経済学部Faculty of Economics
LANe100CC(英語 / English language education 100)Writing and Interaction 1 AWriting and Interaction 1 A
豊永 開Kai TOYONAGA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 経済学部Faculty of Economics |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2024 |
授業コードClass code | K1817 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 木4/Thu.4 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 多摩 |
教室名称Classroom name | 116 |
配当年次Grade | 1 |
単位数Credit(s) | 1 |
備考(履修条件等)Notes | 国経9 |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリー(2015年度以前入学生) | |
カテゴリー(2016年度以降入学生) | 外国語科目 |
カテゴリーCategory |
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Outline (in English)
English Classroom learning with an In-House Interpreter
Purpose 1 : To acquire the English skills required in the real world
→ Aiming to acquire the English skills and ways of dealing with English that will be required in 2028, when the current first-year students are going to start to work, and to transform from exam-oriented English up to high school to practical English in the real world.
Purpose 2 : To acquire communication and interpersonal skills required in any organization
→ Engage in group and pair work to learn to communicate respectfully and responsibly with others, and to make English classes a place to interact with peers and make lifelong friends.
Purpose 3 : To learn how to use digital tools necessary for learning English today
→ Understand and practice the use of visual tools such as Youtube, business tools such as Spreadsheet and PowerPoint, translation tools such as DeepL, and other tools for future study and business use. The course will also aim to save time and improve efficiency through the use of digital tools.
Purpose 4 : Focus not only on English but also on content to deepen students' understanding of the economy and business around them.
→ Students will accumulate knowledge of the latest topics in economics and business by studying mainly the latest video materials carefully selected by the instructor, rather than relying on existing textbooks.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語・英語併用 / Japanese & English
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
「現役社内通訳者と学ぶ英語教室」
Purpose 1 : 実社会で求められる英語スキルを身に着ける
→ 現在の1年生が社会人となる2028年の時点で必要とされるような英語との向き合い方や英語力の習得を目指し、高校までの受験を意識した英語から社会の中での実践を意識した英語への転換(トランスフォーメーション)を行う。
Purpose 2 : どの組織においても求められるコミュニケーション能力、対人スキルを習得する
→ グループワークやペアワークに従事し、相手を尊重したコミュニケーションや責任ある対応を身に着けるとともに、英語の授業を仲間との交流や一生の友人作りの場とする。
Purpose 3 : 現代の学習に必要なデジタルツールの使い方を習得する
→ Youtubeなどの映像ツール、SpreadsheetやPowerPointなどのビジネスツール、DeepLなどの翻訳ツールなど今後の学習や就職までを見据えたツールの使用を理解し、実践する。また、デジタルツールを使用することで時短や効率化達成を目指す。
Purpose 4 : 英語のみならず、内容にも重点を置き、身の回りにある経済やビジネスへの理解を深める
→ 既存の教科書などに依存せず講師が厳選した最新の映像・音声教材を中心に学習することで、経済やビジネス分野における最新の話題に関する知識を蓄積する。
到達目標Goal
上記、Purpose 1~ 4を各個人に合った形で達成すること(以下到達目標の例だが、この限りではない)
Purpose 1:高校までの受験英語と大学以降の社会の中で必要とされる実践的な英語の違いに気づき、自分の目的に合った英語学習に取り組めるようになること。
Purpose 2:グループプレゼンテーションの準備などを通して仲間とともに目標に向かって成果物を作成することの困難、葛藤、楽しさ、喜びなどを経験し、今後の大学生活を共にする友人ができること。
Purpose 3:教科書や電子辞書でなく、PC、スマホといった身近なデジタルツールを使いこなし、自分の目標や好みに合った英語学習が習慣的にできるようになること
Purpose 4 :自らが専門とする経済やビジネスに関する理解を深め、今後自らが興味を持って勉強できるようなトピックを見つけること。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP3」「DP5」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語・英語併用 / Japanese & English
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
毎回行う内容が異なるため、詳しい進め方については以下「授業計画」を参照することとするが、一般的な回の流れ(全体の半分程度)については以下のとおりとする。
1 Homework check:宿題の確認
2 General chat :トピックに関連したジェネラルなディスカッションを行う(日本語2分、英語3分)
3 Oral introduction:リスニングの内容について簡単に触れ、内容についての説明を聞く
4 First Listening :対象となる教材をリスニングする
