経済学部Faculty of Economics
PHL100CA(哲学 / Philosophy 100)論理学BLogic B
町田 一Hajime MACHIDA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 経済学部Faculty of Economics |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | K5170 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 火2/Tue.2 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 多摩 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Courses | |
他学部公開(履修条件等)Open Courses (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Courses | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリー(2015年度以前入学生) | 総合教育科目 |
カテゴリー(2016年度以降入学生) | 総合教育科目 |
カテゴリーCategory |
すべて開くShow all
すべて閉じるHide All
Outline (in English)
Learn the principle of the thougt of induction (basic inference form, etc.)
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
「帰納」と言われる論理的思考の技法を身につける。あらゆる科学的考察の基礎となる帰納的推論の構造を理解し、演繹的推論との違いを理解することを目標とする。
到達目標Goal
日常言語(日本語)を用いて、枚挙的推理をはじめとしたさまざまな帰納的推論の基本構造が理解できる。妥当な帰納的推論とそうでない誤謬推理や詭弁を識別して応用的な論理的思考力を身につけることができる。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP4」「DP8」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
講義による解説と問題演習をあわせて授業をすすめる。また、質問や疑問、不明なところはリアクションペーパーに書いてもらう。その内容については次回の授業でコメントし、双方向型授業を心がける。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
秋学期
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1:帰納とは何か
演繹と帰納の違いについて理解する
2:帰納的推論の歴史的発展
フランシス・ベーコンの帰納法と経験科学について解説する
3:帰納的一般化と統計的一般化とは何か
帰納的推論と統計的推論の違いについて理解する
4:さまざまな帰納的推論Ⅰ
枚挙的帰納推理の基本構造とその問題点について学ぶ
5:さまざまな帰納的推論Ⅱ
J.S.ミルの一致法と差異法の基本構造とその問題点について学ぶ
6:さまざまな帰納的推論Ⅲ
一致差異併用法の基本構造とその問題点について学ぶ
7:さまざまな帰納的推論Ⅳ
共変法と剰余法の基本構造とその問題点について学ぶ
8:さまざまな帰納的推論Ⅴ
因果的推論の基本構造とその問題点について学ぶ
9:さまざまな帰納的推論Ⅵ
類比推論の基本構造とその問題点について学ぶ
10:帰納的推論と様相論理Ⅰ
反事実条件命題と「可能世界」の用法について理解する
11:帰納的推論と様相論理Ⅱ
必然命題と偶然命題の区別を理解する
12:虚偽論Ⅰ
正しいように見えるが論理的には誤っている推論について学び、例題を批評する
13:虚偽論Ⅱ
「詭弁」とは何かを学び、例題を批評する
14:試験・まとめと解説
これまでの授業内容全範囲の理解度をはかる試験を行う
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
準備学習に1時間、復習に2時間を要する。授業において提示された課題ないし練習問題を自分で解いてみることが望まれる。
テキスト(教科書)Textbooks
使用しない。
参考書References
とくに指定しない。
成績評価の方法と基準Grading criteria
期末試験(100%)
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
本年度授業担当者変更のため記載できない。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
とくになし。
その他の重要事項Others
春学期・秋学期相互に関連した内容であるため、あわせて受講することが望ましい。