通信教育部（スクーリング）School of Correspondence Education (Schooling)
GEO200TE（地理学 / Geography 200）自然地理学特講（夏期スクーリング）Special Study in Physical Geography
宇津川 喬子
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 通信教育部（スクーリング）School of Correspondence Education (Schooling) |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2024 |
| 授業コードClass code | 36007 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 担当教員（自由記述）Instructor name | 宇津川 喬子 |
| 科目種別Class Type | スクーリング |
| 教室名称Classroom name | |
| 配当年次Grade | |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| カテゴリーCategory | 夏期 |
| 期間Period | 2群午前 |
| 定員Capacity | |
| 予備登録の有無Presence or Absence of Preliminary Registration | |
| 受講可能な学科・学年Eligible Courses / Grade | 『法政通信』受講申込み等関連頁を参照 |
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Outline (in English)
This course focuses on the basis knowledge of Petrology and Sedimentology in Geology.
By the end of the course, students should be able to do the followings:
－A) understand the basics of Earth Science in relation to Petrology and Sedimentology, and be able to explain them in own words,
－B) understand the origin of rocks and the basics of their theory, and be able to roughly distinguish the type of rocks,
－C) understand the basics of Sedimentology, and be able to roughly estimate the sedimentary environment from the sedimentary structure.
Before/after each class meeting students will be expected to spend two hours to understand the course content.
Grading will be decided based on the student's performance(40%) and test (60%).
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
人間の主な生活基盤である大地の成り立ちや自然環境、そして大地の上で営まれている社会生活そのものや自然災害の素因を地理学的に捉えるにあたり、地球科学とくに地質学の諸要素を背景として踏まえることはとても重要である。本講義では、地質学の中でも岩石学と堆積学に関する基本的な知識や理論について体系的に学ぶ。
到達目標Goal
１）地球科学の基礎を岩石学や堆積学と関連づけて理解し、自分の言葉で説明することができる
２）岩石の成因やその理論の基礎を理解し、岩石の種類をおおよそ判別することができる
３）堆積学の基礎を理解し、堆積構造からおおよその堆積環境を推定することができる
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
基本的に講義形式で進める。受講生の人数を踏まえつつ、授業内で鉱物・岩石標本の観察やスケッチ等の簡単な実習作業を適宜行う。毎回の授業の最後にコメントシート（感想、質問など）を提出してもらう。翌日の授業開始時に、前日に提出されたコメントシートからいくつか取り上げ、コメントに対するフォローを行う。コメントシートや時事などに応じて、各テーマから若干異なる内容を授業内で展開する場合がある。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
あり / Yes
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]：ガイダンス・導入：自然地理学と地質学
授業概要と注意事項、地球科学の基礎、地質学の歴史
第2回[対面/face to face]：鉱物
鉱物の基礎（結晶系や造岩鉱物）を鉱物標本を用いつつ学ぶ
第3回[対面/face to face]：マグマと火成岩
火成岩の成因と種類を岩石標本も用いつつ学ぶ
第4回[対面/face to face]：続成作用と堆積岩
堆積岩の形成過程と種類を岩石標本も用いつつ学ぶ
第5回[対面/face to face]：変成作用と変成岩
変成岩の形成過程と種類を岩石標本も用いつつ学ぶ
第6回[対面/face to face]：日本列島と地質図
日本列島の地質の特徴や地質図の読み方を地質図を用いながら学ぶ
第7回[対面/face to face]：岩石の利用と社会
身の回りの石材利用（学内でのフィールドワークを予定）
第8回[対面/face to face]：堆積学の基礎
堆積物とは、堆積学の基礎用語
第9回[対面/face to face]：堆積物から見た陸域～河口環境
陸域～河口で見られる堆積構造の特徴とその形成過程を学ぶ
第10回[対面/face to face]：堆積物から見た浅海～深海環境
浅海～深海で見られる堆積構造の特徴とその形成過程を学ぶ
第11回[対面/face to face]：気候変動と堆積学
気候変動を堆積学的に捉える（シークェンス層序学）
第12回[対面/face to face]：小テスト・解説
記述式の小テストを行い、テスト後に解説する
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
岩石学や地質学を中心とした地質学や地球科学をめぐる動向や社会的な応用に日々関心を持ち、テキストに加え新聞や雑誌などからの情報収集に努めること。本授業の準備学習・復習時間は、各2 時間を標準とします。
テキスト（教科書）Textbooks
使用しない（適宜レジュメを配布）
参考書References
主要な参考書は以下の通り。その他にも授業で適宜紹介する。
黒田吉益・諏訪兼位『偏光顕微鏡と岩石鉱物 第2版』1983年．共立出版．
日本堆積学会監修・伊藤 慎総編集『フィールドマニュアル 図説 堆積構造の世界』2022年．朝倉書店．
成績評価の方法と基準Grading criteria
出席を含めた平常点（40％）、小テスト（60％）で評価する。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
特にありません。