経営学部Faculty of Business Administration
MAN300FB(経営学 / Management 300)経営情報論ⅠManagement Information Systems I
岸 眞理子Mariko KISHI
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 経営学部Faculty of Business Administration |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2024 |
授業コードClass code | A4367 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 火2/Tue.2 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | 市外濠‐S405 |
配当年次Grade | 3~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
入学年度Admission year | |
カテゴリー(2019年度以降)Category (2019~) | 経営学科専門科目300番台 |
カテゴリー(2018年度以前)Category (~2018) | 経営学科専門科目 |
すべて開くShow all
すべて閉じるHide All
Outline (in English)
【Course outline】
Organizations and Information Management is designed to learn the theories and models of organizations as information processing systems, apply it to practice and develop it, and at the same time obtain practical knowledge from actual cases of organizational information processing activities to generalize into an academic field.
【Learning Objectives】
The purpose of this course is to learn about how an organization works as an effective information processing system on the premise of the ICT environment.
【Learning activities outside of classroom】
Before/after each class meeting, students will be expected to search and examine relevant materials. Your study time will be more than four hours for a class.
【Grading Criteria/Policy】
Grading will be based on the short reports during each class meeting.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
経営情報論は、企業をはじめとする様々な組織を対象とし、組織を何らかの目標を追求する、広い意味での情報処理システムとして捉え、検討する学問領域です。
この授業では、情報通信技術(ICT)が飛躍的に発展し続けている今日、企業をはじめとする組織にとって、いかにICTやそれが生み出す多様で大量の情報によって、効率的・効果的に経営活動を行うかが、組織の存続や発展に関わる、変わらぬ根幹の課題であること、加えて、昨今のICTの劇的な進展は、ICTや情報が、もはや、競争優位や収益性を創出する手段であるだけでなく、その取扱いそのものが、「経営(マネジメント)」であるという課題について学習します。
経営情報論Ⅰでは、主に、経営に情報をいかに利活用するか、いわば「情報で経営する」という経営情報論の標準的な切り口から、現象を説明するための基礎となる理論やモデルを学習していきます。
到達目標Goal
経営情報論が扱う領域は広範で、しかも激しく変化しているため、現象を追いかけると一体何を学んでいるのかが、わかりにくくなるという問題に直面します。これを克服するために、「システム的なものの見方」を採用することにより、複雑で混沌として、しかも激動する対象領域を、網羅的というより、むしろ整合的で体系的に捉えられることを学びます。つまり、日々変化する経営情報を巡る現象を統一的な「ものの見方」に基づいて体系的に捉えることで、情報によっていかに経営するか、すなわち「情報で経営する」という基本的な課題に加え、情報そのものをいかに経営するか、すなわち「情報を経営する」という新たな課題についても理解する糸口をつかみます。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1-1」、「DP4」、「DP5」に関連が特に強く、「DP1-4」に関連がかなりある
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
対面授業において、講義を聞く時間と、与えられた課題を考えて、何人かが発表する時間が設定されます。これによって、講義の理解度を教員にフィードバックする機会が確保され、教員と相互作用することが可能になります。具体的な実施方法については、最初の授業時間で説明されます。また、学習支援システムの活用は必須となるため、受講を検討している人は、必ず、学習支援システムで仮登録をするようにしてください。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]:イントロダクション
経営情報論Ⅰのガイダンス
第2回[対面/face to face]:経営情報論という学問領域
経営情報論とは
第3回[対面/face to face]:システム的なものの見方
経営情報論の体系的な捉え方
第4回[対面/face to face]:経営情報論への接近方法
トランスレーショナル・アプローチ
第5回[対面/face to face]:組織のシステムモデル
システムモデルによる組織の捉え方
第6回[対面/face to face]:経営情報と組織(1)
組織の情報処理と組織論
第7回[対面/face to face]:組織と情報処理
事例研究(1)
第8回[対面/face to face]:経営情報と組織の意思決定
組織の中核機能としての意思決定
第9回[対面/face to face]:経営情報と組織のコミュニケーション
組織を支えるコミュニケーション
第10回[対面/face to face]:コミュニケーションとメディア活用
デジタルメディアの活用のポイント
第11回[対面/face to face]:経営情報と組織(2)
組織の情報処理と戦略論
第12回[対面/face to face]:組織と戦略
オープン/クローズドな組織戦略
第13回[対面/face to face]:経営戦略と情報活用
事例研究(2)
第14回[対面/face to face]:総括
経営情報論Ⅰのまとめ
経営情報論Ⅰの展望
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
テキストや参考教材で関連箇所を何度も学習すると、理解をより深めることができます。また、事例研究で、実際の企業事例を取り上げられるように、各回に関連させた事例分析を心がけていると、学習効果をより高めることができます。
この授業の準備・復習時間は、各4時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
木嶋恭一・岸眞理子『経営情報学-理論と現象をつなぐ論理-』有斐閣、2023年。
参考書References
岸眞理子・佐藤亮編著『経営情報学入門』放送大学教育振興会、2023年。
成績評価の方法と基準Grading criteria
対面授業内で毎回行う小テストで100%評価を行う予定です。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
授業内で課題について発表する機会をつくることは、他の学生の意見を聞く機会がもてると、とても好評でしたので、今年度もも積極的に設ける予定です。また、参考教材の併用も、対面での授業を補足し、理解を深めることができるようなので推奨します。さらに、ゲスト・スピーカーによるスピーチも好評でしたから、できるだけ機会をつくり、実践に直接触れる機会をもてるようにします。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
PCあるいはスマートフォンなど、授業時にHoppiiに入力できるデバイス
関連科目
経営組織論Ⅰ/Ⅱ、組織行動論Ⅰ/Ⅱ、戦略的意思決定論Ⅰ/Ⅱ、情報技術論Ⅰ/Ⅱ、システム管理論Ⅰ/Ⅱなど。