社会学部Faculty of Social Sciences
SOC200EB, SOC200EC, SOC200ED(社会学 / Sociology 200 , 社会学 / Sociology 200 , 社会学 / Sociology 200)広告・消費文化論Advertising and Consumer Culture
青木 貞茂Sadashige AOKI
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 社会学部Faculty of Social Sciences |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2022 |
授業コードClass code | LD103 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 月2/Mon.2 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 多摩 |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Courses | |
他学部公開(履修条件等)Open Courses (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Courses | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | 【成績優秀者の他学部科目履修制度で履修する学生への案内】履修年次は2~4年 |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | ○ |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
入学年度Admission year | |
カテゴリーCategory | 講義・実習科目 |
カテゴリー(2022年度以降入学者)Category (2022~) | |
カテゴリー(2018~2021年度入学者)Category (2018~2021) | |
カテゴリー(2017年度以前入学者)Category (~2017) | |
コース・プログラム名Course/Program name |
すべて開くShow all
すべて閉じるHide All
Outline (in English)
Advertisements in modern society influence consumers in many ways including their brand selection and lifestyle. In addition, broad-term advertisement information delivered by the media is a content subject to consumption. Taking this situation into account, we will look at advertising in the broadest sense of the word in relation to consumption culture, discuss its function and clarify the role played by advertisement in our advanced mass consumer society by using semiotics. Students will realize how our values and behavior styles are incorporated in the advertising environment. The class is designed to provide the basic skills to sort out and process subjective and self-directive media information.
Through studying the characteristics and structure of advertising expressions and consumer culture representations, students will be able to grasp the multilayered meanings of advertisements and acquire an educational knowledge of consumer culture in a broad sense.
They will also actively view advertisements, films, and dramas in their daily lives. If there are any preparatory studies or assignments, they will be given in class as appropriate. The standard preparation and review time for this class is two hours. Evaluation is based on ordinary points (70%) and examinations (30%). Assignments presented in class are submitted to the learning support system. The number of submissions and their contents will be evaluated. In addition, a special assignment will be given in the final session as an alternative to the essay exam. The combined score of both assignments will be the final assessment.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
現代社会において広告は、生活者のブランド選択やライフスタイルなどに様々な影響を与えている。またメディアを通じて発信される広義の広告情報は、コンテンツとして消費の対象となっている。この状況をふまえ、広告を幅広く消費文化との関連で捉えてその機能を論じ、高度大衆消費社会で広告が果たす役割を記号論等を用いて明らかにする。私たちの価値観や行動様式がいかに広告環境に組み込まれているかを認識し、自覚的・自律的なメディア情報把握、処理を実践する基礎能力を身につける。
到達目標Goal
広告表現、消費文化表象の特徴や構造を学ぶことを通して、コンテンツ・広告分析に必要な知識を獲得し、広告の重層的な意味内容を把握できるようになることを目指す。また、消費文化として広告を捉えることで、広い意味での文化についての教養的な知識を習得することも意図する。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
社会学部のディプロマポリシーのうち,DP1・DP3・DP6・DP7・DP8・DP10・DP11・DP13に関連。 DPについてはこちら https://www.hosei.ac.jp/shakai/info/article-20200325181407/
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
広告を中心としながら、コンテンツ、デザイン、商品など関連消費文化の表象も取り上げ、領域横断的に記号表現としての構造的な同一性や変換構造、意味内容などを論じる。広告と消費の相互関係を、具体的な事例を通して説明する。毎回課題を学習支システムに提出、フィードバックを行なう。なお、授業計画は授業の展開によって、若干の変更があり得る。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:オンライン/online
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[オンライン/online]:授業のオリエンテーション
授業のコンセプトと必要な予備知識などについて
第2回[オンライン/online]:現代社会における広告消費・文化
広告・消費文化は、現代社会の中でどのような役割を果たしているのか
第3回[オンライン/online]:広告の力とは何か
広告は、現代社会の中でどのような力を持っているのか
第4回[オンライン/online]:広告消費・文化の理論
米国の大量生産・大量消費を支えた広告とアメリカン・ウェイ・オブ・ライフについて
第5回[オンライン/online]:<広告知>の発展
広告表現開発における<広告知>の発展とはどのようなものか
第6回[オンライン/online]:ブランドと広告(1)
ブランディングに効果的な広告とは
第7回[オンライン/online]:ブランドと広告(2)
ブランディングに効果的な広告とは
第8回[オンライン/online]:日本の消費文化と広告の起源
江戸期における消費文化とメディア、広告の発達
第9回[オンライン/online]:明治から昭和初期の 広告と消費文化
日本の近代化に伴う広告と消費文化の転換
第10回[オンライン/online]:日本おけるアメリカ型広告の浸透
アメリカン・ウェイ・オブ・ライフの影響
第11回[オンライン/online]:高度成長期・バブル期の広告消費・文化
選択基準としての<私>の絶対化と日本的な広告表現の到達点
第12回[オンライン/online]:現代の日本と世界の 広告
現代の広告表現の動向と課題
第13回[オンライン/online]:文化の力と広告
ソフトパワーの担い手としての広告、およびその文化との関係
第14回[オンライン/online]:試験・まとめ
論述試験とまとめ
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
講義内容を頭の片隅に、日常生活において広告・映画・ドラマを積極的に視聴する。予習、課題がある場合、適宜授業内で指示する。本授業の準備学習・復習時間は各2時間を標準とする。
テキスト(教科書)Textbooks
青木貞茂『文化の力』(NTT出版、2008年)
参考書References
青木貞茂『キャラクター・パワー』(NHK出版新書、2014年)他適宜授業内で指示する。
成績評価の方法と基準Grading criteria
評価は平常点(70%)と試験(30%)で行う。授業内で提示された課題を学習支援システムに提出。その提出回数と内容を評価する。また、最終回の課題は論述試験の代替として特別な課題を出題する。両者を合計して最終評価とする。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
受講生が、与えられた課題の内容、形式両面の指示に関するチェック、確認をおろそかにしている点を改善する。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
学習支援システムを活用するためパソコンを準備しておくこと。
その他の重要事項Others
全ての回に出席する意欲を持った学生の受講を希望する。
教員は、長年広告会社にて広告プランニングの実務に携わっていた。その経験・ノウハウを反映した講義を行なう。