経営学部Faculty of Business Administration
MAN103FA（経営学 / Management 100）入門外国語経営学Ⅰ（2018年度以前入学者）Business Administration in English for freshman
洞口 治夫Haruo HORAGUCHI
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 経営学部Faculty of Business Administration |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2024 |
| 授業コードClass code | A4567 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 春学期授業/Spring |
| 曜日・時限Day/Period | 火4/Tue.4 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
| 教室名称Classroom name | 市ＢＴ‐１００１ |
| 配当年次Grade | 1～4 |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | ※本授業では、受講希望者が教室定員を超えてしまった場合、初回授業で選別を行います。必ず、初回授業に出席してください。 |
| 他学部公開科目Open Program | |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| 入学年度Admission year | |
| カテゴリー（2019年度以降）Category (2019～) | |
| カテゴリー（2018年度以前）Category (～2018) |
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Outline (in English)
【Course outline】
【Reading English newspapers for the first time】
In this course, students will use a textbook for reading English newspapers, leading them to study business administration, business strategy, marketing, finance, and accounting. Additionally, students will be exposed to actual English newspaper articles. With the increasing accuracy of machine translation, such as Google Translate, the task of translating between English and Japanese has shifted from humans to AI. What remains for humans is to speak in English with our own voices, listen to English with our own ears, think in English with our own minds, and write in English with our own hands—enjoyable experiences. Despite the fact that we are aware of cars being faster than humans, we still compete in marathons for speed, relay races for teamwork, and enjoy jogging. The emphasis in this class is on reading English. Students who can read English with good pronunciation will be able to understand English spoken by native speakers.
【Learning Objectives】
(1) The aim of this course is to enable students to read English with clear pronunciation. Clean pronunciation implies pronouncing English at a level that native speakers can easily hear and understand.
(2) Another objective is to enhance your listening comprehension. Students practice this skill while enjoying English by using the CDs provided with textbooks, watching videos, and listening to music.
(3) Students will acquire key vocabulary in English related to management fields, as featured in English newspapers.
(4) Through reading English newspapers, students will grasp the link between the specialized field of business administration and real-world corporate management.
【Learning activities outside of classroom】
Before/after each class meeting, students will be expected to spend four hours to understand the course content.
【Grading Criteria /Policy】
28% for active class participation and regular attendance attitudes.
42% for in-class attendance check tests and assignment submissions.
30% for the final exam (written test or report assignment).
授業で使用する言語Default language used in class
日本語・英語併用 / Japanese & English
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
【はじめての英字新聞】
この科目では英字新聞を読むための教科書を使いながら、人と組織を対象とする経営学、経営戦略、マーケティング、知識創造、ファイナンス、会計の学習との関係を理解します。また実際の英字新聞記事にも触れていきます。この授業での重点は英文を読むこと(readings)にあります。良い発音で英語を読めるヒトはネイティブ・スピーカーの喋る英語も聞き取れるようになります。AI翻訳の精度が高まり、英文和訳や和文英訳は人間の仕事からAIの仕事になりました。自分の声で英語を喋り、自分の耳で英語を聞く。自分の頭で英文を考え、自分の手で英文を書く、という作業が人間にとっての楽しい活動として残されています。自動車のほうが人間よりも速く走ることがわかっていても、人間は、マラソンでスピードを競い、駅伝でチームワークを競い、ジョギングを楽しみます。この科目を履修することで英語を学ぶ楽しさを知ってもらいたいと思います。
