社会学部Faculty of Social Sciences
SOC300EC(社会学 / Sociology 300)社会学史ⅡHistory of Sociology II
徳安 彰
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 社会学部Faculty of Social Sciences |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2023 |
授業コードClass code | LB012 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 水1/Wed.1 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 多摩 |
教室名称Classroom name | B201 |
配当年次Grade | 2~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Courses | |
他学部公開(履修条件等)Open Courses (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Courses | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | 【成績優秀者の他学部科目履修制度で履修する学生への案内】履修年次は2~4年 |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
入学年度Admission year | |
カテゴリーCategory | |
カテゴリー(2022年度以降入学者)Category (2022~) | 講義・実習科目 |
カテゴリー(2018~2021年度入学者)Category (2018~2021) | 講義・実習科目 |
カテゴリー(2017年度以前入学者)Category (~2017) | 講義・実習科目 |
コース・プログラム名Course/Program name |
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Outline (in English)
In this course we study the history of sociology, especially so-called "modern and late modern sociology" developed since the middle of 20th century. The goal of this course is to understand how major sociologists built their theories in the late modern era. Before each class meeting, students will be expected to have read the relevant material(s). Your study time will be more than four hours for a class. Your overall grade in the class will be decided based on the following. Term-end report (70%): In-class contribution (30%).
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
この授業では、社会学の歴史の中で、とくに20世紀半ばから後半の主要な諸理論を学ぶ。目的は、諸理論の学修を通して「社会学は後期近代をどのように理論化してきたか」を知ることである。
到達目標Goal
この授業の到達目標は、主要な現代的社会学者の理論の概要や主要概念を、原典を通して理解できるようになり、さらに「社会学は後期近代をどのように理論化してきたか」という観点から、自分で諸理論の意義を説明できるようになることである。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
社会学部のディプロマポリシーのうち,DP1・DP8に関連。 DPについてはこちら https://www.hosei.ac.jp/shakai/info/article-20200325181407/
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
授業は対面方式で行う。状況に応じて、授業方式が変更される可能性がある。
この授業では、受講者は毎回、担当教員の作成した資料(著作を抜粋したリーディングス)を事前に読み込んだ上で授業に臨み、授業での説明、質疑、討論を通して理解を深めるという方法をとる。
毎回の授業のリアクションを提出してもらい、疑問点を中心に各人および全体にフィードバックする。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1[対面/face to face]:後期(高度)近代の歴史と社会学の問題意識
西洋の後期近代の歴史を概観しつつ、社会学の基本的な問題意識を理解する
2[対面/face to face]:後期(高度)近代の主要な社会学者たち
20世紀半ばから後半の主要な社会学者や学派を知る
3[対面/face to face]:ミード
Iとme、一般化された他者、役割
4[対面/face to face]:シュッツ
日常生活世界、間主観性、多元的現実
5[対面/face to face]:バーガー/ルックマン
社会的世界の複数か、聖なる天蓋
6[対面/face to face]:ガーフィンケル
エスノメソドロジー、違背実験
7[対面/face to face]:ゴッフマン
ドラマトゥルギー、印象操作
8[対面/face to face]:パーソンズ
ダブル・コンティンジェンシー、社会進化
9[対面/face to face]:ルーマン
ダブル・コンティンジェンシー、社会分化
10[対面/face to face]:ハーバーマス
コミュニケーション的行為
11[対面/face to face]:ギデンズ
モダニティ
12[対面/face to face]:フーコー
規律化、主体、生権力
13[対面/face to face]:ブルデュー
文化資本、再生産
14[対面/face to face]:ベック
リスク社会、個人化
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
授業で扱う原典(抜粋)は、学習支援システム等を用いて資料を配付するので、各自で事前に入手して読んでおく。理解の行き届かない部分については、概説書や社会学辞典によって理解を深めておく。さらに学修を深めるためには、抜粋だけでなく原典を通読するのが望ましい。本授業の準備学習・復習時間は各2時間を標準とするが、原典通読等でそれ以上の学修時間を確保するのが望ましい。
テキスト(教科書)Textbooks
教科書は使用しない。各回に使用するテキストについては、学習支援システムをとおして配布する。
参考書References
ランドール・コリンズ『ランドール・コリンズが語る社会学の歴史』有斐閣
那須壽(編)『クロニクル社会学』 有斐閣
新睦人(編)『社会学のあゆみ パート2』有斐閣
新睦人(編)『新しい社会学のあゆみ』有斐閣
成績評価の方法と基準Grading criteria
期末レポート(70%)、授業への積極的貢献(30%)。期末レポートは論述形式で作成し、授業で論じた主要な学説の理解、論述の論理性の2つの基準で評価する。授業への積極的貢献は、リアクション・ペーパーの内容、授業での質疑や討論への参加によって評価する。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
受講生の皆さんからの質問やコメントを可能な限りフィードバックできる講義を心がけたい。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
学習支援システムを通して資料を配付する。
その他の重要事項Others
この授業は、受講生の予習を前提に講義を進める。授業内でもリアクション・ペーパーでも、積極的な質問やコメントを歓迎する。またリアクション・ペーパーに対しては、学習支援システムの個別のリプライや掲示板機能を活用してフィードバックをはかる。受講生の積極的な参加を求める。