・実習科目 |
コース・プログラム名Course/Program name |
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すべて閉じるHide All
Outline (in English)
1. Learn terminology and concepts essential in studies on gender problems. 2. Analyze problems in areas such as the modern family, feminism and men's studies, gender and violence and sexuality (body, beauty, commercialization), and reproduction (population policies, reproductive medicine). 3. Be able to consider solutions to current problems after understanding gender and sexuality problems brought about by modernization.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
1.ジェンダー問題を学ぶ上で不可欠な用語や概念を学ぶ。2.近代家族・フェミニズムと男性学・ジェンダーと暴力・セクシュアリティ(身体・美容・商品化)・リプロダクション(人口政策・生殖医療)といった分野の諸問題について分析する。3.近代化によってもたらされたジェンダー、セクシュアリティ問題を理解した上で、今日的な問題の解決を考えられるようにする。
到達目標Goal
1.文化と性差、性別の多様性について理解し、多様な生き方を肯定する視点を身につける。2.フェミニズムの問題意識と、男性学の目指すものについて理解した上で、具体的な諸問題を分析できるようにする。3.近代家族と性別役割分業の今日的問題について検証する。4.「美・医」と「性・生殖」の関係と国家管理、近代的身体観の成立を、男女の方向性の違いに着目し、理解する。5.近代化をジェンダー、セクシュアリティといった視点から問い直す。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
社会学部のディプロマポリシーのうち,DP1・DP3・DP8・DP10に関連。 DPについてはこちら https://www.hosei.ac.jp/shakai/info/article-20200325181407/
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
講義形式の授業とする。教科書は使用しないが、必要な資料や参考文献は学習支援システムによって配布、紹介する。課題についてのフィードバックは学習支援システムに掲示し、同時に授業内にも全体講評を行う。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1.[対面/face to face]:性別とは何か、ジェンダー、セクシズム
性別の多様性、基本用語と概念
2.[対面/face to face]:近代化と第一波フェミニズム
第一波フェミニズムの問題意識と目的、日本の運動
3.[対面/face to face]:戦後民主化と第二波フェミニズム
第二波フェミニズムの問題意識と目的
4.[対面/face to face]:近代家族と性別役割分業
近代家族の特徴と問題、家族の多様性
5.[対面/face to face]:ドメスティックバイオレンス…被害者支援
ジェンダーと暴力、関係性
6.[対面/face to face]:ドメスティックバイオレンス…加害者プログラム
加害者プログラムの現状と問題点
7.[対面/face to face]:身体の二重規範…男女の方向性
「美」と「健康」…身体の国家管理
8.[対面/face to face]:ダイエットと摂食障害
「美」と「健康」…矛盾と主体性の獲得
9.[対面/face to face]:美容医療の現状と問題点
美容医療の問題点について検証する
10.[対面/face to face]:美容医療…是非論の整理
美容医療をめぐる議論及び男性と美容
11.[対面/face to face]:男性学という視点
男性解放とは何か。男性性を問い直す。
12.[対面/face to face]:リプロダクティブ・ヘルス/ライツ
概念、人口政策の変遷と問題点
13.[対面/face to face]:生殖医療…代理出産
生命倫理、身体の手段化、家族を持つ権利をめぐる議論
14.[対面/face to face]:性の商品化…男女の非対称性
売春の是非など、セクシュアリティ問題を様々な視点から分析する。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
オンライン授業では、教材を読んだ上で課題を提出する。授本授業の準備学習・復習時間は各2時間が標準。
テキスト(教科書)Textbooks
教科書は使用しない。
参考書References
伊藤公雄、牟田和恵編『ジェンダーで学ぶ社会学』、世界思想社、2015、1800円(本体)その他参考書は、必要に応じて紹介する。
成績評価の方法と基準Grading criteria
数回、授業についての感想等課題を学習支援システムに提出(30%)期末試験70%で評価する。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
前年度はオンデマンド型授業であったので学生の質問や意見に対してなかなかすぐに答えることができなかったが、今年度は課題、質問、意見に対して学習支援システム、授業内にすぐに答えるようにしていく。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
資料配布は学習支援システムで行うので、大学の学習支援システムが使用できるようにすること。