経済学部Faculty of Economics
SHS100CA(科学社会学・科学技術史 / Sociology/History of science and technology 100)科学史BHistory of Science B
河野 俊哉Toshiya KONO
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 経済学部Faculty of Economics |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | K5364 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 木2/Thu.2 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 多摩 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Courses | |
他学部公開(履修条件等)Open Courses (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Courses | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリー(2015年度以前入学生) | 総合教育科目 |
カテゴリー(2016年度以降入学生) | 総合教育科目 |
カテゴリーCategory |
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Outline (in English)
As you can see from COVID-19 and and the nuclear power plant incidental problem, for many people, the understanding of the meaning of scientific research and the result (science literacy) are becoming indispensable. With that in mind, this lecture aims to deepen the understanding of "science" by historically considering what "science" is.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
新型コロナウイルスや原発問題をみればわかるように、文・理を問わず多くの人々にとっても、科学研究やその結果の持つ意味について通じていること(科学リテラシー)が必須となりつつあります。それを踏まえ本講義では科学とは何かについて歴史的に考察し科学に対する理解を深めることを目的とする。
到達目標Goal
歴史的事例を題材に、「科学」と「技術」の違いを理解した上で、最終的には「リスク社会」とも呼ばれる現代社会の特質をも理解し、科学・技術と上手に付き合っていくための「科学リテラシー」の習得を目標とする。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP4」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
適宜視聴覚教材を用いたり、クリッカーを使用する等して双方向の授業を目指す。【オンライン授業の場合】LMSやGoogleclassroomにレジメ、音声付きpptをアップし後半はzoomで授業を行い課題提出【フィードバックの方法】課題等の提出・フィードバックはGoogleclassroomで行う予定。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回:ダーウィンと進化論
進化論の衝撃:アンケート実施
第2回:社会ダーウィニズムと日本における進化論
社会ダーウィニズムや日本における進化論の受容
第3回:「ダーウィニズムとウェルズ」
『タイムマシン』や『宇宙戦争』について考察します。
第4回:『フランケンシュタイン』の科学史的考察
『フランケンシュタイン』を科学史的に考察してみましょう。
第5回:「戦争と科学」
ハーバーの生涯と業績、毒ガス開発
第6回:レイチェル・カーソン:科学・文学・環境
カーソンの事例を通して、DDTの功罪について考察。
第7回:病気の文化史:『JIN-仁』、華岡青洲
江戸における病気や医学
第8回:『長州ファイブ』山尾庸三、ダイアー
『長州ファイブ』、山尾庸三、御雇外国人、工部大学校。
第9回:ジェンダーと科学:マリー・キュリー
キュリーを事例に「ジェンダーと科学」について
第10回:「緑の革命」、環境倫理について説明します。
「あいのり」を通してみる「緑の革命」
第11回:北里柴三郎
第1回ノーベル賞候補、脚気論争、ペスト菌論争
第12回:野口英世
研究倫理
第13回:池田菊苗:理学と応用の相克
旨味の発見、夏目漱石、味の素
第14回:本講義のまとめ
「教養教育」の再構築
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
化学史学会編『化学史への招待』(オーム社、2019年)。
河野俊哉他共著『科学の真理は永遠に不変なのだろうか』(ベレ出版、2009年)
参考書References
古川安『科学の社会史』(筑摩書房、2018年)。
成績評価の方法と基準Grading criteria
授業内小レポート40% 授業外レポート30% 試験30% 【オンライン授業の場合】平常点(課題)70% 授業外レポート30%
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
時間配分には極力配慮しますが、みなさんも短時間で自分の考えをまとめ、表現するスキルをマスターしていきましょう。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
携帯電話(クリッカー用)、授業支援システム【オンライン授業の場合】Google Classroomを導入します。