社会学部Faculty of Social Sciences
SOC200EB, SOC200EC, SOC200ED(社会学 / Sociology 200 , 社会学 / Sociology 200 , 社会学 / Sociology 200)社会学理論BⅡTheories of Sociology BII
佐藤 成基
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 社会学部Faculty of Social Sciences |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2023 |
授業コードClass code | LB007 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 水1/Wed.1 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 多摩 |
教室名称Classroom name | B301 |
配当年次Grade | 2~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Courses | |
他学部公開(履修条件等)Open Courses (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Courses | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | 【成績優秀者の他学部科目履修制度で履修する学生への案内】履修年次は2~4年 |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
入学年度Admission year | |
カテゴリーCategory | |
カテゴリー(2022年度以降入学者)Category (2022~) | 講義・実習科目 |
カテゴリー(2018~2021年度入学者)Category (2018~2021) | 講義・実習科目 |
カテゴリー(2017年度以前入学者)Category (~2017) | 講義・実習科目 |
コース・プログラム名Course/Program name |
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Outline (in English)
In this course we will study different sociological approaches to explore and analyze the "state" as a set of social institutions by examining the history of the state since the 20th century.The purpose of this course is to understand the formation of the state and its roles from theoretical and historical perspectives. Before and after each class meeting, students are expected to spend two hours to read the relevant parts of the text carefully and to submit a memorandum of comments and questions. The comments and questions will be discussed in the next class meeting. Grades will be based on the final examination (100%).
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
20世紀以降の国家の歴史を検討しながら,「国家(state)」という社会制度について歴史社会学的に把握し,分析する視点・方法について学ぶ。
到達目標Goal
国家という規模が大きく、あまり身近には思えないような社会制度と私たちとが,どのような関係にあるのかについて,社会学的な見方で捉えることのできる知見を習得すること。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
社会学部のディプロマポリシーのうち,DP1・DP5・DP8・DP11に関連。 DPについてはこちら https://www.hosei.ac.jp/shakai/info/article-20200325181407/
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
通常の講義。毎回質問・コメントを必ず提出してもらう。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1[対面/face to face]:イントロダクション
前期のBⅠでの講義の内容の復習。
2[対面/face to face]:国家とナショナリズム(1):
ナショナリズムの発生
近代主と反近代主義のアプローチについて
3[対面/face to face]:国家とナショナリズム(2):
国家論的アプローチ
ナショナリズムに関する国家論的アプローチについて
4[対面/face to face]:国家とナショナリズム(3):
ナショナリズムの「民族化」
ナショナリズムの「民族化」について
5[対面/face to face]:国家と資本主義(1):
国家と資本主義経済
国家と資本主義経済の発展に果たした役割ついて
6[対面/face to face]:国家と資本主義(2):
マルクス主義の国家論
マルクス主義の国家論について
7[対面/face to face]:国家と民主主義(1):
アメリカ政治学理論
第二次大戦後アメリカ政治学を代表するダール,イーストンの政治理論が国家をどう捉えていたのかを解説する。
8[対面/face to face]:国家と民主主義(2):
民主主義にとっての国家
ティリーの民主主義論について
9[対面/face to face]:国家の社会福祉(1):
福祉国家の発生
福祉国家の発生について
10[オンライン/online]:国家と社会福祉(2):
福祉国家の発展と「危機」
現代福祉国家の「危機」について
11[対面/face to face]:国家のグローバル化:
世界社会と国民国家
メイヤーらの新制度主義について
12[対面/face to face]:国家の「崩壊」:
アフリカからの視点
アフリカの新家産制国家論について
13[対面/face to face]:国民国家とグローバル化:
「衰退」か「復権」か
グローバル化と国民国家の変容について
14[対面/face to face]:国家の機能とセキュリティ,再考
現代における国家の状況について再考する
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
毎回の授業では、指定されたテキストを読んで予習・復習することが求められる。本授業の準備学習・復習時間は各2時間を標準とします。毎回の授業では、指定されたテキストを読んで予習・復習することが求められる。そこでテキストや授業に関する疑問点を毎回提出してもらい,授業内でその疑問に答える。本授業の準備学習・復習時間は各2時間を標準とする。
テキスト(教科書)Textbooks
佐藤成基『国家の社会学』(青弓社)
参考書References
授業内で指示する。
成績評価の方法と基準Grading criteria
期末試験にて評価する(100%)。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
毎回提出される疑問・質問から,授業での説明の不足や不明確さを補っている。
その他の重要事項Others
前期に開講される同一担当教員の社会学理論BⅠを受講することを強く推奨する。社会学理論BⅡはBⅠの内容を前提にして進められる。