文学部Faculty of Letters
PRI100BC(情報学基礎 / Principles of informatics 100)情報メディア演習BICT Literacy Skills B
新見 直、武田 俊Nao NIIMI, Shun TAKEDA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 文学部Faculty of Letters |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2022 |
授業コードClass code | A2718 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 金5/Fri.5 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | 1~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Courses | |
他学部公開(履修条件等)Open Courses (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Courses | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | ○ |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリーCategory | 日本文学科 |
他学科公開科目 | |
クラスGroup | |
昼夜表記Day or Night | 夜間時間帯 |
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Outline (in English)
Course Outline: This course introduces modern media, and the methods and meaning of editing. As well as lectures, there will be workshops involving practice with various types of media.
Learning Objectives: In this class, students will be exposed to real media and exchange opinions with editors. Through group work and workshops, this course aims to think about how to deal with “information” and acquire the skills to handle it appropriately.
Learning Activities Outside of the Classroom: There will be workshops and hands-on assignments within the classes. There will be time to work during class, but you may be asked to work outside of class for your presentation. The standard preparation and review time for this class is 2 hours each.
Grading Criteria/Policy: Class evaluation will consist of 70% for in-class assignments and 30% for the submission rate and content evaluation of reaction papers. In addition, students' participation in class will be taken into consideration and evaluated comprehensively.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
現代社会における、デジタルメディアとその編集のあり方について考えていきます。現役編集者という立場から近年の具体的事例を紹介します。時には、様々なツールやSNSを使い、生徒一人ひとりに考えるだけではなく、実践してもらいます。
メディアに携わりたい/編集者になりたいという人だけに役立つものではなく、情報化社会を生きる誰にとっても避けて通れない、「情報」といかに接するべきか、いかにして届けることができるかという問いかけに手をかけることが目標です。
到達目標Goal
実際のメディアに触れ、編集者と意見を交わし、グループワークやワークショプを通して「情報」との向き合い方を考え、適切に扱える技術を身につけることが目的です。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」「DP4」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
原則としてオムニバス形式です。領域や立場の異なる現役編集者である武田俊と新見直による実践的なプログラムになっています。時にはメディア業界で活躍するゲスト講師をお呼びする予定です。
講義では、実際に手を動かすワークショップの時間と課題も予定しています。1回の講義の中で、前回受講時に回収したリアクションペーパーでの質疑に回答するフィードバック、講義、実践を行います。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
あり / Yes
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]:ガイダンス
この授業のねらいについて武田俊と新見直で、それぞれの業務を紹介しながら話します。受講生からの質疑応答、ヒアリングの時間も予定しています。
第2回[対面/face to face]:デジタルメディア史:デジタルメディアの誕生と変遷
インターネット誕生以降のデジタルメディアの歴史を紐解きます。
様々な種類のSNSについて、その特徴と主だったコンテンツのあり方をレクチャーします。
クラス全員で、デジタルメディア史を実際に制作します。
第3回[対面/face to face]:SNSワークショップ1:コンセプトワーク
実際にSNSのアカウントを構築し、運用するためのコンセプトを考えます。
第4回[対面/face to face]:SNSワークショップ2:コンテンツ制作
コンセプトに最適なコンテンツのあり方を考え、実際に制作していきます。
第5回[対面/face to face]:SNSワークショップ3:コンテンツ発信
コンセプトに最適なコンテンツのあり方を考え、制作・発信していきます。
第6回[対面/face to face]:講評
運用されたSNSのアカウント・コンテンツについてプレゼンしてもらい、講評します。
第7回[対面/face to face]:デジタルメディアと社会:社会に与えた恩恵と危機
デジタルメディアが社会生活にもたらした恩恵と危機について、時事的な事例を用いて俯瞰的にお話します。
第8回[対面/face to face]:メディアに携わる仕事|デザイナー
デザイナーとはどのような仕事なのか? 何をするのか? ゲストをお招きし講義してもらいます。
第9回[対面/face to face]:メディアに携わる仕事|フォトグラファー
フォトグラファーとはどのような仕事なのか? 何をするのか? ゲストをお招きし講義してもらいます。
第10回[対面/face to face]:メディアに携わる仕事|映像作家
映像作家とはどのような仕事なのか? 何をするのか? ゲストをお招きし講義してもらいます。
第11回[対面/face to face]:SNSワークショップ4:コンセプトワーク
授業内で行える、SNSにまつわる制作コンセプトを考えます。
第12回[対面/face to face]:SNSワークショップ5:コンテンツ制作
コンセプトに最適なコンテンツのあり方を考え、実際に制作していきます。
第13回[対面/face to face]:講評
前回の課題の講評を行います。
第14回[対面/face to face]:まとめ
後期まとめの講義を行います。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
講義内でのワークショップや、実際に手を動かす課題などがあります。
講義の中で作業時間を設けますが、発表に際して講義外で作業をしてもらう可能性があります。本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
明確な教科書はありません。
適宜資料やURLを紹介します。
参考書References
講義の際に、随時紹介します。
成績評価の方法と基準Grading criteria
講義内での課題70%、リアクションペーパーの提出率と内容評価で30%。加えて講義への参加意識などを加味し、総合的に評価します。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
受講生とのコミュニケーションを重視し、随時講義内容をアップデートしていきます。また最新の事例を紹介しながら講義することで、実際に社会で起こっているメディアを取り巻く課題に実感を持てるよう工夫していきます。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
現在の情勢を踏まえ、オンライン授業を実施する可能性があります。その場合、リアルタイムでのオンライン授業となるので、配信を閲覧できるパソコン機材と安定したネットワーク環境があるのが望ましいです。
ただし、配信はスマートフォンでも視聴可能ですので、上記は必須ではありません。
その他の重要事項Others
講義を行う武田俊・新見直は、ともに本学の文学部日本文学科のOBで、起業経験を持つ現役の編集者です。その視点から、単純な座学ではなく最新事例をもとにした双方向的な講義を目指します。
春学期・秋学期それぞれで受講することが可能ですが、あわせて受講することで、より深く実践的な学びが得られるので、おすすめします。カジュアルなゼミのような気分で受講してもらうとよいと思います。
また、2人での当授業は本年度で最後となる予定ですので、受講したいという方は是非今年受講してもらえたらと思います。