教職・資格（小金井）Teacher-Training Courses and Qualification Courses (Koganei)
SEE200LC（科学教育・（教育工学） / Science education/ Educational technology 200）生徒・進路指導論Student Guidance and Counseling
田神 仁Hitoshi TAGAMI
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 教職・資格（小金井）Teacher-Training Courses and Qualification Courses (Koganei) |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2024 |
| 授業コードClass code | H0522 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
| 曜日・時限Day/Period | 金5/Fri.5 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 小金井 |
| 教室名称Classroom name | 小西館‐W304 |
| 配当年次Grade | 2 |
| 単位数Credit(s) | |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| カテゴリーCategory | 教職関係科目 |
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Outline (in English)
〇We aim to improve students' qualifications through exercises and other experiences so that they can accurately and effectively provide student guidance and career education (career guidance) as classroom teachers, student guidance departments, career guidance department teachers, etc. in the future. 〇In student guidance, based on the revised version of the "Student Guidance Outline" published by the Ministry of Education, Culture, Sports, Science and Technology, we will not only acquire knowledge and understanding of student guidance, but also learn about current issues in student guidance such as educational counseling, bullying, truancy, and prohibition of corporal punishment. We aim to develop practical leadership skills that can be used. 〇 Regarding career guidance, develop teachers who can provide effective career counseling from the perspective of career education, based on the Ministry of Education, Culture, Sports, Science and Technology's "Career Education Guide."
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
〇学生が将来，学級担任や生徒指導部・進路指導部など教員として生徒指導・キャリア教育（進路指導）を的確かつ効果的に行えるよう，演習などの体験を通して資質向上を図る。〇生徒指導においては，文科省発行改訂版「生徒指導提要」を基に，生徒指導に関する知識・理解だけでなく，教育相談やいじめ，不登校，体罰禁止等の生徒指導における今日的な課題に対応できる実践的な指導力の育成を図る。〇進路指導においては，文科省「キャリア教育の手引き」に基づき，キャリア教育の視点から効果的なキャリア・カウンセリングを行える教員を育てる。
到達目標Goal
生徒指導の理論と方法，進路指導（キャリア教育の基礎的な事項を含む）の理論と方法を理解する。
The purpose of this class is to understand the theory and method of student
guidance and career guidance including basic matters of career education.
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP2」と「DP4」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
〇授業は演習を中心とし，授業のまとめとして講義を行う。〇対面授業を基本とするが，必要に応じて対面でZoomを使うことがある。〇zoomを用いた授業の場合は，インターネットにつながるノートパソコン，Webカメラ，マイク，イオアホン，wifi等の通信環境が必要。〇ブレイクアウトルーム間移動等の機能を使用するため，zoomは最新バージョンに更新しておくこと。（参考：2024/1/22現在Ver.5.17.2）〇授業の進め方：毎回，演習の中でグループ協議，調べ学習，ロール・プレイング，ジグソー学習，ディベート，模擬授業等のアクティブ・ラーニングを行う。〇課題及び資料の配布・提出及び返却は，学習支援システムで行う。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]：〇ガイダンス〇生徒指導に関する演習①（担任としての生徒指導：生徒の欠席と生徒指導）
