教職・資格(多摩)Teacher-Training Courses and Qualification Courses (Tama)
博物館展示論Museum Exhibition Studies
大山 裕Yutaka OYAMA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 教職・資格(多摩)Teacher-Training Courses and Qualification Courses (Tama) |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2024 |
授業コードClass code | C6759 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 木4/Thu.4 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | 1007 |
配当年次Grade | 1~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリーCategory | 資格関係科目 |
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Outline (in English)
Exhibition as a technology that conveys the history of humankind and the culture that has been cultivated through that activity.
Learn about its various methods, effects, and future possibilities.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
人類がこれまで歩んできた歴史や、その営みのなかで育まれた文化を伝える技術としての展示について、その多様な手法と効果、これからの可能性について学びます。
到達目標Goal
1.博物館展示とは何かを理解し、他の展示との違いを知る。
2.博物館展示における多様な表現を知り、その特徴を理解する。
3.展示室を構成する展示ケースや展示台などの各種の展示什器や展示手法の特性を理解し、展示の目的や展示資料に適した展示空間をつくれるようになる。
4.展示表現の意義や効果、その可能性ついて考え、博物館の理解者、博物館の未来を支える人材となる。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。
授業の初めに、前回の授業で提出されたリアクションペーパーからいくつか取り上げ、全体に対してフィードバックを行います。
人に伝える技術として広まった展示の歴史を知り、博物館という教育施設の中で、様々な表現メディアを駆使して、対象に応じて分かりやすく伝える展示方法について学びます。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]:展示とは何か1
本講義の概要と、博物館とは何か、博物館における展示について解説し、今日の博物館展示のあり方を学ぶ。
第2回[対面/face to face]:展示とは何か2
博物館展示の事例を紹介しながら諸類型を理解し、博物館展示はどのようにすべきかについて学ぶ。
第3回[対面/face to face]:博物館における学び1
生涯学習、学校との連携、地域づくりなど、博物館の社会的役割について学ぶ。
第4回[対面/face to face]:博物館における学び2
子どもや高齢者、障がい者、外国人など多様な来館者に対応する展示手法、参加型展示について学ぶ。
第5回[対面/face to face]:展示空間の構成1
展示の構想、計画、設計など、博物館をつくる流れ、展示空間のつくり方を学ぶ。
第6回[対面/face to face]:展示空間の構成2
展示資料の配置や見せ方、動線計画と視線計画について学ぶ。
第7回[対面/face to face]:展示の芸術性1
博物館と美術館の比較、解説や鑑賞について展示の表現方法を学ぶ。
第8回[対面/face to face]:展示の芸術性2
物語性、記憶や共感を伝える展示表現を学ぶ。
第9回[対面/face to face]:展示の科学性
資料保存の考え方と、文化財の保存と活用について学ぶ。
第10回[対面/face to face]:特別講義
文化財の保存や活用ついて、ゲスト講師から最新事例などを学ぶ。
第11回[対面/face to face]:展示の解説と造型1
展示パネルにおけるデザインと効果について学ぶ。
第12回[対面/face to face]:展示の解説と造型2
模型、パノラマ、ジオラマ等について学ぶ。
第13回[対面/face to face]:展示照明
照明計画の要点と課題について学ぶ。
第14回[対面/face to face]:展示評価、博物館展示のまとめ
企画段階評価、形成的評価、総括的評価を学ぶ。最後に博物館展示のまとめを行い、講義で学んだ重要な点を再確認する。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
講義で扱った事項については、実際に博物館等を訪れ、できるだけ自分の目で確かめること。
テキスト(教科書)Textbooks
里見親幸 「博物館展示の理論と実践」同成社
参考書References
特に無し。
成績評価の方法と基準Grading criteria
授業後の感想文50%、複数回実施する課題レポート50%によって評価する。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
学生からのフィードバック(感想文、質問等)を大切にして授業運営をすすめる。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
特に無し。
その他の重要事項Others
特に無し。