通信教育部(スクーリング)School of Correspondence Education (Schooling)
HIS300TD(史学 / History 300)史学演習(日本)(夏期スクーリング)【オンライン】Seminar in History
大塚 紀弘
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 通信教育部(スクーリング)School of Correspondence Education (Schooling) |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2024 |
授業コードClass code | 35002 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
担当教員(自由記述)Instructor name | 大塚 紀弘 |
科目種別Class Type | スクーリング |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
カテゴリーCategory | 夏期 |
期間Period | 1群午前 |
定員Capacity | |
予備登録の有無Presence or Absence of Preliminary Registration | |
受講可能な学科・学年Eligible Courses / Grade | 『法政通信』受講申込み等関連頁を参照 |
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Outline (in English)
The aim of this course is to help students read the medieval Chinese texts. The goals of this course are to train the ability to understand the contents deeply. Before/after each class meeting, students will be expected to spend four hours to understand the course content. Your overall grade in the class will be decided based on the following. Short reports : 36%, in class contribution: 64%.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
鎌倉幕府の歴史書である『吾妻鏡』を講読する。今年度は、文治4年(1188)6月14日条から講読を始める予定である。担当者の読解・考察についての報告を基に全員で議論し、中世の日本漢文を読解する基礎的な力を養成することを目的とする。
到達目標Goal
日本漢文で書かれた中世の史料を正しく訓読した上で、語句を調べ、内容を正確に理解し、現代語訳することができる。所定の事項を満たしたレジュメを作成し、発表することができる。関連史料や先行研究を収集・読解して内容を整理し、自分なりの論点を提示することができる。鎌倉幕府や朝廷、鎌倉や京都の都市社会を中心に、日本中世史に関する事柄について、自身の見解を提示あるいは発言することができる。所定の条件を満たしたレポートを作成し、第12回の授業終了時間までに提出することができる。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」「DP2」「DP3」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
第1回、第2回、第12回は講義形式、第3回~第11回は演習形式で進める予定である。担当者が「学習支援システム」を利用して提出したレジュメに基づいて発表した後、その内容に基づいて、司会者の進行のもと、原則として全員が発言し議論する。
課題等のフィードバックは授業中に行う予定です。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:オンライン/online
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[オンライン/online]:『吾妻鏡』とは(1)
履修のガイダンス
第2回[オンライン/online]:『吾妻鏡』とは(2)
史料の性格と講読の進め方の解説
第3回[オンライン/online]:『吾妻鏡』講読(1)
読解の報告と議論
第4回[オンライン/online]:『吾妻鏡』講読(2)
読解の報告と議論
第5回[オンライン/online]:『吾妻鏡』講読(3)
読解の報告と議論
第6回[オンライン/online]:『吾妻鏡』講読(4)
読解の報告と議論
第7回[オンライン/online]:『吾妻鏡』講読(5)
読解の報告と議論
第8回[オンライン/online]:『吾妻鏡』講読(6)
読解の報告と議論
第9回[オンライン/online]:『吾妻鏡』講読(7)
読解の報告と議論
第10回[オンライン/online]:『吾妻鏡』講読(8)
読解の報告と議論
第11回[オンライン/online]:『吾妻鏡』講読(9)
読解の報告と議論
第12回[オンライン/online]:講読内容の総括
レポートの提出
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
「学習支援システム」の「教材」から配布資料をダウンロードする。履修者全員が事前に講読する部分の訓読文・現代語訳文を作成する。担当者は担当部分を読解し、関係する論文や史料を収集・読解・整理し、発表レジュメを用意し、「学習支援システム」の「掲示板」を通じて全員に配布する。
第10回までに講読した部分の訓読文・現代語訳をレポートとしてまとめ、第12回の授業終了時間までに、「学習支援システム」の「課題」から提出する。
本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とする。
テキスト(教科書)Textbooks
新訂増補国史大系『吾妻鏡』(吉川弘文館)
講読する予定の部分(文治4年6月14日条から8月30日条)を用意しておくこと。
参考書References
五味文彦『増補 吾妻鏡の方法』(吉川弘文館、1990年)
西田友広編『吾妻鏡 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典』(KADOKAWA、2021年)
その他は授業時に指示する。
成績評価の方法と基準Grading criteria
平常点24%、発表点40%、レポート点36%の合計で評価する予定である。正当な理由なく発表やレポート提出を怠った場合はD評価とする。5回以上欠席した場合は成績評価の対象外となる。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
議論が活発になるように努める。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
パソコンなどの機器を準備する。「Zoom」を利用してオンライン授業に参加し、「学習支援システム」を利用して配布資料をダウンロードし、レジュメやレポートを提出することが求められる。