法学部Faculty of Law
POL200AC(政治学 / Politics 200)公共哲学ⅠPublic Philosophy 1
上田 知夫Tomoo UEDA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 法学部Faculty of Law |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2024 |
授業コードClass code | A0348 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 木2/Thu.2 |
科目種別Class Type | 講義 |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | 市BT‐0901 |
配当年次Grade | 2~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | 定員制 ILAC「ドイツ語圏の公共哲学A」との合併科目 |
他学部公開科目Open Courses | |
他学部公開(履修条件等)Open Courses (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Courses | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリー(法律学科)Category (法律学科) | |
カテゴリー(政治学科(2021年度以降入学者))Category (政治学科(2021年度以降入学者)) | 選択科目(他学科との共通科目・その他) |
カテゴリー(政治学科(2020年度以前入学者))Category (政治学科(2020年度以前入学者)) |
選択科目(84単位以上) 選択科目(政治学科主催科目) |
カテゴリー(国際政治学科(2021年度以降入学者))Category (国際政治学科(2021年度以降入学者)) | |
カテゴリー(国際政治学科(2020年度以前入学者))Category (国際政治学科(2020年度以前入学者)) |
すべて開くShow all
すべて閉じるHide All
Outline (in English)
【Course outline】
This course aims to provide philosophical discussions on the public sphere and to apply philosophical concepts to social/political issues in the German-speaking region.
【Learning Objectives】
In this course, students will learn how to deal with philosophical concepts and apply them to actual political issues.
【Learning activities outside of classroom】
Students have to learn at least 2 hour outside of class each week.
【Grading Criteria /Policy】
Participation and homework (50%) + term paper (50%)
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
ドイツ語圏の哲学者たち(例えば、カントやアーレントやハーバマス)により展開された公共哲学の議論の展開を検討する。その際に、現代のドイツ語圏の政治・社会事情を例に取りながら検討する。
哲学的な思考法を身につけるだけではなく、それらの考え方を用いて実際の政治的な事例について考えることができるようになるようになることを目的とする。
到達目標Goal
公共哲学についての基本的な概念とそれぞれの概念が持つ問題意識を理解する。
ドイツ語圏の政治に関わる話題にについて基礎的な理解を得る。
哲学的な思考に基づいて、レポートを作成できる。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
講義形式で授業を行います。毎回リアクションペーパーとして質問を2つ提起してもらいます。この質問を匿名化の上、次の回の導入で一緒に検討します。
学期末にレポートを書いていただきます。
この授業ではドイツ語の知識は一切前提しません。ドイツ語の文献も扱いません。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]:はじめに
なぜ公共哲学は重要なのかについてのイントロダクション
第2回[対面/face to face]:公共性と「公的なモノ」
公共概念がどのような場所で用いられるのかを、ドイツ語圏の事例を使いながら考える。
第3回[対面/face to face]:公共性と「公的なモノ」(続き)
前回の続き
第4回[対面/face to face]:私秘性と公共性
プライバシーと公共性の関係を考える。
第5回[対面/face to face]:私秘性と公共性(続き)
前回の続き
第6回[対面/face to face]:メディアと公共性
ドイツ語圏の公共放送のあり方を概観し、公共的意見形成について考える
第7回[対面/face to face]:メディアと公共性(続き)
前回の続き
第8回[対面/face to face]:熟議民主主義と公共性
公共的意見形成が民主主義に果たす役割について考える。
第9回[対面/face to face]:熟議民主主義と公共性(続き)
前回の続き
第10回[対面/face to face]:立憲主義と公共性
ドイツの憲法裁判所についての基礎的な事実を確認し、公共的意見形成との関係を考える。
第11回[対面/face to face]:立憲主義と公共性(続き)
前回の続き
第12回[対面/face to face]:社会福祉国家と公共性
主にドイツの社会保障システムの基礎的な事実を確認し、社会福祉国家について公共哲学の観点から考える。
第13回[対面/face to face]:社会福祉国家と公共性(続き)
前回の続き
第14回[対面/face to face]:春学期のまとめ
春学期に扱ったテーマの確認。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とします。配布される授業をよく復習して次回の授業に臨んでください。
学期末にレポートを書いていただきます。
テキスト(教科書)Textbooks
教科書は使用しません。毎回、資料をHoppiiで配布しますので、そちらをダウンロードしてお持ちください。
参考書References
毎回の授業ごとに資料内に掲示しますので、そちらをご参照ください。
成績評価の方法と基準Grading criteria
毎回リアクションペーパーとして質問を2つ提起してもらいます (70%)。こちらを平常点として評価します。また授業中の積極的な発言はこちらで加味します。
学期末にレポートを執筆していただきます (30%)。こちらは、資料内で提示した資料の一部を読んで、要約することを含みます。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
本年度新規科目につきアンケートを実施していません。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
毎回、資料をHoppiiを通じて配布しますので、教室でそれらが閲覧できるようにタブレットないしパソコンを準備してきてください。
その他の重要事項Others
春学期と秋学期を分割して履修することもできますが、連続履修をお勧めします。