〇授業のねらい、授業計画、進め方、評価等に関する理解。〇実際に起こりそうな事例を基に，グループ協議を通して生徒指導上の留意点について明らかにする。
第2回[対面/face to face]：〇生徒指導に関する演習②（教育相談と服務）
〇ロールプレイングを通して，教育相談と服務の在り方について研究する。
第3回[対面/face to face]：〇生徒指導に関する演習③（いじめ）
〇動画を視聴し，グループ協議をとしていじめについて研究する。
第4回[対面/face to face]：〇生徒指導に関する演習④（AIの活用）
〇AIを用いた演習を通して，生徒指導へのAI活用の在り方を研究する。
第5回[対面/face to face]：〇生徒指導に関する演習⑤（基本的な生活習慣・校則）
〇ジグソー法を通して，基本的な生活習慣や校則について研究する。
第6回[対面/face to face]：〇生徒指導に関する演習⑥（模擬授業・盗難）
○担任としての模擬授業を通して，担任の指導の在り方やトラブル対応について、盗難を中心に研究する。
第7回[対面/face to face]：〇生徒指導に関する演習⑦（命の教育）
〇動画を視聴し，生徒指導の基盤となる命の教育について研究する。
第8回[対面/face to face]：〇生徒指導に関する演習⑧（インターネット）
〇SNSに関わる動画を基に，グループ協議によりインターネットに関わる生徒指導の課題と対応策を明らかにする。
第9回[対面/face to face]：〇生徒指導に関する演習⑨（模擬授業・授業規律）
○担任としての模擬授業を通して，担任の指導の在り方やトラブル対応について、授業規律を中心に研究する。
第10回[対面/face to face]：〇キャリア教育に関する演習①（進路相談）
〇ロールプレイングを通して，進路指導に関わる３者面談の在り方について研究する。
第11回[対面/face to face]：〇キャリア教育に関する演習②（推薦入試）
〇実際に担任として大学の推薦書を書き，グループ協議を通して推薦書の書き方を研究する。
第12回[対面/face to face]：〇キャリア教育に関する演習③（模擬授業）
〇担任としての模擬授業を通して，ホームルームにおけるキャリア教育について研究する。
第13回[対面/face to face]：〇キャリア教育に関する講義①（中学校高校におけるキャリア教育の実際）
〇外部講師を招き，講義と演習を通して，中学校又は高校におけるキャリア教育の実際を知る。
第14回[対面/face to face]：〇キャリア教育及び生徒指導に関する演習①（進路相談）
〇ディベートを通して，受験期における生徒指導について研究する。
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
【本授業の準備・復習等の授業時間外学習は、4時間を標準とする】〇毎回返却された提出物や配布資料を基にして授業の復習を行うこと。〇代表者による模擬授業を行うので，授業の振り返りを行うこと。
テキスト（教科書）Textbooks
〇特に定めない。必要があれば資料等を授業中に配布する，
参考書References
〇【令和4年版】『生徒指導提要』（文部科学省），『中学校キャリア教育の手引き』（文部科学省），『高等学校キャリア教育の手引き』（文部科学省）〇文科省のサイトからpdfファイルを入手可能。〇教員採用試験受験予定者には書籍を購入することを推奨する。
成績評価の方法と基準Grading criteria
〇期末試験は実施しない。〇評価の配分は，毎回提出する課題の提出状況及び内容の充実度（50％），毎回の授業への取り組み姿勢（50％）。〇出欠回数を直接評価に加えることはないが，欠席すると授業への取組姿勢及び提出課題の５段階評価が「1」となるため，かなり不利になる。欠席がないことを期待する。〇公欠の場合，事前に申請すれば公欠届の提出は事後でもよい。○公欠や忌引の場合は，欠席でも課題不提出でも不利にならない。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
〇昨年度の授業改善アンケートで演習が大変好評だった。これを受けて，一方的な講義調にならないよう配慮し，毎回演習を中心に進め，学生のアクティブ・ラーニング（主体的・対話的で深い学び）を実現する。○現職教員による授業も好評だったので，今年度も実施する。〇教員にならない学生もいると思うが，教員になることを前提に実践的な指導力向上を目指し，将来保護者になったときにも役に立つ内容とする。○毎回提出された課題にコメントを書いて返却しているが，好評なので継続する。○昨年初めてAIを活用した授業を行ったが，これも好評だったので継続する。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
○授業中に学習支援システムからダウンロードした課題にWordで記入し，授業の最後に学習支援システムへ提出するため，毎時間PCを持参すること。〇教室でPCやzoom授業を使う場合は，ハウリング防止のため，イアホン又はヘッドホンも持参すること。○授業によっては，zoomやWordだけでなくAIアプリ（無料）を使うことがある。指示に従って事前にサインインしておくこと。
その他の重要事項Others
〇授業内容・方法等に関する質問があれば，対面又はメールで行ってほしい。メールは随時受け付けるが，対面での質問の場合は，授業のある金曜日（5限），土曜日（春学期は2限，秋学期は2・3・4限）の前後に西館講師室に来てほしい。