社会学部Faculty of Social Sciences
SOC300EC(社会学 / Sociology 300)歴史社会学ⅡHistorical Sociology II
鈴木 智道
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 社会学部Faculty of Social Sciences |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2023 |
授業コードClass code | LB014 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 月2/Mon.2 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 多摩 |
教室名称Classroom name | B201 |
配当年次Grade | 2~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Courses | |
他学部公開(履修条件等)Open Courses (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Courses | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | 【成績優秀者の他学部科目履修制度で履修する学生への案内】履修年次は2~4年 |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
入学年度Admission year | |
カテゴリーCategory | |
カテゴリー(2022年度以降入学者)Category (2022~) | 講義・実習科目 |
カテゴリー(2018~2021年度入学者)Category (2018~2021) | 講義・実習科目 |
カテゴリー(2017年度以前入学者)Category (~2017) | 講義・実習科目 |
コース・プログラム名Course/Program name |
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Outline (in English)
The aim of this course is to introduce students to some viewpoints on history as contemporary events. Students are expected to be able to think deeply about historical positivism, narrative theory on history, historical revisionism, collective memory, and the classical theory of social change.
Your study time will be more than four hours for a class.
Grading will be decided based on Report I & II (20%×2) and Term-end examination (60%).
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
「歴史とは何かを考える」という全体を貫く主題のもと、近年、提起されている「歴史」なるものをめぐる理論的あるいは実践的な論点について、具体的な事例を織り交ぜつつ概観しながら、歴史と聞けば高校までの「日本史」や「世界史」を想起してしまう思考を超えたところで展開している〈歴史〉の姿に様々な角度から向き合っていく。同時に、そうした作業を通して、私たちがこれまでに作り上げてきた「歴史」を相対的な視野のなかで問い直していく。
到達目標Goal
・“暗記科目としての「歴史」” を超えた地平に広がる、その奥行きと広がりに対して、一人ひとりが対峙できる地点に至る。
・あわせて、様々な形で提示される「歴史」への問いを前にして、掘り下げた視点から考えられるようになる。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
社会学部のディプロマポリシーのうち,DP1・DP8に関連。 DPについてはこちら https://www.hosei.ac.jp/shakai/info/article-20200325181407/
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
原則的に講義形式で授業を進めていく。その都度「考える素材」を提示し、リアクションペーパーやレポートを通して、その回答を求める。リアクションペーパーについては、可能な限り授業内でフィードバックを行う。レポートについては、求めに応じてオフィスアワーで講評を行う。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1[対面/face to face]:イントロダクション
総論・概要説明
2[対面/face to face]:歴史を〈書く〉①
歴史が作られる“現場”を覗く
3[対面/face to face]:歴史を〈書く〉②
歴史はいかにして科学たりえるのか?
4[対面/face to face]:歴史を〈書く〉③
フィクションとノンフィクションの間
5[対面/face to face]:〈問題化される〉歴史①
書き換えられる歴史⑴
6[対面/face to face]:〈問題化される〉歴史②
書き換えられる歴史⑵
7[対面/face to face]:〈問題化される〉歴史③
歴史と責任〜終わらない過去
8[対面/face to face]:歴史を〈学ぶ〉①
〈日本史〉的歴史の文法
9[対面/face to face]:歴史を〈学ぶ〉②
〈日本史〉的歴史の機能
10[対面/face to face]:歴史を〈記憶する〉①
人は誰もみな歴史家
11[対面/face to face]:歴史を〈記憶する〉②
過去をいかにして記憶するか
12[対面/face to face]:歴史を〈イメージする〉①
社会が〈近代化〉するとはどういうことか?
13[対面/face to face]:歴史を〈イメージする〉②
歴史的想像力のゆくえ
14[対面/face to face]:エピローグ
「歴史」への問い
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
・各トピックごとに提示される参考文献一覧のうち、興味をもった文献を手に取り、通読してみることで、授業内容について理解を深める。
・中間および期末の2度にわたり、授業内容をふまえた課題についてレポートを執筆する。
・本授業の準備学習・復習時間は各2時間を標準とする。
テキスト(教科書)Textbooks
教科書は使用しない。適宜レジュメを配布し、それに基づき講義を進めていく。
参考書References
授業中に適宜紹介していく。
成績評価の方法と基準Grading criteria
課題レポート(20%×2回)+学期末試験(60%)により評価をおこなう。
なお、2本の課題レポートの提出は、学期末試験の受験のための必須条件である。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
快適な教室環境を作り出すよう気を配る。