経営学部Faculty of Business Administration
MAN300FA（経営学 / Management 300）演習3Seminar 3
平田 英明Hideaki HIRATA
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 経営学部Faculty of Business Administration |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2024 |
| 授業コードClass code | A4899 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 春学期授業/Spring |
| 曜日・時限Day/Period | 火4/Tue.4,火5/Tue.5 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
| 教室名称Classroom name | 市外濠‐Ｓ６０３ |
| 配当年次Grade | 3 |
| 単位数Credit(s) | 3 |
| 備考（履修条件等）Notes | ※ 原則春学期、秋学期連続で受講してください。 |
| 他学部公開科目Open Program | |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | ○ |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| 入学年度Admission year | |
| カテゴリー（2019年度以降）Category (2019～) | 演習 |
| カテゴリー（2018年度以前）Category (～2018) |
選択 演習 |
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Outline (in English)
The objective of this course is to think about every business and economic phenomenon analytically and logically. In so doing, class participation and presentation are required.
In fields such as business and economics, data is often used to grasp objective situations, and it is essential to understand these data correctly and to be able to analyze the data accurately. It is natural to learn how to process data by computer as a technique, but what is more important is to consider the appropriate method of analysis in light of the purpose of the analysis. Students will learn a variety of examples and try to examine case studies repeatedly in class.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
論理的に考え、現実がどの程度論理的に考えた帰結と整合的／非整合的かということをしっかり説明できるように、つまりものごとをしっかりと「つかむ（把握する）」能力を身につけることです。
経営や経済といった分野では、データで客観的な状況を捉えることが非常に多く、これらのデータを正確に理解し、データを的確に用いて様々な分析をできることが肝要です。テクニックとしてコンピューターによるデータ処理方法を学ぶことは当然ですが、それ以上に大事なのが分析の目的に照らし合わせて適切な分析方法を考えていくことです。様々な事例を学び、実際にそれを使ってみることをクラスの中で繰り返し行っていきます。
到達目標Goal
経済学の理論と実証の基礎を学び、経済分析の仕方を身につけることを学習目標とします。具体的には、経営や経済の基本的なテキストから基本的な事実を学び、それに関連する派生的な具体例について学びます。同時に、統計分析の基本をPC演習を通じて学んでいきます。実際の経済事象やビジネス動向について、仮説を立て、理論的な考察を試み、それをデータを用いて検証できるようになることが最終的な目的です。
そして、学生の関心のある事象に関する実証研究を夏休みにグループ単位で行って貰います。これを学内懸賞論文や日銀の懸賞論文等に応募し、毎年各種の賞の受賞を果たしています。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1-1」、「DP1-2」、「DP1-3」、「DP1-4」、「教養」、「DP2-1」、「DP3」、「DP4」に関連がかなりある
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
３－４つのグループで輪読を行ってもらいます。日本経済がなぜこれほどにpoor performingなのかを理解していく上で、基礎的な理解となる生産性に関する書籍をじっくり読み進めていきます。同時に実証分析のツールを学ぶために、直観的な理解のしやすい計量分析の教科書も輪読します。なお、他大学とのインゼミを行う予定です。
学生へのフィードバックはプレゼンテーション、発言に対してその都度きめ細かく行います。
対面／オンラインについては、柔軟に運用していく予定ですが、さしあたりは、対面を基本としておきます。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
あり / Yes
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]：ゼミの進め方
テキスト２
ゼミ運営について話します
１章＋補論の輪読
第2回[対面/face to face]：テキスト２
２章と３章の輪読
第3回[対面/face to face]：テキスト１
テキスト２
１章の輪読
４章の輪読
第4回[対面/face to face]：テキスト１
テキスト２
２章の輪読
５章の輪読
第5回[対面/face to face]：テキスト１
テキスト３
３章の輪読
１章の輪読
第6回[対面/face to face]：テキスト３
懸賞論文
コンピュータ演習１
キックオフ会議
第7回[対面/face to face]：テキスト１
テキスト３
４章の輪読
２章の輪読
第8回[対面/face to face]：テキスト１
テキスト３
５章の輪読
３章の輪読
第9回[対面/face to face]：懸賞論文
懸賞論文のテーマ・プレゼン
第10回[対面/face to face]：テキスト１
テキスト３
６章の輪読
４章の輪読
第11回[対面/face to face]：テキスト１
コンピュータ演習２
第12回[対面/face to face]：懸賞論文
懸賞論文に関する進捗状況の報告
第13回[対面/face to face]：テキスト１
テキスト３
コンピュータ演習３
５章の輪読
第14回[対面/face to face]：懸賞論文
懸賞論文のテーマ確定＋準備作業
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
教科書の範囲だけでなく、幅広い資料に触れ、自発的に授業に向けた準備をしてくることが大前提です。受け身では、何も身につきません。主体性を持って学習しましょう。本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とします。
テキスト（教科書）Textbooks
１．伊藤萬里・田中鮎夢(2022)『現実から学ぶ国際経済学』 (有斐閣)
２．江崎貴裕(2020)『分析者のためのデータ解釈学入門』（ソシム）
３．山本勲(2015)『実証分析のための計量経済学』（中央経済社）
参考書References
１．伊藤元重『ゼミナール 国際経済学入門』（日本経済新聞出版）
２．福田 慎一・照山 博司 『マクロ経済学・入門 』(有斐閣)
３．蓑谷千凰彦『計量経済学』 （東洋経済）
成績評価の方法と基準Grading criteria
ゼミでの報告（75%）、日頃の学習態度(25%)で評価を行います。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
懸賞論文は希望者のみが取り組むこととします。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
パソコン（カメラ、マイク等のインフラも含む）
その他の重要事項Others
ゼミの場は、「知的議論を行う真剣勝負の場」であると考え、毎週のゼミに向けた準備をしっかりと行う意志のある学生を歓迎します。２－３年生に関しては、各学期で合計で３回以上、通年で４回以上、合理的な理由無く欠席した場合、特別な理由を除き、自動的にＤ評価となります。
ゼミへの出席は不可欠であり、ゼミ中の私語・携帯電話はご遠慮頂きます。
ゼミ生は、日本経済論、国際金融論、国際経済論、産業組織論、統計関連科目の履修を原則とします。
担当教員は、日本銀行における金融政策業務の経験を有します。また、国際通貨基金におけるコンサルタント業務の経験も有します。こういった実務的な経験を踏まえ、生きた経済事象の説明を心がけたいです。