通信教育部(スクーリング)School of Correspondence Education (Schooling)
PHY100TA(物理学 / Physics 100)物理学3(実験)(夏期スクーリング)Physics3
井坂 政裕
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 通信教育部(スクーリング)School of Correspondence Education (Schooling) |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2024 |
授業コードClass code | 30007 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
担当教員(自由記述)Instructor name | 井坂 政裕 |
科目種別Class Type | スクーリング |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
カテゴリーCategory | 夏期 |
期間Period | 2群午後 |
定員Capacity | |
予備登録の有無Presence or Absence of Preliminary Registration | |
受講可能な学科・学年Eligible Courses / Grade | 『法政通信』受講申込み等関連頁を参照 |
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Outline (in English)
In this course, students carry out experiments related to physical phenomena such as light, wave, gravity, and energy by themselves. The goals are to understand various fields in physics by experimental methods, and to acquire the scientific perspective. Before/after each class, students will be expected to spend four hours to understand the course content and to write reports. Grading will be decided based on reports (80%), and in class contribution (20%).
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
自然科学の1つである物理学では、実験や観測を通して物理法則が発見され、さらに、それをもとに構築された物理理論も実験や観察によって検証されることで発展してきました。
この授業では、光・波・重力・エネルギーなどの身近な現象に関する実験を学生自らが行うことにより、これらの現象の本質を理解できるようになるとともに、その背後にある物理法則や理論を深く理解することを目的としています。
到達目標Goal
身の回りの物理現象に関する実験を通して、物理学に関する知識を深めるとともに、科学的なものの見方を修得することを目標としています。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「法律学科:DP5」「日本文学科:DP3」「史学科:DP1, DP3」「地理学科:DP1」「経済学科:DP3, DP7」「商業学科:幅広い教養」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
学生自身が行う4種類の実験を中心に授業が行われます。高校での物理の基礎知識が無くても実験内容の理解が深められるように、実験の前には印刷資料や一部映像を使用して講義を行います。なお、4種類の実験をローテーションで行うため、場合によっては実験の順番が授業計画欄に記載のものから前後します。質問などに対するフィードバックは、講義内で行う予定です。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]:ガイダンス及び落体の法則
授業全体の進め方について説明し、その後、実験1に関する落体の法則についての講義を行う。
第2回[対面/face to face]:熱エネルギー
実験2に関する熱エネルギーについての講義を行う。
第3回[対面/face to face]:実験1(落体実験)
重力によって落下する物体の様子を調べ、落体の法則やエネルギー保存則について理解を深める。
第4回[対面/face to face]:実験2(熱の仕事等量の測定)
熱の仕事当量を測定することにより、熱についての理解を深めるとともに、エネルギー変換について理解を深める。
第5回[対面/face to face]:光の性質
実験3と実験4に関する光の性質について講義を行う。
第6回[対面/face to face]:太陽電池とLED
第5回に引き続き、光の性質や、太陽電池と発光ダイオード(LED)の構造について講義を行う。
第7回[対面/face to face]:光の二重性
光の性質に関連して、光や電子などが持つ二重性についての講義を行う。
第8回[対面/face to face]:実験3(光スペクトルの観察)
蛍光灯やLEDなどが放つ光の波長を測定することによって、それぞれの光源の原理や、原子の発光メカニズムについての理解を深める。
第9回[対面/face to face]:実験4(LEDの実験)
LEDを発光させるために必要な電気エネルギーと光の色との関係を調べることによって、光の性質について理解を深める。
第10回[対面/face to face]:万有引力の法則
落体の法則に関連して、万有引力の法則についての講義を行う。
第11回[対面/face to face]:無重力状態での物理現象
日常では経験できない無重力状態での物理現象について紹介する。
第12回[対面/face to face]:超伝導現象
日常では見ることができない超伝導現象について紹介する。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
実験をスムーズに行うため、実験前に予め配付プリントを読んで予習してください。さらに、実験後にデータ解析とレポート作成を行う必要があります。授業の準備やレポート作成を含めた予習・復習時間は、各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
配付プリントを使用するため、テキストは使用しません。
参考書References
必要に応じて授業中に紹介します。
成績評価の方法と基準Grading criteria
試験は実施せず、実験のレポート(80%)と平常点(20%)で評価します。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
特にありません。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
筆記用具に加えて、15cm程度の定規と電卓(携帯電話やスマートフォンのアプリでも可)を持参してください。
レポートを手書きで作成する場合は、市販のA4サイズ横書きのレポート用紙を用意してください。レポートをワープロソフトで作成する場合は、作成後、各自で印刷する必要があります。