到達目標Goal
①この科目では，きれいな発音で英語が読めるようになることを目標とします。きれいな発音とは、ネイティブ・スピーカーが聞いて理解できる水準での英語の発音という意味です。
②英語を聞き取る能力(listening comprehension)を改善することも目標のひとつです。教科書の付属CDを聞いたり、動画を見たり、音楽を聴いたりすることで、英語を楽しみながら聞き取る練習をします。
③英字新聞に登場する経営関連分野の英語でのキーワードを習得します。
④英字新聞を読むことで、経営学の専門的分野と実際の企業経営とのつながりを理解します。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語・英語併用 / Japanese & English
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
①この科目に参加する学生は，まず，事前に指定された教科書を読み、付属のCDを聞きます。②授業では教科書をすべて音読して理解に努め、発音練習をします。またCDも利用してシャドウイングによる音読の練習をします。③教科書の内容について必要な解説を行います。④ウェブ上のサイトにアクセスして動画を視聴します。YouTube動画で音楽を聴き発音の確認をします。⑤プリント教材ないしウェブ上の文章によって追加的な説明をします。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[オンライン/online]：科目の概要説明。英字新聞と見出し。
履修者がこの科目で学習する内容の概要を説明します。教科書Lesson 1、Lesson 2のシャドウイング。
第2回[対面/face to face]：リード（leading paragraph）の構成
スポーツ記事とスポーツビジネス
教科書Lesson 3。
英字新聞をいくつか紹介し、そのサイトを閲覧し、動画を視聴します。教科書Lesson 4。
スポーツ欄の記事を読み、動画を視聴し，その内容についてディスカッションします。
第3回[対面/face to face]：天気予報とビジネス
教科書Lesson 5。
学生諸君が天気予報に関連するビジネスの例を探し、クラス内で紹介し、そのビジネスの将来性についてディスカッションします。
第4回[対面/face to face]：テレビ欄
教科書Lesson 6。
新聞のサイトとテレビのサイトで同じニュースの扱われ方を比較します。
第5回[対面/face to face]：求人広告と人事労務管理
教科書Lesson 7。https://sg.indeed.com/から、student part timeをキーワードとして検索し、シンガポールでの学生アルバイトを探します。人事労務管理の内容についてディスカッションします。
第6回[対面/face to face]：教育改革
教科書Lesson 8。
教育、政治、防衛、経済、金融の単語を確認します。
第7回[対面/face to face]：海外諸国の政治
教科書Lesson 9。
海外の政治とビジネスとの関係を紹介する英語記事を読み、動画を視聴して、その内容について解説します。
第8回[対面/face to face]：コラム
教科書Lesson 10。
コラムニストの記事を読み、動画を見ます。経営、産業、エネルギー、犯罪の単語を確認します。
第9回[対面/face to face]：ビジネス欄
教科書Lesson 11。
ビジネスを紹介する記事と動画を視聴し，その内容についてディスカッションします。
第10回[対面/face to face]：株価とファイナンス
教科書Lesson 12。
株価の仕組みを確認し、投資シミュレーションを行います。
第11回[対面/face to face]：ビジネスと株式市場
教科書Lesson 11および教科書Lesson 12の復習とキーコンセプトの確認をします。
第12回[対面/face to face]：社説
教科書Lesson 13。
社説の内容についてまとめたレポートの作成をします。
第13回[対面/face to face]：会話と単語
教科書の復習をします。会話と単語の確認をします。
第14回[対面/face to face]：英字新聞の理解。授業内期末試験。
筆記試験ないしレポート提出による授業内期末試験の実施。英字新聞の読解。
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
毎週の授業に備えて指定された教科書を音読しておいて下さい。配布されたプリント、動画などの内容も確認して下さい。大学設置基準においては準備学習・復習にかけるべき標準時間は1回の授業につき4時間です。
テキスト（教科書）Textbooks
馬越恵美子著『NHKラジオ「ものしり英語塾」はじめての英字新聞』株式会社DHC、2007年、1800円＋税。＜アマゾンあるいはDHCの通販サイトで注文すると1週間以内に届きます。新本にはCDがついており授業で利用します。中古本を購入するときにはCDがついていることを確認してください。＞
参考書References
川崎芳人・久保田廣美他著『総合英語 エバーグリーン Evergreen』2017年、㈱いいずな書店、1520円+税。
その他、授業中に適宜指示します。
成績評価の方法と基準Grading criteria
①授業参加の積極性と平常点に対して28%
②授業内の出席確認テスト・課題提出に対して42%
③期末テスト(筆記試験ないしレポート課題)に対して30%
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
24名定員の少人数授業です。3～4名程度の小グループに分けた英語学習活動には、学生諸君が積極的に取り組んできました。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
授業内での出席確認テストに回答するために、学習支援システムにアクセスできるパソコンないしスマホ。英和・和英辞書（電子辞書ないしスマホ）。教科書に付属するCDを聞くための機器は必須です。
その他の重要事項Others
初回の授業は希望学生が教室の座席数を上回る可能性があるためオンラインで開講します。また反復練習が必要な教材を用いる回についてはオンデマンドで開講します。
この授業は、海外の英語圏の国々に合計1か月以上滞在したことがなく、英字新聞をはじめて読む学生を対象としています。また、教科書を読み、CDを視聴してその内容を理解する準備を整えた学生を対象にしています。履修希望者が一定数を超える場合には、第1回の授業でクイズ等を実施し、成績の高い順に履修を許可する予定です。その理由としては、この科目は、語学の授業という性格があるため、毎回の授業ですべての学生に発言等で直接的に授業に参加してもらうことを前提にして運営しているからです。春学期に履修できなかった学生諸君は、秋学期に他の先生方が開講する同名科目の履修希望が可能です。
洞口は国際経営論を専門とする法政大学経営学部教授であり、放送大学客員教授でもあります。英語学術論文と英語著作を多数発表してきました。また、東証プライム市場に上場する企業の社外取締役でもあります。