経営学研究科Graduate School of Business Administration
MAN600F1－0091（経営学 / Management 600）アカウンティング･ファイナンス演習Seminar in Accounting and Finance
髙橋 美穂子Mioko TAKAHASHI
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 経営学研究科Graduate School of Business Administration |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2024 |
| 授業コードClass code | X7151 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
| 曜日・時限Day/Period | 土6/Sat.6 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
| 教室名称Classroom name | |
| 配当年次Grade | |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| カテゴリーCategory |
修士課程（夜間）授業科目 アカウンティング・ファイナンスコース |
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Outline (in English)
大学院演習（秋学期）
（Course outline）
This seminar is designed to help students complete their master thesis. Students are required to set a research question based on not only what they think is important following their working experience, but also on an academic perspective which they have studied in the MBA course. By reviewing previous studies and discussions with the instructor, students will clarify the purpose of their study and methodology that they will adopt in their thesis. In the final class of this course, students are required to submit a final version of their master's thesis.
（Learning Objectives）
By the end of the course, students are expected to do the following:
-Clarify the research question
-Acquire common academic knowledge and research methodologies related to the topic
-Complete a master thesis
（Learning activities outside of classroom）
Student study and review times are more than 2 hours for each class.
（Grading Criteria）
Grading will be decided based on in-class discussion (40%) and presentation/reporting (60%).
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
アカウンティング・ファイナンスコース演習では、これまで当コースで学習してきた内容および関連する他コースの授業での学習内容を基礎とし、各自の実務経験に基づく問題意識に沿って修士論文のテーマを設定してもらいます。さらに、各自が選択したテーマに関連した学術論文のレビューを行い、その上で具体的な研究課題を設定し、それを明らかにするための方法を学びます。これにより、修士論文にふさわしい内容の論文を作成することを目的とします。
到達目標Goal
修士論文の作成者の問題意識を明確にします。関連した学術論文を読みこみ，理解することで、テーマに関連した基本的な学術成果および研究方法論を身につけます。それによって、学術的に修士論文に相応しい論文を仕上げることを目標とします。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」「DP2」「DP3」に関連、特に「DP2」「DP3」は強く関連している。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
論文作成の方法、選択したテーマの研究領域における位置づけ、仮説の設定方法、分析手法、結果の解釈などについて説明を行うとともに、毎回学生の報告に基づいて議論を行います。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1回目[対面/face to face]：中間報告のfollow-up
春学期に行った中間報告で教員または他の大学院生より指摘された点についてその結果を報告し、議論する。
2回目[対面/face to face]：データの分析方法①
仮説の検定方法について説明する。
3回目[対面/face to face]：データの分析方法②
引き続き、仮説の検定方法について説明する。
4回目[対面/face to face]：データの分析①
各自が収集したデータを使い、その分析結果の検討を行なう。
5回目[対面/face to face]：データの分析②
前回に引き続き、データの分析結果を議論する。
6回目[対面/face to face]：データ分析の結果の解釈①
分析の妥当性およびそこから得られた結果の解釈を行なう。
7回目[対面/face to face]：データ分析の結果の解釈②
前回に続き、分析の妥当性およびそこから得られた結果の解釈について議論する。
8回目[対面/face to face]：修士論文のドラフトの作成①
提出されたドラフトに基づいて、論文の構成や議論の展開などを中心に検討を行なう。
9回目[対面/face to face]：修士論文のドラフトの作成②
引き続き、ドラフトについて、論文の構成や議論の展開などを中心に検討を行なう。
10回目[対面/face to face]：修士論文のドラフトの修正①
前回までのコメントに基づいて修士論文のドラフトの修正を行なう。
11回目[対面/face to face]：修士論文のドラフトの修正②
引き続き、前回までのコメントに基づいて修士論文のドラフトの修正を行なう。
12回目[対面/face to face]：修士論文の報告および議論①
修士論文の内容を報告してもらい、全体の構成を踏まえて議論を行う。
13回目[対面/face to face]：修士論文の報告および議論②
引き続き、修士論文の内容について議論を行う。
14回目[対面/face to face]：論文の修正および完成原稿の作成①
提出予定の論文について最終的な議論を行い、それに基づいて論文を修正する。
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
修士論文は各自の問題意識に基づいて作成していくものです。演習に臨むにあたって各回以下の準備を充分に行ってください。
1回目 春学期に行った中間報告で要請された作業を行う。
2〜3回目 各自の研究に適当と思われる分析方法を検討・学習する。
4～5回目 各自が得たデータに対して学習した分析方法を適用して分析を行なう。
6～7回目 分析結果について解釈を行なう。
8～9回目 修士論文の章立てを構成し、ドラフトを作成する。
10～11回目 教員からのコメントに基づいてより詳しいドラフトを作成する。
12～13回目 教員からのコメントに基づいて修士論文を加筆・修正する。
14～15回目 教員からのコメントに基づいて修士論文の最終版を作成する。
テキスト（教科書）Textbooks
特に指定しません。各自の研究テーマに沿って適切な文献を紹介します。
参考書References
各自の研究テーマに合わせ、適宜紹介します。
成績評価の方法と基準Grading criteria
議論への貢献度（40％）および報告内容（60％）で評価します。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
本講義は演習課目であるため授業改善アンケートは実施していません。
担当教員の専門分野等
＜専門領域＞経営分析、企業価値評価
＜研究テーマ＞資産価格理論における会計情報の有用性の検討
＜主要研究業績＞
会計における割引計算－割引率と対応する将来キャッシュ・フローの検討－、同文舘出版,『会計・監査研究の展開』、第 3 章所収、p57-71、2021 年 1 月