法学部Faculty of Law
LAW100AB(法学 / law 100)法思想史法思想史
大野 達司Tatsuji OHNO
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 法学部Faculty of Law |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2022 |
授業コードClass code | A0131 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 水3/Wed.3 |
科目種別Class Type | 講義 |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | 1~3 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Courses | |
他学部公開(履修条件等)Open Courses (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Courses | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | 成績優秀者の他学部科目履修制度で履修する学生:履修を希望する場合は、所定の手続きに従って申請すること。 |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリー(法律学科)Category (法律学科) | |
カテゴリー(政治学科(2021年度以降入学者))Category (政治学科(2021年度以降入学者)) | |
カテゴリー(政治学科(2020年度以前入学者))Category (政治学科(2020年度以前入学者)) | |
カテゴリー(国際政治学科(2021年度以降入学者))Category (国際政治学科(2021年度以降入学者)) | |
カテゴリー(国際政治学科(2020年度以前入学者))Category (国際政治学科(2020年度以前入学者)) |
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すべて閉じるHide All
Outline (in English)
This lecture focuses on the modern Japanese legal thoughts and their receptions from foreign legal thoughts as their backgrounds.
Before each lesson participants should read the relevant capitals by themselves.
Grade evaluation is based on answers to quizzes after each lesson and term-end reports
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
本講義は「文化・社会と法コース」に属する。
近代日本の法思想・法制度に対する海外法思想の影響と理解を概観する。
到達目標Goal
近代日本法思想の海外法思想の受容と歴史的背景を理解し、近代化の意味とともに、とくに西欧法思想をわたしたちが学ぶ意味をとらえ、一般に目にする西欧中心の法思想史を学ぶきっかけをうる。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP2」、「DP3」に強く関連。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
教科書に沿って、学習支援システムで配布するレジュメに基づいて授業を進める。
対面授業ができない場合は、概要について動画・または音声ファイルをシステムにアップする予定。同システムを通じて、授業時間内・また一定の期間質問を受け付ける。次回授業か、学習支援システムで応答する。授業各回のあとで、内容確認のため、オンラインクイズを実施する。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第一回[対面/face to face]:はじめに
授業・評価の方法と全体の概要
第二回[対面/face to face]:第一章法と権利
近代初期日本への法と権利概念の継受
第三回[対面/face to face]:際2章自然法の思想
西欧自然法論の概要
第四回[対面/face to face]:第3章公と知識人
明治期の「市民社会」=公共圏のありか
第五回[対面/face to face]:第4章憲法と自治
明治憲法制定期の議会制と自治をめぐる議論
第六回[対面/face to face]:第5章初期明治憲法理論
第12章天皇機関説事件の法思想
穂積八束・美濃部達吉・上杉慎吉らの法思想
第七回[対面/face to face]:第6章明治民法学
日本とドイツの法典論争
第八回[対面/face to face]:第7章刑法理論の対立
初期刑法学以降の旧派と新派の対立と意味
第九回[対面/face to face]:第8章大正デモクラシー
大正デモクラシーの法・政治思想と初期フェミニズム
第十回[対面/face to face]:第9章マルクス主義法学
社会法の法思想のはじまりと、思想弾圧
第十一回[対面/face to face]:第10章国際法と国際政治
第一次大戦後の国際法・政治思想とケルゼン・シュミット
第十二回[対面/face to face]:第11章国粋主義の法思想
昭和初期の政治基盤の変容と右派法思想
第十三回[対面/face to face]:第13章総動員体制(新体制)の構築と法思想
第14章戦時体制下の法思想
第二次大戦に突入するころの法思想
第十四回[対面/face to face]:第15章新憲法体制の法思想
第二次大戦直後の法思想の対応
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
配布するレジュメに基づいて予習復習をすること。教科書を利用する場合は、事前に指示した箇所を確認しておくこと本授業の準備学習・復習時間は各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
大野・森元・吉永『近代法思想史入門』法律文化社、2016年
参考書References
教科書にあげられているものの他、西欧法思想史について
森村進編『法思想の水脈』法律文化社、2016年
西村清貴『近代ドイツの法と国制』成文堂、2017年
中山・浅野・松嶋・近藤『法思想史』有斐閣、2019年
西村清貴『法思想史入門』成文堂、2020年
戒能通弘・神原和宏・鈴木康文『法思想史を読み解く』法律文化社、2020年
授業では触れられないかもしれないが、
オリヴァー・リーマン『イスラム哲学への扉』中村廣治郞訳、ちくま学芸文庫、2002年
小嶋祐馬『中国思想史』KKベストセラーズ、2017年
成績評価の方法と基準Grading criteria
期末レポート(70%)とオンラインクイズ(30%)。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
なし
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
なし
学習支援システムが使えるように。