経営学部Faculty of Business Administration
MAN100FA(経営学 / Management 100)組織論入門Essentials of Organizational Management
長岡 健Takeru NAGAOKA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 経営学部Faculty of Business Administration |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2024 |
授業コードClass code | A4001 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 月2/Mon.2 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | 市G‐G602 |
配当年次Grade | 1~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | 営1年A~E |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
入学年度Admission year | |
カテゴリー(2019年度以降)Category (2019~) | 専門入門科目100番台 |
カテゴリー(2018年度以前)Category (~2018) |
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Outline (in English)
[Course Outline]
In this course, we learn the basics of organisation studies, in order to understand what is called "management", and to answer the question of how to realise good management practice. Especially, our learning activities are going to analysing of human behaviours in organisations, and of mechanism of managing organisations, by using the conceptual tools of human resource and organisational management, which have been developed in the field of Management Studies. Through those learning activities, we try to deepen our understanding of the core perspectives of Management Studies, as well as to sharpen our insights into business corporations and individual work-styles in the post-Covid 19 world.
[Learning Objectives]
The objectives of this course are :
(1) to deepen the understanding of various activities and phenomena relevant to business and management, from the perspectives of organisation studies,
(2) to sharpen the vision for further learning, especially in relation to the field of human resource and organisational management, and
(3) to unlearn a passive attitude of just acquiring knowledge from text books, and to develop an active attitude toward learning.
[Learning Activities outside of Classroom]
Before/after each class meeting, the learners are expected to spend 2 hours to understand the course content, by reading the texts and references, and writing reflection papers about the guest lectures and the video materials.
[Grading Criteria/Policies]
Grading is decided based on the term-end academic essay (40%), the mid term academic essay (20%), and 4 reflection papers about the guest lectures and video learning materials (40%).
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
この授業では、「経営という活動/現象を深く理解する」という視点と、「優れた経営活動をいかに実践するか」という問いを意識しながら、組織論の基礎を学んでいきます。具体的には、人材組織マネジメントに関連した経営学の概念・理論(=組織論)をもとに、組織における人々の行動や、組織を動かす仕組みについて考察を進め、「経営学的なモノの見方 /考え方」を身につけると同時に、これからの企業活動や人々の働き方に対する問題意識を磨いていくことを目指します。
到達目標Goal
学習目標については、この授業が経営学の初学者を対象としていることを踏まえ、以下の3点とします。
(1)組織論の基礎的な用語・概念を用いて、ビジネスやマネジメントに関わる様々な活動/現象について議論することができる。
