社会学部Faculty of Social Sciences
SOC300EB, SOC300EC, SOC300ED(社会学 / Sociology 300 , 社会学 / Sociology 300 , 社会学 / Sociology 300)演習1・2Seminar 1・2
佐藤 成基
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 社会学部Faculty of Social Sciences |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2023 |
授業コードClass code | L1505 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 年間授業/Yearly |
曜日・時限Day/Period | 水4/Wed.4 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 多摩 |
教室名称Classroom name | 社713 |
配当年次Grade | 2・3 |
単位数Credit(s) | 4 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Courses | |
他学部公開(履修条件等)Open Courses (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Courses | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
入学年度Admission year | |
カテゴリーCategory | |
カテゴリー(2022年度以降入学者)Category (2022~) | 専門演習 |
カテゴリー(2018~2021年度入学者)Category (2018~2021) | 専門演習 |
カテゴリー(2017年度以前入学者)Category (~2017) | 専門演習 |
コース・プログラム名Course/Program name |
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Outline (in English)
In this course, we will consider the citizenship as an institution of the state from a comparative and sociological perspective. The course will also guide the students to write a "seminar paper" as an independent piece of academic work. The purpose of this course is to understand the significance of the citizenship. Students are expected to spend two hours to read the relevant parts of the texts. Grades will be on presentations assigined in class (30%), class participation (30%), and the "seminar paper" (40%).
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
日本語と英語の文献を用いながら,国籍という制度に関する社会学的な比較検討を行う。同時に,ゼミ論文の執筆に向けた指導を行う。
到達目標Goal
国籍という制度の意味,形成の歴史,各国の差異について社会学的な観点から学ぶ。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
社会学部のディプロマポリシーのうち,DP1・DP2・DP3・DP4・DP8・DP9・DP10に関連。 DPについてはこちら https://www.hosei.ac.jp/shakai/info/article-20200325181407/
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
①基礎的文献の講読。毎回報告担当者が報告を行い,それを踏まえて討論を行う。春学期は日本語文献を中心に,秋学期は英語文献を含めた文献を購読する。
②ゼミ論文執筆(学年末提出)。自分で決めたテーマに関するゼミ論を執筆する。ゼミの時間,何回か中間報告の機会を設ける。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1[対面/face to face]:ガイダンス
演習の説明
2[対面/face to face]:国籍という制度
国籍とは何かについて,イントロダクション的に解説する
3[対面/face to face]:各国の事例(1)
日本や韓国の国籍法がどうなっているのかついて調べる
4[対面/face to face]:各国の事例(2)
欧米諸国の国籍法がどうなっているかについて調べる
5[対面/face to face]:国籍についての社会学的理解
国籍について社会学的な理解の方法について学ぶ
6[対面/face to face]:研究報告1
ゼミ論文のテーマの報告・検討(3年生)
7[対面/face to face]:フランスとドイツの国籍法(その現状)(1)
国籍取得の現状について
8[対面/face to face]:フランスとドイツの国籍法(その発生)(2)
テキスト①を用いてフランスとドイツの国籍法発生の経緯を学ぶ
9[対面/face to face]:フランスとドイツの国籍法(その発生)(3)
テキスト①を用いてフランスとドイツの国籍法発生の経緯を学ぶ
10[対面/face to face]:フランスとドイツの国籍法(19世紀から20世紀にかけて)(4)
テキスト①を用いて19世紀から20世紀にかけてのフランスとドイツの国籍法の変容について学ぶ
11[対面/face to face]:フランスとドイツの国籍法(19世紀から20世紀にかkて)(5)
テキスト①を用いて19世紀から20世紀にかけてのフランスとドイツの国籍法の変容について学ぶ
12[対面/face to face]:フランスとドイツの国籍法(まとめ)(6)
テキスト①を用いて現代の国籍法の課題を考える
13[対面/face to face]:研究報告(2)
各自のゼミ論のテーマについて報告する(2年生)
14[対面/face to face]:研究報告(3)
各自のゼミ論の経過報告と討論(3年生)
15[対面/face to face]:夏休みの課題報告
夏休みの課題の成果報告
16[対面/face to face]:複数国籍と無国籍の実例(1)
テキスト②を用い複数国籍と無国籍の実例をみる
17[対面/face to face]:複数国籍と無国籍の実例(2)
テキスト②を用い複数国籍と無国籍の実例をみる
18[対面/face to face]:複数国籍と無国籍の実例(3)
テキスト②を用い複数国籍と無国籍の実例をみる
19[対面/face to face]:複数国籍と無国籍の実例(4)
テキスト②を用い複数国籍と無国籍の実例をみる
20[対面/face to face]:複数国籍の現状と問題(1)
テキスト③を用いて複数国籍の現状と課題について考える
21[対面/face to face]:複数国籍の現状と問題(2)
テキスト③を用いて複数国籍の現状と課題について考える
22[対面/face to face]:複数国籍の現状と問題(3)
テキスト③を用いて複数国籍の現状と課題について考える
23[対面/face to face]:複数国籍の現状と問題(4)
テキスト③を用いて複数国籍の現状と課題について考える
24[対面/face to face]:複数国籍の現状と問題(5)
テキスト③を用いて複数国籍の現状と課題について考える
25[対面/face to face]:複数国籍の現状と問題(6)
テキスト③を用いて複数国籍の現状と課題について考える
26[対面/face to face]:複数国籍の現状と問題(7)
テキスト③を用いて複数国籍の現状と課題について考える
27[対面/face to face]:研究報告(4)
ゼミ論の経過報告と討論(2年生)
28[対面/face to face]:研究報告(5)
ゼミ論の経過報告と討論
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
文献講読の予習。報告の準備。ゼミ論のテーマに関する文献講読・資料収集・分析・論文執筆。本授業の準備学習・復習時間は各2時間を標準とする。
テキスト(教科書)Textbooks
①ロジャース・ブルーベイカー『フランスとドイツの国籍とネーション』(明石書店,2005年)
②陳天璽『無国籍と複数国籍(光文社,2022年)
③佐々木てる(編)『複数国籍』(明石書店,2022)
参考書References
テキスト以外の文献は授業内で指示し,共有する。
成績評価の方法と基準Grading criteria
ゼミ内での報告(30%)討論への参加の程度(30%),ゼミ論(40%)を総合して評価する。なお,欠席が3回を越えた場合,また担当の決まっている報告を行わなかった場合,原則として単位は認定しない。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
特になし
その他の重要事項Others
社会学科ないし社会学入門等で社会学の基礎的知識を習得している学生が望ましい。また,担当教員の講義(「社会学理論B])は必ず受講すること。