法学研究科Graduate School of Law
LAW600A1(法学 / law 600)法制史論文指導ⅢGraduate Independent Writing on Legal History III
高 友希子Yukiko TAKA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 法学研究科Graduate School of Law |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2024 |
授業コードClass code | X4097 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 月5/Mon.5 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | 市院棟‐602* |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience |
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Outline (in English)
The purpose of this course is to help students acquire the necessary skills and knowledge needed to write a master's thesis in legal history.
Your study time will be more than four hours for a class.
Students will be graded on: Participation (100%).
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
修士課程1年次に修得した専門知識と方法論を踏まえて、修士論文のテーマを固める。執筆に必要な文献の調査・検討を行いつつ、論文の執筆を開始する。
到達目標Goal
1.修士論文執筆に必要な文献の調査および検討を実施できる。
2.修士論文の執筆を始める。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」「DP2」「DP3」「DP4」のすべてに強く関連している。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
文献講読や調査に関する報告を受けて研究指導を行う。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:オンライン/online
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[オンライン/online]:イントロダクション
研究の構想と計画の確認、進捗状況の情報共有。教員からのフィードバックと助言
第2回[オンライン/online]:文献の調査と検討①
修士論文のための文献調査・検討の実施、およびその結果についての報告・議論
第3回[オンライン/online]:文献の調査と検討②
修士論文のための文献調査・検討の実施、およびその結果についての報告・議論
第4回[オンライン/online]:文献の調査と検討③
修士論文のための文献調査・検討の実施、およびその結果についての報告・議論
第5回[オンライン/online]:文献の調査と検討④
修士論文のための文献調査・検討の実施、およびその結果についての報告・議論
第6回[オンライン/online]:文献の調査と検討⑤
修士論文のための文献調査・検討の実施、およびその結果についての報告・議論
第7回[オンライン/online]:文献の調査と検討⑥
修士論文のための文献調査・検討の実施、およびその結果についての報告・議論
第8回[オンライン/online]:文献の調査と検討⑦
修士論文のための文献調査・検討の実施、およびその結果についての報告・議論
第9回[オンライン/online]:文献の調査と検討⑧
修士論文のための文献調査・検討の実施、およびその結果についての報告・議論
第10回[オンライン/online]:文献の調査と検討⑨
修士論文のための文献調査・検討の実施、およびその結果についての報告・議論
第11回[オンライン/online]:文献の調査と検討⑩
修士論文のための文献調査・検討の実施、およびその結果についての報告・議論
第12回[オンライン/online]:研究成果のまとめ①
研究成果を文章化し、報告・議論
第13回[オンライン/online]:研究成果のまとめ②
研究成果を文章化し、報告・議論
第14回[オンライン/online]:研究成果のまとめ③
研究成果を文章化し、報告・議論
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
図書館などでの調査。関連文献の精読。
なお、本授業の準備・復習時間は、各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
使用しない。
参考書References
履修者のテーマに応じて、必要な文献を適宜、紹介する。
成績評価の方法と基準Grading criteria
平常点100%
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
特になし。
担当教員の専門分野等
<専門領域>西洋法制史
<研究テーマ>英国エクイティ史。英国法の日本民法典への影響。
<主要研究業績>
・「ユースと良心―セント・ジャーマンと匿名の上級法廷弁護士の論争を中心として」『法と政治』70巻1号(2019年)
・「Christopher St. Germanのエクイティ論―「良心」と「ルール」の関係を中心に」『法学志林』108巻1号(2010年)。
・「英国における独立契約者(Independent Contractor)概念形成前史―民法716条立法の起源をたどって」『法の流通』(2009年)。
・「裁判史料を通じてみたユースの利用に関する一考察―Capell v. Scott (1493-4)を手がかりに」『ヨーロッパ中世世界の動態像』(2004年)。
・「15世紀後半から16世紀前半イングランドにおける大法官府裁判所の役割―エクイティによるコモン・ロー・システム拡充プロセスに関する法制史的研究」『九大法学』89号(2004年)。