(2)次年度以降の専門科目講義やゼミにおいて、「何を学んでいくか(= 学習の方向性)」に関する明確なビジョンをもつ。
(3)暗記するだけの勉強ではなく、「主体的に考えることを通じて学ぶ」という脱受験勉強型の学習スタイルを身につける。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1-1」に関連が特に強い
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
この授業では、①経営学的な視点からビジネスを考える、②組織における人々の行動と思考を理解する、③組織をうまく動かす仕組みと仕掛けをつくる、④組織のあり方と人々の働き方の未来を予測する、という4つのテーマに関する様々なトピックを取り上げ、関連する概念や理論をもとに、「グループ/チーム/組織における人々の行動と思考」の諸側面を読み解いていきます。さらに、「グループ/チーム/組織のパフォーマンスをいかに高めるか」についての考察を進めます。
授業の進め方については、「参加者が主体的に考える場」の実現をめざして運営します。テーマ毎に、2週を1モジュールとした授業構成とします。各モジュールでは、テーマに関する講義を行いますが、受講者が主体的に考え、発言する機会(旧twitterを使用)をできる限り設けていく予定です。さらに、各モジュールの前後の事例研究(ゲスト講義)では、授業のテーマに関連した事例や検討課題を取り上げ、講義の中で学んだ理論/概念との関係を意識しながら、現実社会における企業活動や人々の働き方について考察します。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[オンライン/online]:オリエンテーション
授業のねらいと進め方についての説明と導入講義
第2回[対面/face to face]:経営学的なモノの見方について考える ①
・「問題解決」という活動
・視点/視野/視座の違い
第3回[オンライン/online]:経営学的なモノの見方について考える ②
・政府/企業/家計の関係
・利潤最大化と自己責任
第4回[対面/face to face]:事例研究 ①
組織とキャリアに関するゲスト講義
第5回[オンライン/online]:組織における人々の行動と思考を理解する ①
・経営に求められる能力
・動機付けの理論と実践
第6回[対面/face to face]:組織における人々の行動と思考を理解する ②
・コミュニケーションの意味
・リーダーシップの多様性
第7回[対面/face to face]:事例研究 ②
組織とキャリアに関するゲスト講義
第8回[オンライン/online]:組織を動かす仕組みと仕掛けをつくる ①
・経営組織の生産性
・分業と権限の設計
第9回[対面/face to face]:組織を動かす仕組みと仕掛けをつくる ②
・企業組織の形態
・組織設計の限界
第10回[オンライン/online]:事例研究 ③
組織とキャリアに関するゲスト講義
第11回[オンライン/online]:組織のあり方と働き方の未来を予測する ①
・日本的経営とその変化
・生産性から創造性へ
第12回[対面/face to face]:組織のあり方と働き方の未来を予測する ②
・働き方改革の進展
・SDGsと企業経営
第13回[オンライン/online]:事例研究 ④
組織とキャリアに関するゲスト講義
第14回[対面/face to face]:ラップアップ
授業で取り上げた諸概念の振り返りと総括講義
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
(1)各回の「講義項目」と「学習内容」を確認し、学習支援システムにアップされた資料を読み、疑問点などを整理した上で、授業に臨んでください。
(2)テキスト・参考書以外に、各テーマに関連する文献を授業中に適宜紹介していきますので、自分の興味・関心に沿ったものを選び、読み進めてください。
(3)第6回授業と第9回授業の終了後、授業内容に関する振り返りレポートを作成します(合計2回)。この振り返りレポートは成績評価の対象となります(成績評価中40%)。
(4)本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
各講義に関連した資料を配布します。資料は「学習支援システム」上にPDFファイルでアップしますので、各自で事前にダウンロードした上で、授業に臨んでください。
参考書References
(1)金井壽宏 『経営組織』(日経文庫) 日本経済新聞社
(2)鈴木竜太 『経営組織論』 東洋経済新報社
(3)高尾義明 『はじめての経営組織論』 有斐閣
成績評価の方法と基準Grading criteria
(1)最終レポート(1回): 40%
(2)振り返りレポート(2回): 20% x 2回 = 40%
(3)ゲスト講義へのコメント(4回): 5% x 4回 = 20%
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
今年度はできる限り具体的事例を取り上げて検討していきます。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
(1)zoomを使ったオンライン授業(リアルタイム配信型)を受講するための機器と環境は各自で準備してください(詳細については事前資料として配布する「受講の準備と注意点」を参照してください)。
(2)受講者が主体的に考え、発言する意見交換の場として、旧twitter(X)を活用する予定です。受講者は旧twitter(X)のアカウントを設定し、授業中にアクセスするための機器を各自で用意してください。
(3)上記【テキスト】で説明した通り、授業中に使用する資料を、事前に「授業支援システム」からダウンロードすることも必要です。
その他の重要事項Others
オンライン受講の準備については、事前資料として配布する「受講の準備と注意点」を参照してください。
担当教員のウェブサイト
(1)プロフィール
http://www.tnlab.net/profile.html
(2)ゼミ活動
http://www.tnlab.net/seminar/
(3)フェイスブック
https://www.facebook.com/takeru.nagaoka.9
(4)旧ツイッター
https://twitter.com/TakeruNagaoka
(5)インスタグラム
https://www.instagram.com/tnlabmelc/