社会学部Faculty of Social Sciences
SOC200EB, SOC200EC, SOC200ED(社会学 / Sociology 200 , 社会学 / Sociology 200 , 社会学 / Sociology 200)社会学理論AⅠTheories of Sociology AI
鈴木 智之
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 社会学部Faculty of Social Sciences |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2023 |
授業コードClass code | LB004 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 金1/Fri.1 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 多摩 |
教室名称Classroom name | B301 |
配当年次Grade | 2~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Courses | |
他学部公開(履修条件等)Open Courses (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Courses | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | 【成績優秀者の他学部科目履修制度で履修する学生への案内】履修年次は2~4年 |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
入学年度Admission year | |
カテゴリーCategory | |
カテゴリー(2022年度以降入学者)Category (2022~) | 講義・実習科目 |
カテゴリー(2018~2021年度入学者)Category (2018~2021) | 講義・実習科目 |
カテゴリー(2017年度以前入学者)Category (~2017) | 講義・実習科目 |
コース・プログラム名Course/Program name |
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Outline (in English)
The aim of this lecture is to understand the theoretical frames of interactionist sociology and to demonstrate knowledges and analysis of the everyday-life situations. At he end of the course, students are expected to be able to analyze sociologically the interactional order in social life.
After each class, students are expected to spend two hours to understand the course content.
Grading will be decided based on term-end examination(100%).
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
「相互作用秩序」の社会学。「相互作用論(interactionism)」の考え方に基づいて、日々の社会的現実の成り立ちを社会学的に記述・分析するための概念、視点、方法論を学ぶことを目的とする。
到達目標Goal
私たちが日々に経験している社会生活の秩序は、私たちが他者の視点を取りこみつつ、相互的な関与を継続することによって成立している。この「相互作用秩序」の成り立ち方(成り立たせ方)を概念的に対象化する方法を身に着け、これを通じて、日常生活の秩序が破綻する場面(トラブル)の記述を可能にする。と同時に、社会秩序に対する「違和感・不全感」の理由を言語化できるようになることを目指す。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
社会学部のディプロマポリシーのうち,DP1・DP5・DP8・DP11に関連。 DPについてはこちら https://www.hosei.ac.jp/shakai/info/article-20200325181407/
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
毎回配布する「レジュメ」を用いて講義を進める。
リアクションペーパーの提出は毎回求めるが、これは成績評価につながるものではない。リアクションペーパーから選別して、次週の講義資料において回答する。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]:イントロダクション
相互作用論とは何か?
第2回[対面/face to face]:相互作用論の理論的基礎(1)
G.H.ミード『精神・自我・社会』から
第3回[対面/face to face]:相互作用論の理論的基礎(2)
対面的相互行為をめぐるE.ゴフマンの視点
第4回[対面/face to face]:相互作用論の理論的基礎(3)
「規範」と「秩序」をめぐる相互作用論的視点
第5回[対面/face to face]:相互作用論の理論的基礎(4)
「レリヴァンス」と「フレイム」
第6回[対面/face to face]:相互作用秩序とそのトラブル(1)
焦点の定まらない相互作用空間としての「社会空間」
第7回[対面/face to face]:相互作用秩序とそのトラブル(2)
電車の中で席を譲ることがどうしてこれほど難しいのか?
第8回[対面/face to face]:相互作用秩序とそのトラブル(3)
トラブルを報告する
第9回[対面/face to face]:相互作用秩序とそのトラブル(4)
「アラーム」の出現
第10回[対面/face to face]:「心」の相互作用秩序(1)
感情の社会的構成
第11回[対面/face to face]:「心」の相互作用秩序(2)
コミュニケーションの要素としての「動機」
第12回[対面/face to face]:「心」の相互作用秩序(3)
「モーティヴ・トーク」の社会学
第13回[対面/face to face]:「心」の相互作用秩序(4)
動機の語彙と「心の闇」
第14回[対面/face to face]:相互作用と心の秩序
春学期の講義全体の振り返り
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
授業で紹介された参考書を各自で読みこなすこと。本授業の準備学習・復習時間は各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
教科書は使用しません。
参考書References
草柳千早 2015 『日常の最前線としての身体』世界思想社
中河伸俊・渡辺克典(編)2015 『触発するゴフマン』新曜社.
鈴木智之,2014『「心の闇」と動機の語彙』青弓社.
など。他は授業の進行に合わせてその都度指示します。
成績評価の方法と基準Grading criteria
学期末の「試験」のみを評価の対象とします(100%)。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
久しぶりに対面での講義に戻ります。講義そのものが、私とあなたとの相互作用の場面です。積極的な参加を求めます。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
特になし。