5 Group check :答えについてグループで簡単に確認する
6 Answer check:リスニングした箇所について、ワークシートを表示して穴埋めを行い、Reading問題として解く。
break:5分程度の休憩
7 Overlapping :スクリプトを見つつオーバーラッピングを行い、内容について理解を深める
8 Oral explanation :リスニングに関連した内容について講師から追加の説明を聞き、次のディスカッションにつなげる
9 Specific discussion :リスニングに関連した話題についてリサーチやディスカッションを行い、グループとしての答えを導き出す
10 Writing check:スプレッドシートに自分なりの考えを英語でライティングする
11 Writing Practice:ビジネスでよく用いられる表現について英語でライティングする練習を行う
12 Q&A
13 Announcement :次回の宿題についての説明を聞く
(※時間や授業の特性によってはいくつかのタスクをスキップすることがある)
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1[対面/face to face]:大学で英語を学ぶ心得
/Introduction and Orientation + self-introduction + How to use DeepL
この授業に関する簡単なオリエンテーションを行った後、英語での自己紹介や翻訳アプリDeepLの使用方法について説明する。
2[対面/face to face]:英字新聞を音声化する/Telework
本講義では、英字新聞の記事をMicrosoft edgeを使用して音声化した音声をリスニングするとともに、各個人が興味を持った記事を音声化し学習に役立てる方法について学ぶ。
3[対面/face to face]:Youtubeを英語学習に活用する/Solar Power Generation
本講義では、動画サイトYoutubeにおける英語動画を使用して、Youtubeを活用して英語を学ぶ方法について紹介する。
4[対面/face to face]:英語でのメールの書き方及び通訳を学ぶ/E-mail writing and Interpretation practice
本講義では、前半では英語でのE-mailの書き方、後半では講師オリジナルの教材を使って日本のコンビニを題材にした通訳練習を行う。
5[オンライン/online]:ルワンダの概要/Overview of Rwanda
講師が2016年から2年間外務省専門調査員として駐在したルワンダの概要についてオンデマンド動画を使用して学ぶ。本授業では身近に知る機会が少ないアフリカについての理解を深めることを目的とする。
6[対面/face to face]:AIの基礎を知る/AI Fundamental
本講義では、米国ウォールストリートジャーナルのポッドキャスト番組であるTec News BriefingからAIの基礎を紹介したプログラムの一部を取り上げ、AIとは何かについて英語で学ぶ。
7[対面/face to face]:サブスクについて知る/Pitfalls of Subscription
本講義では、米国ウォールストリートジャーナルのポッドキャスト番組であるYour Money Briefingからサブスクの落とし穴について取り上げたプログラムの一部を活用し、最近増えつつあるサブスクという契約形態についての理解を深める。
8[対面/face to face]:観光案内についての特別講義(浅草・お台場)
本講義では、実際に浅草やお台場を案内すると仮定し、どのように案内するのかについて、グループワークを通して実践的に練習する。また、全国通訳案内士の資格を持ちこれまで50名以上の外国人に対してガイドを務めた経験を持つ講師がフィードバックを行う。
9[対面/face to face]:有名企業のビジネスについて知る/Economics of Costco (WSJ)
本講義では、米国ウォールストリートジャーナルのEconomics of ~ シリーズの1つEconomics of Costcoを使用して日本でもお馴染みとなった小売店のコストコのビジネスモデルについて理解を深めるとともに、短時間で企業の特徴などを発表するプレゼン手法についても学ぶ。
10[オンライン/online]:英語で学ぶ物流業界とドローン業界/Logistic and Drone Industry
本講義では、講師が2021年~2022年にかけて社内通訳者として勤務した物流業界とドローン業界について、それぞれの業界の基礎と今後の展望についてまとめたオンデマンド動画を視聴する。
11[対面/face to face]:主要英語試験についての紹介/TOEFL and IELTS introduction
本講義では、留学希望者にとっての1つの関門となるTOEFL及びIELTS試験について、履修者の何名かが毎年受験していることにも鑑み、概要と対策を簡単に紹介する。
12[対面/face to face]:グループプレゼンテーション/Group Presentation
本講義では、少人数のグループに分かれてプレゼンテーションを行う。内容としては第9回講義のEconomics of ~を元に、各グループが興味を持った企業の概要やビジネス戦略について英語で10分間程度紹介する。なお、このグループワークのための説明及び準備時間は第9~11回講義内を中心に確保する。(※全ての準備を授業時間内で行うことは不可能なので、グループワークのうち8~9割程度は宿題として授業時間外で行うことになります)
13[対面/face to face]:期末テスト/Examination
前期の講義の中で学んだことを確認するためのテストを実施する。
14[オンライン/online]:自由クラス/TBD
本講義は、履修する学生からのリクエストを元に授業内容や活動を決定し、実施する。(※必要に応じて対面授業とする可能性有)
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
講師自身、大学時代は授業の課題に追われるのではなく、自らやりたいことを行うための時間であると考えるため、宿題は最小限にとどめることをポリシーとしている。
予習としては各回の授業で使用する単語の意味調べやキーワード調べなど10分程度の予習を期待する。また復習は各自が興味を持った英字新聞記事や英語の動画を学習することを期待するがこれは任意とし、宿題とはしない。一方、講義の後半に行うグループプレゼンテーションは相当時間の準備が必要なので、この活動に対してのみ個人でのリサーチも含めて合計で8~10時間程度(リサーチ2~3時間、グループでの協議2~3時間、スライド作成2~3時間、リハーサル1~2時間目安)の準備を行うこととする。
テキスト(教科書)Textbooks
特定のテキストは使用しない。
参考書References
同時通訳が頭の中で一瞬でやっている英訳術 リプロセシングドリル
(田村智子著)
成績評価の方法と基準Grading criteria
期末テスト40点、グループプレゼン25点、小テスト10点(各5)、振り返りレポート(日本語)15点、平常点10点。
※小テストは、第6回及び11回講義の冒頭で実施する。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
2023年に実施した同クラスでの学生からのフィードバックに基づき、以下の点を改善する。
・リスニングの難易度の調整(一部スクリプトの穴埋め方式とし、リーディング問題として扱う)
・交流人数の拡大(グループ替えを合計で3回実施し、出来るだけ多くの仲間と交流できる機会を確保する)
・英語を聞く機会の増加(英語をメイン言語とし、英語と日本語の使用比率を大体3:1程度とする)
・実践的なライティング練習の強化(参考書を1冊指定し、実践的な英語ライティングスキルの強化を図ります)
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
PCまたはタブレット(キーボードがあるものが好ましい)、ノート
※本講義に関する連絡、資料配布、課題提出は基本的に全て学習支援システムを利用します。