人間環境学部Faculty of Sustainabillity Studies
POL300HA（政治学 / Politics 300）エネルギー政策論The Energy Policy Issue
久谷 一朗Ichiro KUTANI
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 人間環境学部Faculty of Sustainabillity Studies |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2024 |
| 授業コードClass code | C2024 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 春学期授業/Spring |
| 曜日・時限Day/Period | 金4/Fri.4 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 市ヶ谷 / Ichigaya |
| 教室名称Classroom name | 市Y‐Y804 |
| 配当年次Grade | 2～4 |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 他学部公開科目Open Program | |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| カテゴリー（一般・総合型選抜、編入学試験入学者）Category |
展開科目 コース共通科目 |
| カテゴリー（社会人RSP入試入学者）Category |
展開科目 法律・政治関連科目群 |
| カテゴリー（2022年度以前）Category (～2022) |
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Outline (in English)
This class will focus on the domestic and international energy and the climate issues, how to respond to the challenges that we are facing. First, students will be expected to deepen their objective understanding of the status of energy and climate issues, utilizing statistics and other materials. In addition, practical knowledge and insights will be shared in which the lecturer gain from the experiences in the current position in the thinktank, IEEJ. Based on these studies, students will expected to acquire a perspective on the issues and to understand policy options for solving them. Students will then learn about the international community, international cooperation, and Japan’s responses for the circumstances.
The aim the course is to enable students to think independently about energy and climate change issues from a broad perspective based on data and facts, to identify emerging issues, and to consider and discuss solutions for the future.
The standard preparation and review time for this class is 2 hours each. Slides for the class will be distributed in advance, so please read them beforehand to deepen your understanding. In the review, students are expected to review the class, gather relevant information on topics of interests so that to widen his/her knowledges.
Comprehension of the course (50%) and a short report (50%) will be used to make an overall assessment. Understanding of the class will be assessed by the reaction paper for each lecture. Short reports will be assessed by its submission and performance. Students will receive extra credits for active participation in the class.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
この授業は、エネルギー・環境に係る国内外の情勢と、その課題解決に向けた対応のあり方をテーマとします。国内外のエネルギー・環境問題の現状について、統計などの諸資料を活用しながら客観的な理解を深めます。加えて、担当教員が所属するシンクタンク（日本エネルギー経済研究所）での活動を通じて得た実践的な知見や洞察を伝えます。これらの学びをもとに、エネルギー・環境に関わる様々な課題を捉える視点を獲得し、課題解決に向けた政策の選択肢を理解します。そのうえで、エネルギー・環境問題の解決に向けた国際社会や国際協調のあり方、日本の対応などについて学びます。
到達目標Goal
現代社会の重要課題の一つであるエネルギー・環境問題について、受講生が自らデータと事実に基づいて広い視野から主体的に考察できるようになること、そして将来に向けて新たな問題を発掘し、課題解決について思考、議論できるようになることを目標とします。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
人間環境学部のディプロマポリシーのうち、「DP2」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
国内外のエネルギー・環境問題について、スライドを利用しながら講義形式で解説します。第1回の授業で、環境・エネルギー問題に関する受講生の関心を聴取します。聴取した結果は、第2回以降の授業で取り扱うテーマや解説の軽重に反映します。講義では最低1回、グループディスで議論を行い結論を導き出す演習を行います。また、ショートペーパー（1,000文字程度）を1回提出してもらいます。
講義は対面を原則としますが、大学の行動方針レベルの変更に応じた授業形態の詳細は学習支援システムでお知らせします。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1[対面/face to face]：イントロダクション
授業の狙い、構成、成績評価など
2[対面/face to face]：エネルギー安全保障とは
概念と歴史的経緯、日本のエネルギー安全保障問題
3[対面/face to face]：今日のエネルギー安全保障問題１
至近の情勢、注目点（エネルギー需給、国際情勢など）
4[対面/face to face]：今日のエネルギー安全保障問題１
至近の情勢、注目点（再エネ、原子力、など）
5[対面/face to face]：途上国のエネルギー安全保障問題１
途上国固有の課題と対策（SDGsの優先順位、都市化の問題、など）
6[対面/face to face]：途上国のエネルギー安全保障問題１
途上国固有の課題と対策（補助金、人口動態、など）
7[対面/face to face]：安全保障の対策と国際エネルギーガバナンス
政策の選択肢、国際協調
8[対面/face to face]：グループ討議１
ある国のデータをもとに安全保障対策を議論、成果を発表
9[対面/face to face]：地球温暖化とエネルギー
温暖化問題の基本、エネルギーとの関係性
10[対面/face to face]：省エネ、日本の取り組みと世界動向
省エネの重要性、手法、など
11[対面/face to face]：脱炭素政策、EV化、デジタル化
脱炭素政策、デジタル化の効果、など
12[対面/face to face]：ビジネス界の取り組み
ビジネス界の動き、変化、など
13[対面/face to face]：エネルギー市場
国内外のエネルギー市場とその役割
14[対面/face to face]：グループ討議２
あるテーマをもとに議論、成果を発表
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とします。授業に用いるスライドは事前に配布するので、予め目を通しておくことで理解が深まります。復習では、授業を振り返るとともに、授業を通じて関心を持ったトピックスについて関連情報を収集し問題意識の醸成に努めることで、主体的に課題を発掘する力が養われることが期待できます。
テキスト（教科書）Textbooks
特定の教科書は使用しません。担当教員が作成する資料（スライド）をもとに授業を進めます。
参考書References
特定の参考書はありません。
成績評価の方法と基準Grading criteria
授業の理解度（50%）とショートレポート（50%）をもとに総合判断します。授業の理解度は主に講義毎のリアクションペーパーで判定します。ショートレポートは提出の有無と出来の良否で判定します。
なお、授業中の積極的な意見表明や議論への参加を加点評価します。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
第1回授業における学生からの関心表明を踏まえて、2回目以降の授業にメリハリを付けます。
質問を受け付ける方法、機会をしっかりと提供します。
レポート課題の内容や回数・提出期限などの周知を、講義を通じて徹底します。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
特にありません。
その他の重要事項Others
特にありません。