文学部Faculty of Letters
LIT300BC(文学 / Literature 300)書道A(書写を中心とする)CalligraphyA
橋本 匡朗Tadaaki HASHIMOTO
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 文学部Faculty of Letters |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2022 |
授業コードClass code | A2721 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 金5/Fri.5 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | 3~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Courses | |
他学部公開(履修条件等)Open Courses (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Courses | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | ○ |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリーCategory | 日本文学科 |
他学科公開科目 | |
クラスGroup | |
昼夜表記Day or Night | 夜間時間帯 |
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すべて閉じるHide All
Outline (in English)
From the viewpoint that “calligraphy is expression through writing,” the class will take the form of practical exercises to enhance the expressive power of calligraphy, but will also take care to cultivate a basic appreciation of and love for calligraphy. This is a course on the basics of calligraphy.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
「書は文字を書くによる表現」という視点に立ち、授業は書写の表現力を高めるための実技を中心とした形態をとりますが、書に対する基本的な鑑賞力や、書を愛好する心情を養えるように配慮します。
到達目標Goal
良い字とはどんな字か、どうしたらよい字が書けるのか、「心に欲するところに従って、規矩を踰えず」という境地を最終目標に考え方・制作手順・制作方法等をいろいろ模索し、自分なりに書に対する見方を持てるように努力してください。
What are good characters? How can they be written? Students should explore ways of thinking, writing procedures and methods, with the ultimate goal of producing calligraphy that follows their heart’s desire but does not ignore the rules.
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」「DP2」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
具体的には代表的な書の「古典」作品の「臨書」を通じて、楷書の基本的な筆使い・形のまとめ方・文字の並べ方や、行書の筆の使い方・形の簡化・姿の変化を学びます。また、かなの基本的な筆使いや、字母についても学習します。
各課題における添削指導を行います。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
あり / Yes
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[オンライン/online]:ガイダンス①
構え・執筆方法・文房四宝
第2回[対面/face to face]:ガイダンス②
書体の変遷・書の特徴・いろいろな書
第3回[対面/face to face]:楷書①基本点画
「上下大小日同」(大筆)「上下大」を中心に習い全体をまとめる。
第4回[対面/face to face]:楷書①基本点画
「上下大小日同」(大筆)「小日同」を中心に習い全体をまとめる。
第5回[対面/face to face]:楷書②基本点画
「人近力字心式」(大筆)「人近力」を中心に習い全体をまとめる。
第6回[対面/face to face]:楷書②基本点画
「人近力字心式」(大筆)「字心式」を中心に習い全体をまとめる。
第7回[対面/face to face]:楷書③筆使い
「登山雲海」(大筆)「登山」を中心に習い全体をまとめる。
第8回[対面/face to face]:楷書③筆使い
「登山雲海」(大筆)「雲海」を中心に習い全体をまとめる。
第9回[対面/face to face]:楷書④形のまとめ方
「徳潤身」(大筆)背勢の原理で書く。
第10回[対面/face to face]:楷書④形のまとめ方
「徳潤身」(大筆)向勢の原理で書く。
第11回[対面/face to face]:楷書⑤形のまとめ方
「談笑無還期」(大筆)「談笑無」を中心に習い全体をまとめる。
第12回[対面/face to face]:楷書⑤形のまとめ方
「談笑無還期」(大筆)「還期」を中心に習い氏名の書き方も工夫する。
第13回[対面/face to face]:楷書⑥文字の並べ方
「思即老而逾妙学乃小而可勉」(小筆)前半6文字を中心に学び全体をまとめる。
第14回[対面/face to face]:楷書⑥文字の並べ方
「思即老而逾妙学乃小而可勉」(小筆)後半6文字を中心に学び全体をまとめる。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
指定された展覧会の鑑賞とレポート提出本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とします。
Viewing of designated exhibitions and submission of reports. The standard preparation and review time for this class is 2 hours each.
テキスト(教科書)Textbooks
①今井凌雪著『今井凌雪の書道入門』全三巻の上巻と中巻(講談社)
②プリント配布
参考書References
プリント配布
成績評価の方法と基準Grading criteria
授業への積極的な貢献度と清書課題および夏休みの宿題をもって行います。(80%)
適時レポート(20%)
Grading will be based on active contribution to the class, clean copy assignments, and summer vacation homework (80%), as well as timely submitted reports (20%).
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
アンケート対象外科目のため非実施。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
用具・用材
大筆・小筆(最低各一本)/硯一面/墨一丁(墨汁の使用可ただし墨も必要)/文鎮/水滴(スポイドも可)/半紙(毎回最低20枚ぐらい用意)/雑巾一枚/古新聞紙数枚/下敷(書道用フェルト)/その他必要な道具は事前に連絡
その他の重要事項Others
書道家。書写ボランティア活動の経験あり。