人間環境学部Faculty of Sustainabillity Studies
ENV300HA（環境保全学 / Environmental conservation 300）廃棄物・リサイクル論Solid Waste Management and Recycling
山本 昌宏Yoshihiro YAMAMOTO
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 人間環境学部Faculty of Sustainabillity Studies |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2024 |
| 授業コードClass code | C2502 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | リサイクル論 |
| 開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
| 曜日・時限Day/Period | 水5/Wed.5 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 市ヶ谷 / Ichigaya |
| 教室名称Classroom name | 市G‐G602 |
| 配当年次Grade | 2～4 |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | 環ｺｱ：ロ,サ |
| 他学部公開科目Open Program | |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| カテゴリー（一般・総合型選抜、編入学試験入学者）Category |
展開科目 コースコア科目/コース連環科目 |
| カテゴリー（社会人RSP入試入学者）Category |
展開科目 環境総合科目 |
| カテゴリー（2022年度以前）Category (～2022) |
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Outline (in English)
（Course outline）
Regarding waste management and recycling, which are essential to maintaining healthy social activities, students will learn about the changes in the system to deal with various problems and the various efforts to solve problems.
（Learning Objectives）
The goals of this course are to understand followings
-A. Understand the issues surrounding waste management and recycling and the various efforts to solve them.
-B. Understand the direction of future resource recycling efforts that will lead to a recycling-oriented society and, ultimately, a decarbonized society.
-C. Understand the importance of disaster preparedness through responding to the Great East Japan Earthquake.
（Learning activities outside of classroom）
Students will be expected to look for and study the related information about the matter interested in through lectures.
（Grading Criteria /Policy）
Your overall grade in the class will be decided based on the following
Term-end examination: 60%, in class contribution: 40%
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
日々の生活や、あらゆる事業活動から生じる廃棄物について、これを適正に処理・リサイクルすることは、健全な社会活動を維持する上で不可欠である。しかし、その機能不全により、自治体における埋立処分場のひっ迫や大規模な不法投棄事案の発生等が社会問題化し、これに対応するため制度の創設や改善が行われてきた。このような制度の変遷について理解し、課題解決の多様な取組みについて学ぶ。さらに、脱炭素社会に必須となる循環型社会の実現について、プラスチックの資源循環の取組を取り上げ、今後の取組の方向性について学ぶ。加えて、非常時（災害時）の廃棄物問題として、東日本大震災により生じた膨大な災害廃棄物の処理と、原発事故により生じた環境汚染への対応から、災害に対する備えの重要性について学ぶ。
到達目標Goal
廃棄物処理・リサイクルを取り巻く課題と、課題解決のための多様な取組について理解する。
循環型社会、ひいては脱炭素社会につながる今後の資源循環の取組の方向性について理解する。
東日本大震災への対応を通じて災害への備えの重要性について理解する。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
人間環境学部のディプロマポリシーのうち、「DP3」「DP5」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
講義形式で授業を行い、リアクションペーパーの提出があります。リアクションペーパーや講義時のコメントは、積極的に講義内容に活かします。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]：イントロダクション
講義の全体構成と進め方
第2回[対面/face to face]：ごみ・し尿処理の歴史
廃棄物処理法以前のごみ・し尿処理
第3回[対面/face to face]：廃棄物処理法
一般廃棄物処理と産業廃棄物処理の制度
第4回[対面/face to face]：廃棄物に係る社会問題
埋立処分場のひっ迫、大規模不法投棄等
第5回[対面/face to face]：各種リサイクル制度
容器包装、家電製品、食品廃棄物、建築廃棄物、小型家電製品のリサイクル
第6回[対面/face to face]：廃棄物・リサイクル制度の改善
不法投棄対策、排出事業者責任の強化
第7回[対面/face to face]：PCB廃棄物処理
特別措置法の制定と国による有害化学物質の無害化処理
第8回[対面/face to face]：循環型社会
基本法の制定と循環型社会を目指す取組
第9回[対面/face to face]：プラスチック資源循環
プラスチックの資源循環の取組と法制化
第10回[対面/face to face]：浄化槽と下水道
し尿・生活排水処理の取組
第11回[対面/face to face]：東日本大震災への対応
震災により生じた膨大な災害廃棄物の処理
第12回[対面/face to face]：福島第一原発事故への対応
放射性物質汚染廃棄物の処理、除染、中間貯蔵の取組
第13回[対面/face to face]：災害廃棄物対策
東日本大震災以降の災害に備える取組
第14回[対面/face to face]：試験・まとめ
授業内試験、全体の振り返り
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
講義を通じて興味を持った事項について、自ら関連情報を探し学習することを推奨します。講義のテーマに関して、参考となる図書等の情報を提供しますので、活用して下さい。本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とします。
テキスト（教科書）Textbooks
講義で使う資料は、学習支援システムにアップロードすることを基本とします。
参考書References
環境・循環型社会・生物多様性白書
環境省五十年史
廃棄物行政概論 日本環境衛生センター
災害初動期指揮心得 国土交通局東北地方整備局
災害廃棄物管理ガイドブック―平時からみんなで学び，備える― 廃棄物資源循環学会 編
その他講義中に紹介します。
成績評価の方法と基準Grading criteria
リアクションペーパー等による平常点40％、期末試験60％
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
本年度授業担当者変更によりフィードバックできません。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
毎回の講義資料配布に学習支援システムを利用します。