人間環境学部Faculty of Sustainabillity Studies
POL300HA（政治学 / Politics 300）人間の安全保障Human Security
岡部 みどりMidori OKABE
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 人間環境学部Faculty of Sustainabillity Studies |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2024 |
| 授業コードClass code | C2128 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
| 曜日・時限Day/Period | 月2/Mon.2 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 市ヶ谷 / Ichigaya |
| 教室名称Classroom name | 市Y‐Y602 |
| 配当年次Grade | 2～4 |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | 環ｺｱ：グ |
| 他学部公開科目Open Program | |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| カテゴリー（一般・総合型選抜、編入学試験入学者）Category |
展開科目 コースコア科目/コース連環科目 |
| カテゴリー（社会人RSP入試入学者）Category |
展開科目 法律・政治関連科目群 |
| カテゴリー（2022年度以前）Category (～2022) |
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Outline (in English)
Course outline: This course deals with "Human Security" which has become increasingly important in response to changes in the international community. Learning objectives: A. Understanding the basic theories and concepts of human security. B. Studying approaches to address contemporary security challenges. C. Understanding the dynamics of key actors (including international organizations, regional organizations, and nation-states) to tackle these challenges."
Learning activities outside of classroom: Be attentive to the internal/international political affairs through mass media (total 190 minutes per week). Grading Criteria/Policy: End-term exam (details are to be explained in the first class)
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
授業概要と目的：本講義は、国際社会の変容に伴い重要性が増してきている非伝統的な安全保障であるところの「人間の安全保障(Human Security)」について学習します。本講義の到達目標は以下の通りです。(1)人間の安全保障の基本的な理論や概念を理解する。(2)現代の安全保障課題に対するアプローチを検討する。(3)課題解決に向けた行為主体（国際機関、地域機関及び国家）の動向を理解する。授業時間外の学習としては、日々国内外のニュースや報道に目を通しておくことが望ましい（1週間で合計190分程度）。
到達目標Goal
本講義を受講することで、学生は「人間の安全保障」問題に代表されるような現代的な外交課題を克服するための国家の試みや、グローバルな規模での政治的課題についての理解を深めることができます。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
人間環境学部のディプロマポリシーのうち、「DP2」「DP3」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
この授業は講義です。課題提出後の授業、または学習支援システムにおいて、提出された課題からいくつかポイントを取り上げ、全体に対してフィードバックを行います。授業形態の詳細は学習支援システムでお知らせします。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]：イントロダクション
講義概要、講義形態、スケジュール、評価方法及び基準の説明
第2回[オンライン/online]：「人間の安全保障」概念と歴史的背景
講義の導入。概念誕生の背景についての説明
第3回[対面/face to face]：理論（１）：国家安全保障との相違
さまざまな安全保障概念の体系的整理
第4回[オンライン/online]：理論（２）：グローバル・ガバナンスとの関わり
国際政治（国際構造変動）との関わりからの考察
第5回[対面/face to face]：現代の安全保障課題(1)：紛争と平和構築
人間の安全保障アプローチの対象を順次ケースごとに紹介。初回は紛争と平和構築について
第6回[オンライン/online]：現代の安全保障課題(2)：テロリズム
同上。テロリズムについて
第7回[対面/face to face]：現代の安全保障課題(3)：サイバー、環境、宇宙
同上。トランスナショナルな政治課題について
第8回[オンライン/online]：現代の安全保障課題(4)：難民問題、人権問題との関わり
同上。トランスナショナルとインターナショナルの接点領域について
第9回[対面/face to face]：国際機関の動向(1)：国連
人間の安全保障概念を含む外交アプローチを順次紹介。初回は国連、その他の国際機関
第10回[オンライン/online]：国際機関の動向(2)：地域機構
同上。EU等地域連合に焦点を当てる。
第11回[対面/face to face]：先進国の動向
各国政策の動向。カナダを中心とする欧米諸国
第12回[対面/face to face]：先進国の動向（続き）
各国政策の動向。日本
第13回[オンライン/online]：途上国の動向
各国政策の動向。BRICSを含む途上国
第14回[オンライン/online]：人間の安全保障の将来
まとめ
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とします。国内外のニュースを日々目にしておくことが望ましいです。
テキスト（教科書）Textbooks
特になし
参考書References
（１）長有紀枝『入門 人間の安全保障―恐怖と欠乏からの自由を求めて （増補版）』中公新書(2021年) （２）国連開発計画（UNDP） 著・訳、星野 俊也 監訳『2022年特別報告書 人新世の脅威と人間の安全保障』日経BP (2022年) （３）C. Daase and C. Friesendorf eds., Rethinking Security Governance: The Problem of Unintended Consequences (Contemporary Security Studies), Routledge, 2010.
成績評価の方法と基準Grading criteria
期末試験にて評価を行う（100％）。しかし、毎回の授業出席はもちろんのこと、講義や終了後の質疑応答の時間における積極的な参加を求めます。成績評価についての詳細は、授業初回時に説明します。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
本年度授業担当者変更によりフィードバックできません。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
オンラインの回は、各自PC等ディバイスやイヤホン等を用意すること。