経営学部Faculty of Business Administration
MAN300FB（経営学 / Management 300）組織マネジメント論ⅠOrganizational Management I
戎谷 梓Azusa EBISUYA
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 経営学部Faculty of Business Administration |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2024 |
| 授業コードClass code | A4365 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 春学期授業/Spring |
| 曜日・時限Day/Period | 月3/Mon.3 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
| 教室名称Classroom name | 市Ｙ‐Ｙ５０４ |
| 配当年次Grade | 3～4 |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 他学部公開科目Open Program | |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| 入学年度Admission year | |
| カテゴリー（2019年度以降）Category (2019～) | |
| カテゴリー（2018年度以前）Category (～2018) |
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Outline (in English)
The purpose of organizational management is to achieve the organizational goal. The ultimate goal of an organization should be to create new value and provide it to society and the market or even to create new markets. This involves a variety of processes, including individual creativity and critical thinking, as well as team members drawing on each other's abilities and making effective presentations.
In this course, participants will experience being both the manager and the managed in a small organization (team), and plan a product or service that could be of new value to society through cooperation with others. Planning will be conducted using scientific methods as much as possible, based on literature surveys, questionnaires, interview surveys, and analysis of the results. In addition, the team will consider how to communicate the content of the plan and present it effectively.
The following three goals are intended for participants in this course:
(1) Learn and deepen their understanding of organizational management through hands-on experience.
(2) To develop an understanding of a specific market based on simulated research and to create new value through creativity.
(3) Plan and present products and services that would be impossible to achieve individually while experiencing the synergies that arise within a team.
The students are expected to read the materials for each class beforehand and prepare for team-discussions during the class. Preparatory study and review time for this class are 2 hours each. Students' grades will be based on the following items: reflection sheet (40%), research report (20%), presentation (20%), and reflection essay (20%).
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
組織マネジメントが目指すものは組織の目標達成であり、組織の究極の目標は、新しい価値を創造して組織内外に示すこと、または新規のマーケットを創出することです。これには、個人がクリエイティビティを発揮することやクリティカル・シンキングで物事を捉えること、またチームメンバー同士で互いの能力を引き出し合うことや効果的なプレゼンテーションを行うことなど、複数の具体的なプロセスが含まれます。
この授業では、受講者自身が小さな組織（チーム）においてマネジメントする側・される側を経験しつつ、他者との協力を通じて社会にとって新しい価値となり得る製品やサービスの企画を行います。企画は、文献調査やアンケート調査、インタビュー調査とその結果の分析に基づいて、可能な限り科学的な手法で進めます。また、チームで企画した内容を効果的に伝える方法を検討し、プレゼンテーションします。これらの活動を通して受講者は、組織マネジメントを包括的に、かつアクティブに理解することを目指します。
到達目標Goal
この授業の受講者が目指すゴールは次の3つです：
(1) 組織マネジメントについて実体験を通して学び、理解を深める。
(2) 模擬的な調査に基づいて特定のマーケットについての理解を深め、クリエイティビティを発揮しながら新しい価値を生み出す。
(3) チーム内で生じるシナジー効果を経験しながら、個人では達成できないであろう製品・サービスの企画・プレゼンテーションを行う。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
授業は、チームによるプロジェクト形式で進めます。学期の序盤でチーム作りをし、その後は学期末まで同じチームメンバーと一緒に作業を進めます。学期中は、授業内外の時間にチームで協力してマーケティング調査を準備・実施し、データ分析を行います。その後、分析結果に基づいて製品・サービスの企画を行い、学期末にプレゼンテーションを行います。また受講者は、学期末にプロジェクト期間中を振り返りながらエッセイを執筆します。
なお、受講者からの質問・相談は授業の前後に随時受け付け、フィードバックを行いますが、その他にも、メールのやり取りやオフィスアワーを通して対応します。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
あり / Yes
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]：イントロダクション
・本授業や実施するプロジェクトの内容について理解する。
・プロジェクトを行う上での心構えについて理解する。
第2回[対面/face to face]：チーム決めとチームビルディング
・プロジェクトを一緒に行うチームメンバーを決定し、アイスブレーキングを行う。
・次週から開始するプロジェクトに向けて準備を行う。
第3回[対面/face to face]：コンセプトの決定
・プロジェクトのコンセプトについてチームでブレインストーミングを行う。
・コンセプトを決定する。
第4回[対面/face to face]：マーケティング調査(1)
・ターゲットにするマーケットを決定する。
・マーケットについて様々な角度から分析する。
第5回[対面/face to face]：マーケティング調査(2)
・量的調査の基本について理解する。
・アンケート票を準備し、調査の実施方法を決定する。
・調査を実施してデータ収集を行う。
第6回[対面/face to face]：マーケティング調査(3)
・収集したデータを分析する。
・データから読み取れる情報をわかりやすく整理する。
第7回[対面/face to face]：マーケティング調査(4)
・質的調査の基本について理解する。
・フォローアップ調査の準備を行い、調査の実施方法を決定する。
・調査を実施してデータ収集を行う。
第8回[対面/face to face]：マーケティング調査(5)
・アンケート調査とフォローアップ調査を通して得られた有用な情報を整理する。
・マーケティング調査の結果をレポートにまとめる。
第9回[対面/face to face]：製品・サービスの企画(1)
・マーケットのニーズを特定する。
・マーケットのニーズに基づく革新的な製品またはサービスに関する考えを具体化する。
第10回[対面/face to face]：製品・サービスの企画(2)
・新規マーケットの開拓方法について考える。
・チームのアイディアをどのように既存・新規マーケットに向けて発信することが効果的かを考える。
第11回[対面/face to face]：製品・サービスの企画(3)
・企画内容の発信方法を具体化する。
・プレゼンテーションの準備をする。
第12回[対面/face to face]：プロジェクト発表(1)
・チームごとに企画した製品・サービスについて発表する。
・他のチームの評価を行う。
第13回[対面/face to face]：プロジェクト発表(2)
・チームごとに企画した製品・サービスについて発表する。
・他のチームの評価を行う。
第14回[対面/face to face]：学期の振り返り
・プロジェクト期間中にチームメンバーとどのように協働してきたかを振り返る。
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
本授業の受講者は、毎回の授業の前に学習支援システム（Hoppii）上で共有される授業資料に目を通し、内容を十分把握しておく必要があります。また、プロジェクト期間中には調査の準備や実施があり、その際には授業外の時間にチームメンバーと活動する必要も生じます。事前準備や復習、プロジェクトに関する活動に必要な授業時間外の時間は、週に平均2-3時間ほど必要となります。
テキスト（教科書）Textbooks
教科書は使用しません。毎回の授業資料は教員が準備し、事前に学習支援システム（Hoppii）上で共有します。
参考書References
授業中または学習支援システム（Hoppii）上で適宜お知らせします。
成績評価の方法と基準Grading criteria
リフレクションシート（個人）：40%
調査報告書（チーム）：20%
プレゼンテーション（チーム）：20%
リフレクションエッセイ（個人）：20%
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
本年度授業担当者変更によりフィードバックできません。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
資料配布・課題提出等のために学習支援システム（Hoppii）を利用するため、受講者は毎回の授業に個人のパソコンを持参する必要があります。
その他の重要事項Others
本授業は「組織マネジメント論ⅠⅠ」の関連授業であるため、受講者には「組織マネジメント論ⅠⅠ」も合わせて受講することを推奨します。
関連科目
組織マネジメント論ⅠⅠ