社会学部Faculty of Social Sciences
SOC300EC(社会学 / Sociology 300)外書講読(社会学)1BReadings in a Foreign Language: Sociology 1B
樋口 明彦
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 社会学部Faculty of Social Sciences |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2023 |
授業コードClass code | LB021 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | 【2017年度以前入学者向け科目名称】特講(外書講読 社会学 1B) |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 木3/Thu.3 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 多摩 |
教室名称Classroom name | 社518 |
配当年次Grade | 2~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | 受講許可が必要。詳細は「クラス指定科目・抽選科目・受講許可科目について」参照。 |
他学部公開科目Open Courses | |
他学部公開(履修条件等)Open Courses (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Courses | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
入学年度Admission year | |
カテゴリーCategory | |
カテゴリー(2022年度以降入学者)Category (2022~) | 講義・実習科目 |
カテゴリー(2018~2021年度入学者)Category (2018~2021) | 講義・実習科目 |
カテゴリー(2017年度以前入学者)Category (~2017) | 講義・実習科目 |
コース・プログラム名Course/Program name |
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Outline (in English)
This lecture is about the impact of Covid-19 on young people. The goal is to acquire intermediate knowledge of it. Students will be expected to have completed the required assignments after each class meeting. Your study time will be more than four hours for a class. Grading will be decided based on a report (50%), and in-class contribution (50%).
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
2020年から猛威を振るったコロナ禍は、若者の暮らしを大きく変え、「コロナ世代covid generation」を生み出した。本授業では、イギリスの事例を検討しながら、日本との国際比較を視野に入れた社会学的考察を行う。取り上げる主なテーマは、「政府のコロナ対策」「若者の日常生活」「学校」「失業」「メンタルヘルス」「政府への信頼感」などである。できるだけ臨場感を持った分析を目指すため、テキストは、学術論文だけでなく、新聞記事・政府統計・民間団体レポート・SNSなども活用する。
到達目標Goal
①英語で書かれたテキストを正確に理解する。
②テキストの読解を通じて、日本の社会状況を社会学的に分析する。
③若者に対するコロナの影響について、専門的な社会学的知識を獲得する。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
社会学部のディプロマポリシーのうち,DP1・DP8に関連。 DPについてはこちら https://www.hosei.ac.jp/shakai/info/article-20200325181407/
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
演習。
①イギリスにおけるコロナ対応の年表作成(合同作業)
②各自、提示されたテーマから1つ選んで、英語テキスト購読、レジメ作成、報告
③日本の事例と比較しながらディスカッション
④各自、コロナ政策の評価レポートを作成、報告
※課題等へのフィードバックは、各回の授業内で行う。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1[対面/face to face]:イントロダクション
イギリスのコロナ対策
2[対面/face to face]:イギリスの状況
年表作成
3[対面/face to face]:テキスト購読①
政府のコロナ対策
4[対面/face to face]:テキスト購読②
若者の日常生活
5[対面/face to face]:テキスト購読③
若者の家族生活
6[対面/face to face]:テキスト購読④
若者の交友生活
7[対面/face to face]:テキスト購読⑤
学校
8[対面/face to face]:テキスト購読⑥
失業
9[対面/face to face]:テキスト購読⑦
メンタルヘルス
10[対面/face to face]:テキスト購読⑧
政府への信頼感
11[対面/face to face]:評価レポート報告①
ディスカッション
12[対面/face to face]:評価レポート報告②
ディスカッション
13[対面/face to face]:評価レポート報告③
ディスカッション
14[対面/face to face]:まとめ
年表完成
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
①テキスト購読、②レジメ作成、③評価レポート作成
本授業の準備学習・復習時間は各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
テキストは担当教員が準備して受講生に配布する。
Daisy Francourt, 2021 "People started breaking Covid rules when they saw those with privilege ignore them", The Guardian, 2 Jan 2021.
Richard Partington,2020, "Covid generation: UK youth unemployment
’set to triple to 80s levels’", The Guardian,7 Oct 2020.
UCL COVID-19 Social Study, 2021, "Understanding the psychological
and social impact of the pandemic".
参考書References
適宜指示する
成績評価の方法と基準Grading criteria
①平常点(50%)
②評価レポート(50%)
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
参加学生の関心に沿って、テキスト内容を一部変更
その他の重要事項Others
本授業は、受講許可科目です。希望者は、必ず初回授業に参加して、教員の許可を得ること。
専門領域
社会政策
研究テーマ
若者政策
主要研究業績
樋口明彦,2021,「家族扶養・正規雇用の相対化から見える若者への社会保障:横浜市における新型コロナ禍前後の取り組みを事例に」宮本みち子・佐藤洋作・宮本太郎編『アンダークラス化する若者たち』明石書店.
樋口明彦,2017,「若者の社会的リスクに対する社会保障制度の射程」乾彰夫・本田由紀・中村高康編『危機のなかの若者たち』東京大学出版会.