法学部Faculty of Law
LAW300AB（法学 / law 300）英米法Ⅰ英米法Ⅰ
中田 裕子Nakata Yuko
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 法学部Faculty of Law |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2024 |
| 授業コードClass code | A0125 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 春学期授業/Spring |
| 曜日・時限Day/Period | 月1/Mon.1 |
| 科目種別Class Type | 講義 |
| キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
| 教室名称Classroom name | G201 |
| 配当年次Grade | 3～4 |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 他学部公開科目Open Program | |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | 成績優秀者の他学部科目履修制度で履修する学生：履修を希望する場合は、所定の手続きに従って申請すること。 |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| カテゴリー（法律学科）Category (法律学科) | 選択科目 |
| カテゴリー（政治学科（2021年度以降入学者））Category (政治学科（2021年度以降入学者）) | 自由科目（他学科主催科目） |
| カテゴリー（政治学科（2020年度以前入学者））Category (政治学科（2020年度以前入学者）) |
選択科目（84単位以上） 自由科目（他学科主催科目） |
| カテゴリー（国際政治学科（2021年度以降入学者））Category (国際政治学科（2021年度以降入学者）) | 自由科目（他学科主催科目） |
| カテゴリー（国際政治学科（2020年度以前入学者））Category (国際政治学科（2020年度以前入学者）) | 自由科目（他学科主催科目） |
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Outline (in English)
Common Law I introduces general theory of common law legal system. Then it will go on to discuss the UK and US constitutions. In this course, students learn about the courts system, the judicial system and the jury system especially in the US and the UK, and are shown how they differ from Japanese legal system.
This course aims at acquiring knowledge of basic legal terms of Common Law legal system and together with its societal and cultural background. In addition to the above, this course aims to develop the ability to identify problems in comparison with Japanese law.
Students will be expected to review the key words which will be presented as 'review words' at the end of each session. They are also encouraged to read through the material uploaded beforehand. Students will be expected to spend for at least four hours to complete the above tasks.
Your final grade in this class will be decided based on the following:
Reaction papers 20%
Term-end examination 80%
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
英米法Ⅰでは、英米法総論とイギリスとアメリカの憲法を中心に学習します。総論では、英米の裁判所の成り立ち、司法制度や陪審制などを学習して、日本法との相違点を示します。
到達目標Goal
授業の到達目標に、以下の３点を掲げます。
1. 英米法の基本用語を理解する。
2. 基本用語が生まれる背景となった社会的、文化的背景を理解できるようにすること。
3. 英米法の法制度を理解した上で、日本法の問題点等を比較法的視点で考える力を身につける。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP2」、「DP3」に関連。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
１）授業形態
本講義は原則対面で行いますが、体調不良等の理由でオンライン講義に切り替える可能性があります。必ず、学習支援システム等を利用してお知らせしますので、確認するようにしてください。
２）授業の進め方
前回講義の復習（質問への対応）を簡単に行った後、その日の講義を行い、最後に必ず、復習ワードを提示します。講義後、その復習ワードを中心に学習を行って下さい。
３）リアクション課題について
リアクション課題については、何度かに一度行う予定です。「正解」のない問題について、一歩立ち止まって考えてもらいます。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]：イントロダクション
英米法を学ぶ意義
授業の進め方、成績評価の方法等のガイダンスを行った後に、英米法で学ぶことの意義について考える。
第2回[対面/face to face]：コモン・ローとエクイティ
コモン・ローとエクイティについて、裁判所の歴史を学びます。
第3回[対面/face to face]：司法制度
イギリスの裁判所とアメリカの裁判所について学びます。
第4回[対面/face to face]：司法制度
法曹一元：裁判官やその役割を中心に学習します。
第5回[対面/face to face]：陪審制
日本の裁判員制度と比較しながら、英米の陪審制について学びます。
第6回[対面/face to face]：イギリス憲法とBrexit
Brexitを通じて、イギリスの憲法体制について学びます。
第7回[対面/face to face]：アメリカ憲法（１）
アメリカ憲法のはじまり（建国の歴史）について学びます。
第8回[対面/face to face]：アメリカ憲法（２）
司法審査権について学びます。
第9回[対面/face to face]：アメリカ憲法（３）
修正14条：平等保護条項について学びます。
第10回[対面/face to face]：アメリカ憲法（４）
修正14条：中絶問題について学びます。
第11回[対面/face to face]：アメリカ憲法（５）
修正14条：アファーマティブアクションについて学びます。
第12回[対面/face to face]：アメリカ憲法（６）
修正14条：同性婚について学びます。
第13回[対面/face to face]：アメリカ憲法（７）
修正2条：銃社会アメリカについて学びます。
第14回[対面/face to face]：まとめと注目判例
今学期に学習したもののまとめと、今開廷期に注目すべき判例を紹介します。
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
各回、キーワードを「復習ワード」として提示するので、それらを中心に復習してください。また、予めアップロードされている教材に目を通すようにしてください。
上記の復習及び予習の時間は、各2時間を標準とします。
テキスト（教科書）Textbooks
特に指定しないが、初回レジュメに提示された参考書の中から、自分に合うものを用意することが望ましい。
参考書References
E・アラン・ファーンズワース『アメリカ法への招待』（勁草書房・2014）
樋口範雄『はじめてのアメリカ法（補訂版）』（有斐閣・2013）
田中英夫（編）『BASIC英米法辞典』（東京大学出版会・1993）
各単元ごとに、参考資料はその都度提示することにする。
成績評価の方法と基準Grading criteria
本講義は、以下の通りで、評価する。
リアクション課題 20％
定期試験 80％
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
担当講師初年度のため、特になし。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
資料配布には、学習支援システム等を利用する予定です。また、各回のレジュメ枚数が多いため、パソコンやタブレット等を利用した方で便利かもしれません。