法学部Faculty of Law
MAN200FD(経営学 / Management 200)消費者行動論ⅠConsumer Behavior I
新倉 貴士Takashi NIIKURA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 法学部Faculty of Law |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2024 |
授業コードClass code | A4459 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 集中・その他/intensive・other courses |
科目種別Class Type | 講義 |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | 市市他‐その他 |
配当年次Grade | 3~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | 経営学部「消費者行動論Ⅰ(A4459)」との合併科目 |
他学部公開科目Open Courses | |
他学部公開(履修条件等)Open Courses (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Courses | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリー(法律学科)Category (法律学科) | |
カテゴリー(政治学科(2021年度以降入学者))Category (政治学科(2021年度以降入学者)) | 選択科目(他学科との共通科目・その他) |
カテゴリー(政治学科(2020年度以前入学者))Category (政治学科(2020年度以前入学者)) |
選択科目(84単位以上) 選択科目(政治学科主催科目) |
カテゴリー(国際政治学科(2021年度以降入学者))Category (国際政治学科(2021年度以降入学者)) | |
カテゴリー(国際政治学科(2020年度以前入学者))Category (国際政治学科(2020年度以前入学者)) |
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すべて閉じるHide All
Outline (in English)
This course is a series of lectures and discussions, structured to give students some of the basic, fundamental understandings on consumer behavior and brand marketing strategy.
To understand consumer, students will learn consumer’s cognition, attitude, and behavior.
Major course objectives are;
-To introduce students to knowledge about consumer behavior and marketing strategy.
-To learn consumer information processing.
-To understand brand marketing strategy.
-To get creative skills of marketing plans.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
消費者の行動は、非常に微妙なものに左右されてしまいます。昨日まで飛ぶように売れていたブランドが、突然売れなくなってしまいます。一体何が消費者の行動を規定しているのでしょうか。当授業では、このような消費者行動について、さまざまな角度から講義します。履修者は、消費者行動に関する体系的な知識を獲得できるようにし、マーケティング戦略の構築との関連性を意識して、より効果的な消費者戦略を想定しながら受講することが必要になります。
到達目標Goal
当科目の履修者は、消費者行動に関する基礎的な知識獲得のために、これまでに展開されてきた消費者行動研究の枠組みとその流れを把握できるようになることを目的とし、また消費者認知・消費者態度・消費者行動という3つの視点を置きながら、消費者とマーケティング戦略に関する応用的な知識の獲得を目指します。とりわけ、ブランドマーケティングの実践を想定した消費者に関する知識の獲得ができるようになることを目指します。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
【授業の進め方】
本年度は、オンライン型での開講を予定しています。
「消費者行動論Ⅰ」では、消費者行動に関する体系的な基礎知識を学習します。特に消費者の行動を規定する消費者の心理プロセスに着目し、消費者行動モデルを基にして、その行動を規定する様々な要因を考察していきます。
【授業の方法】
主に講義形式により授業を進めます。
毎回、配布資料を使用します。
課題等に対するフィードバックについては、学習支援システムにて行います。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:オンライン/online
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[オンライン/online]:消費者行動とマーケティング
消費者行動とは何か、市場の把握と消費者理解、マーケティングの今日的課題と消費者行動分析について講義します。
第2回[オンライン/online]:消費者行動の分析フレーム
消費者行動の分析レベル、購買行動分析の視点と枠組み、消費者行動の分析モデルについて講義します。
第3回[オンライン/online]:消費者行動研究の系譜
消費者行動研究の源流と系譜、モ チベーション・リサーチの系譜、 ブランド選択モデルの系譜、消費者情報処理研究の系譜、近年の展開について講義します。
第4回[オンライン/online]:消費行動と消費パターンの分析
生活資源配分と消費行動、消費行動分析の3つのアプローチ、消費様式の選択メカニズムについて講義します。
第5回[オンライン/online]:消費者行動の変化とその諸相
消費者行動の変化をどう捉えるか、家事の外部化と消費の多様化、インターネットが変える消費者行動について講義します。
第6回[オンライン/online]:情報処理のメカニズム
情報処理システムとしての消費者、処理能力と処理資源の限界とその克服、消費者情報処理モデル、消費者情報処理とマーケティング対応について講義します。
第7回[オンライン/online]:情報処理の動機づけ
動機としての問題認識、動機づけとしての目標と目標階層、動機づけられるメカニズム、動機づけられた状態としての関与について講義します。
第8回[オンライン/online]:情報処理の能力
情報処理能力と知識、長期記憶の仕組み、認知構造の水準、専門知識力について講義します。
第9回[オンライン/online]:購買意思決定の分析
購買意思決定プロセス、伝統的な意思決定理論、情報過負荷の影響、情報処理の多様性について講義します。
第10回[オンライン/online]:購買前の情報処理
情報の内部探索、情報の外部探索、情報の解釈メカニズム、解釈の多様性について講義します。
第11回[オンライン/online]:購買時の情報処理
低関与情報処理、情報処理のモード、相互適応的な情報処理について講義します。
第12回[オンライン/online]:購買後の情報処理
購買後の再評価、再評価と満足、消費者間の社会的相互作用について講義します。
第13回[オンライン/online]:購買意思決定プロセスとマーケティング
情報処理プロセスを捉える視点、情報処理プロセスとマーケティング・マネジメント、購買意思決定とマーケティングとの関わりについて講義します。
第14回[オンライン/online]:購買意思決定の特性とマーケティング&ブランド構築と統合型マーケティングコミュニケーション
購買意思決定と提案価値のデザイン、購買意思決定と価値伝達のデザイン、購買意思決定とインターネットについて講義します。さらに、コモディティ化からの脱却とブランド構築、ブランド構築のための視点、CBBEから見たマーケティング・マネジメントについて講義します。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
授業内容に関する消費者の認知・態度・行動について、自分もしくは身近な隣人の様子を観察して、ノートに整理してください。授業で詳解する様々な理論やモデルを適用して、その様子を自分なりに分析してください。そして、それに対応する有効なブランドマーケティング戦略を考案してください。本授業の準備学習・復習時間は、各8時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
青木幸弘他、『消費者行動論:マーケティングとブランド構築への応用』、有斐閣アルマ、2012年。
上記のテキストの要約を印刷物として授業支援システムで配信します。
参考書References
青木幸弘『消費者行動の知識』、日経文庫、2010年
田中洋編著『デジタル時代のブランド戦略』、有斐閣アルマ、2023年
新倉貴士、『消費者の認知世界』、千倉書房、2005年
成績評価の方法と基準Grading criteria
最終レポート課題により評価します(100%)。
授業内容の理解度を基準とします。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
授業のテンポに気をつけながら進める予定です。
マイク音量と画像鮮明度に配慮する予定です。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
インターネットを利用できる機器を準備してください。
配布資料を用意する予定です。
その他の重要事項Others
〔関連科目〕
マーケティング論Ⅰ/Ⅱ、マーケティング・リサーチⅠ/Ⅱ
〔受講上の注意〕
マーケティング論Ⅰ/Ⅱを履修した上で受講することが望ましい。