法務研究科Law School
LAW500A2（法学 / law 500）国際ＮＧＯ・ＮＰＯ論International NGOs
小野 行雄Yukio ONO
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 法務研究科Law School |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2024 |
| 授業コードClass code | V9217 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 秋学期前半/Fall(1st half) |
| 曜日・時限Day/Period | 木6/Thu.6,木7/Thu.7 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
| 教室名称Classroom name | 市BT‐0606 |
| 配当年次Grade | 1～ |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | 公共政策研究科主催科目 |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| カテゴリーCategory |
基礎法学・隣接科目群 隣接 |
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Outline (in English)
【授業の概要（Course outline）】Civil Society (NGO) is an actor which constitutes society along with Politics (Government) and Economy(Enterprises). Students will understand the social issues and the role of civil society, as well as contemplate their own role in the society.
【到達目標（Learning Objectives）】
1 Understanding the role of NGO/NPO or Civil Society, as well as those of Government and Market.
2 Understanding the history and the present situation of the Civil Society.
3 Acquiring the citizenship methodology and cultivating own indivisual citizenship.
【授業時間外の学習（Learning activities outside of classroom）】
Prepare the class by skimming through the materials provided.
After the class, take time to write a relfection paper. Try relating what you learned in the class to your previous knowledge and experiences.
【成績評価の方法と基準（Grading Criteria /Policy）】
Active participation to the class and thoughtful refection is important.
Reflection report after every class 70% Term-end report 30%
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
＜政府＞＜経済界＞と並ぶアクター＜市民社会＞として社会を構成することこそが、ＮＧＯ・ＮＰＯの本質である。
本科目では、講師が専門とする国際協力分野での活動を中心として、世界が直面する問題を理解し、ＮＧＯが活動する場と方法を学んだ上で、市民社会としてのＮＧＯの活動にも目を向ける。受講者は、組織としてのＮＧＯについて学ぶのと同時に、自らの市民としての役割についても考えることになる。
到達目標Goal
1 現代社会におけるＮＧＯ・ＮＰＯと市民社会の役割、政府および経済界との関係を理解する
2 ＮＧＯ・ＮＰＯの歴史と現状、その方法論を理解する
3 自ら世界に関わる市民性を涵養し、その方法論を身につける
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
ディスカッションによるグループワークを中心に進める。授業内プレゼンテーションも毎回行う。ネットを利用してケーススタディを行うのでパソコンまたはスマートフォンが必携。映像資料も多用する。毎回レポートを作成し、それをめぐる意見交換を行いながら先に進める。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]：ＮＧＯ・ＮＰＯの基礎
受講者のこれまでの経験と知識を整理しながらＮＧＯ・ＮＰＯの基礎を概観する
第2回[対面/face to face]：市民社会
市民社会論を概観し、市民社会そのもの、あるいはエージェントとしてのＮＧＯ・ＮＰＯの活動を学ぶ
第3回[対面/face to face]：ＮＧＯの方法
ケーススタディとしていくつかのＮＧＯを取り上げながら、ＮＧＯの国際開発における方法論について学ぶ
第4回[対面/face to face]：開発の問題
近代化とグローバリゼーションについて検討し、開発をめぐる考え方を整理しながらＮＧＯ・ＮＰＯの役割を検討する
第5回[対面/face to face]：ＮＧＯの歴史・日本のＮＧＯ
世界と日本のＮＧＯの歴史を学び、いくつかの日本のＮＧＯを取り上げて活動を検証する
第6回[対面/face to face]：世界のＮＧＯ
「先進国」および「途上国」のＮＧＯ、それに国際ＮＧＯの事例を取り上げて活動を検証する
第7回[対面/face to face]：ＮＧＯ・ＮＰＯの社会における役割
ＮＧＯ・ＮＰＯが社会に影響を与えた事例を検証し、社会における役割を検討する
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
文献を読んでくることが必須となる。文献は毎回電子ファイルで配布する。毎授業後のふりかえりレポートも重視する。本授業の準備学習・復習時間は各2時間を標準とする。
テキスト（教科書）Textbooks
教科書は使用しない。
参考書References
「激動するグローバル市民社会」重田康博 明石書店
「国際開発ハンドブック」友松篤信編著 明石書店
「脱「開発」の時代」イヴァンイリッチ他 晶文社
成績評価の方法と基準Grading criteria
平常点（討論への参加・各回のレポート）70％
期末レポート 30％
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
アンケートを実施していません
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
ネットに接続できるパソコンまたはスマートホン
担当教員の専門分野等
＜専門領域＞ 国際社会開発・開発教育
＜研究テーマ＞ＮＧＯによるコミュニティ開発・参加型学習
＜主要研究業績＞「ＮＧＯ主義で行こう」藤原書店 「21世紀の人権（共著）」日本評論社 「ＳＤＧｓ時代の学びづくり（編著）」明石書店