社会学部Faculty of Social Sciences
SOC300EC(社会学 / Sociology 300)調査研究法ASocial Research Methods A
斎藤 友里子
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 社会学部Faculty of Social Sciences |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2023 |
授業コードClass code | LB028-a |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 水2/Wed.2 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 多摩 |
教室名称Classroom name | 社612 |
配当年次Grade | 2~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | 社会調査実習ガイダンスと社会調査実習初回授業出席が必要。詳細は「クラス指定科目・抽選科目・受講許可科目について」参照。 |
他学部公開科目Open Courses | |
他学部公開(履修条件等)Open Courses (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Courses | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
入学年度Admission year | |
カテゴリーCategory | |
カテゴリー(2022年度以降入学者)Category (2022~) | 講義・実習科目 |
カテゴリー(2018~2021年度入学者)Category (2018~2021) | 講義・実習科目 |
カテゴリー(2017年度以前入学者)Category (~2017) | 講義・実習科目 |
コース・プログラム名Course/Program name |
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Outline (in English)
The objective of this course for you is to learn skills necessary for statistical data analysis driven by sociological research questions and hypotheses. Accordingly, the goal of this course for you is to acquire ability to conduct statistical data analysis to find an answer to a research question.
To accomplish this goal, you are expected to study class materials and finish required assignments. Expected study time for each class is about four hours.
The overall grade will be decided based on your in-class contribution and final research paper (100%).
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
統計的な手法を用いた,因果関係の理論的な把握について学ぶ.斎藤が担当する「社会調査実習」のデータを用いて仮説を実際に検証し,理解を深める.
到達目標Goal
統計的手法を用い,因果関係に関する仮説を検証できるようになること.
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
社会学部のディプロマポリシーのうち,DP2・DP3・DP4・DP9・DP10に関連。 DPについてはこちら https://www.hosei.ac.jp/shakai/info/article-20200325181407/
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
斎藤担当の「社会調査実習」とセットで開講する.講義で解説された手法を,同調査実習のデータを用いて実際に確認する時間を設け,自分で「仮説を確かめる(または反証する)」ことで,「データをどのように分析するか」を身につけ,授業中に実施するフィードバックにより理解を深める.授業の展開によって,授業計画の若干の変更がありうる.
この授業は,担当教員が今年度開講する「社会調査実習」と同時に履修することが必要である.なお,受講者が一定人数を超える場合は選考をおこなうことがある.
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]:因果関係の理論的把握
検証可能な仮説,第三変数などについて解説する
第2回[対面/face to face]:推測統計と仮説検定の考え方
統計的仮説検定について解説する
第3回[対面/face to face]:回帰と相関(1)
回帰係数と相関係数について解説する
第4回[対面/face to face]:回帰と相関(2)
回帰係数の推定について解説する
第5回[対面/face to face]:標準化と回帰係数
標準化の手続きと意味を解説する
第6回[対面/face to face]:二変量から多変量へ
コントロールの考え方を学ぶ
第7回[対面/face to face]:重回帰モデル(1)
重回帰モデルの考えかたを導入する
第8回[対面/face to face]:重回帰モデル(2)
重回帰分析の実施方法と結果の解釈について解説する
第9回[対面/face to face]:重回帰分析の留意点とモデルの改善(1)
ダミー変数と使用上の留意点について解説する
第10回[対面/face to face]:重回帰分析の留意点とモデルの改善(2)
説明変数の選択について解説する
第11回[対面/face to face]:重回帰分析の留意点とモデルの改善(3)
多重共線性と外れ値の問題について解説する
第12回[対面/face to face]:分散分析(1)
分散分析の考えかたを解説する
第13回[対面/face to face]:分散分析(2)
一元配置分散分析について解説し,結果のよみかたを学ぶ
第14回[対面/face to face]:分散分析(3)
主効果と交互作用について解説し,結果のよみかたを学ぶ
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
授業内容を復習し,出された課題をこなすこと.毎週,少なくとも1~3時間程度の追加的な学修が必要となる.
テキスト(教科書)Textbooks
教科書は特に指定しない.
参考書References
ボーンシュテット&ノーキ『社会統計学』ハーベスト社,1990.
ほか授業中に適宜指示.
成績評価の方法と基準Grading criteria
授業への参加と最終レポートにより評価する(100%).
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
特になし.
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
自宅で使えるパソコン(法政大学多摩情報センターが提供する「SPSS:リモートデスクトップ」を使用できるもの).「SPSS:リモートデスクトップ」を利用するための詳細は多摩情報センターウェブサイト「利用ガイド」を参照のこと.
その他の重要事項Others
・原則として欠席は認めません.毎回遅刻せず対面授業に出席することが必須です.
・この科目は,斎藤担当の「社会調査実習」と同時に履修してください.
・ この科目は受講許可科目です.指定された社会調査実習初回授業への出席が必要です.4月初旬に実施する社会調査実習ガイダンスに必ず出席して担当教員の指示を受けて下さい.
・感染状況の悪化により大学で分析作業ができなくなった場合には,自宅で使えるパソコンが必要になります(「準備すべき機器他」の項を参照).
・受講可能最大人数は15名程度.希望者がこれを上まわる場合は「希望理由書」を提出してもらい,それにより選考します.