教職・資格(多摩)Teacher-Training Courses and Qualification Courses (Tama)
情報サービス演習Seminar on Information Service
竹之内 禎
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 教職・資格(多摩)Teacher-Training Courses and Qualification Courses (Tama) |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2024 |
授業コードClass code | C6806 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 年間授業/Yearly |
曜日・時限Day/Period | 土2/Sat.2 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 多摩 |
教室名称Classroom name | 社404 |
配当年次Grade | 2~4 |
単位数Credit(s) | 4 |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリーCategory | 資格関係科目 |
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Outline (in English)
Course outline
Students learn about how to respond user's need.
Firstly, go to library and research various books.
Secondly, search databases through the Internet.
Thirdly, make presentations about research results and learn how to express them effectively.
Learning Objectives
By the end of the course, students should be able to do the followings:
1. To be able to understand user's information needs and select appropriate information sources.
2. To be able to respond to user questions and provide accurate answers.
3. To be able to understand the contents of lectures and appropriately summarize exercise reports.
4.To be able to plan, create, and report on reference service guides for users. In addition, students can appropriately evaluate the reports of other students.
Learning activities outside of classroom
Students will be expected to have completed the required assignments after each class meeting. Your study time will be more than four hours for a class.
Grading Criteria /Policy
Grading will be decided based on reports in class (50%), and the quality of reports submitted online (50%).
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
図書館における情報サービスとは、利用者の情報ニーズに応じ、その問題解決のために、情報を提供し、または情報入手を支援するサービスのことをいいます。現代の図書館では重要なサービスに位置づけられています。この授業では、演習をとおして利用者の情報ニーズを満たすための情報サービスの具体的な方法について学びます。
到達目標Goal
1.利用者の情報要求を把握し、適切な情報源を選ぶことができる。
2.利用者の質問に対応して、的確な回答を提供することができる。
3.講義内容を理解し、演習レポートを適切にまとめることができる。
4.利用者向けのレファレンスサービス案内を企画・作成し、報告することができる。また、他の受講生の報告を適切に評価することができる。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
・利用者の情報要求を把握して適切な情報資源を入手し提供するまでのレファレンスサービスのプロセスについて、事例をもとに解説します。
・レファレンスサービスのスキルを高めるために、演習課題を通じて、図書館分類に即した蔵書の把握、各種データベース等の利用法を学びます。
・情報発信型サービスとして、図書館情報資源活用法のツール作成の演習を行います。
・受講生は毎回、レファレンス事例と図書館情報資源の探索を課題として行い、Hoppii及び授業内での報告を求められます。報告内容は授業資料及び授業内で教員が批評するとともに、受講生相互の意見交換も行います。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
あり / Yes
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[オンライン/online]:授業ガイダンス、情報サービスの設計と評価、レファレンスサービス
授業の概要ついて説明します。図書館における情報サービスの全体像と、その核となるレファレンスサービスの概要を学び、それを踏まえて情報サービスの設計と評価について理解します。
第2回[対面/face to face]:レファレンスサービスと情報源
レファレンスサービスの事例から、使用されている情報源を確認しながら検討します。
第3回[オンライン/online]:レファレンスプロセスとインタビュー、レファレンスの記録
利用者の質問にはじまり図書館員の回答にいたるレファレンスサービスの処理過程について、レファレンスサービスの事例をもとに、利用者と図書館員の双方の視点から考察します。また、レファレンス事例の記録方法について学びます。
第4回[対面/face to face]:哲学・心理学・宗教に関するレファレンスツールの調査
図書館で哲学・心理学・宗教に関するレファレンスツールを調査します。
第5回[オンライン/online]:哲学・心理学・宗教に関するレファレンス回答事例の調査・報告
レファレンス事例集から参考事例を検索し、利用者に寄り添って調査・回答している事例を選び、使用されている情報源とレファレンスプロセスを確認します。
第6回[対面/face to face]:歴史・伝記に関するレファレンスツールの調査
図書館で歴史・伝記に関するレファレンスツールを調査します。
第7回[対面/face to face]:歴史・伝記に関するレファレンスツールの報告
図書館で調査した歴史・伝記に関するレファレンスツールについて報告します。
第8回[対面/face to face]:地理・地域事情に関するレファレンスツールの調査
図書館で地理・地域事情に関するレファレンスツールを調査します。
第9回[対面/face to face]:地理・地域事情に関するレファレンスツールの報告
図書館で調査した地理・地域事情に関するレファレンスツールについて報告します。
第10回[オンライン/online]:歴史・伝記に関するレファレンス回答事例の調査・報告
レファレンス事例集から参考事例を検索し、利用者に寄り添って調査・回答している事例を選び、使用されている情報源とレファレンスプロセスを確認します。
第11回[オンライン/online]:地理・地域事情に関するレファレンス回答事例の調査・報告
紙媒体の資料とインターネット情報源を複合的に活用して、ニーズにあった情報を獲得する方法を把握します。
第12回[対面/face to face]:社会科学領域のレファレンスツールの調査
図書館で社会科学領域のレファレンスツールを調査します。
第13回[オンライン/online]:社会科学領域のレファレンス回答事例の調査・報告
レファレンス事例集から参考事例を検索し、利用者に寄り添って調査・回答している事例を選び、使用されている情報源とレファレンスプロセスを確認します。
第14回[対面/face to face]:社会科学領域のレファレンスツールの報告
図書館で調査した社会科学領域のレファレンスツールについて報告します。
第15回[オンライン/online]:芸術に関するレファレンスツールの調査
図書館で芸術に関するレファレンスツールを調査します。
第16回[対面/face to face]:芸術に関するレファレンスツールの報告
図書館で調査した芸術に関するレファレンスツールについて報告します。
第17回[オンライン/online]:芸術に関するレファレンス回答事例の調査・報告
レファレンス事例集から参考事例を検索し、利用者に寄り添って調査・回答している事例を選び、使用されている情報源とレファレンスプロセスを確認します。
第18回[対面/face to face]:文学に関するレファレンスツールの調査
図書館で文学に関するレファレンスツールを調査します。
第19回[対面/face to face]:文学に関するレファレンスツールの報告
図書館で調査した文学に関するレファレンスツールについて報告します。
第20回[対面/face to face]:レファレンスサービスのための文学史
レファレンスサービスに必要な日本文学及び世界文学の基礎知識を学びます。
第21回[オンライン/online]:文学に関するレファレンス事例の調査・報告
レファレンス事例集から参考事例を検索し、利用者に寄り添って調査・回答している事例を選び、使用されている情報源とレファレンスプロセスを確認します。
第22回[対面/face to face]:自然科学・工学・生活科学・産業領域のレファレンスツールの調査
図書館で自然科学・工学・生活科学・産業領域のレファレンスツールを調査します。
第23回[オンライン/online]:自然科学・工学・生活科学・産業領域のレファレンス事例の調査・報告
レファレンス事例集から参考事例を検索し、利用者に寄り添って調査・回答している事例を選び、使用されている情報源とレファレンスプロセスを確認します。
第24回[対面/face to face]:自然科学・工学・生活科学・産業領域のレファレンスツールの報告
図書館で調査した自然科学・工学・生活科学・産業領域のレファレンスツールについて報告します。
第25回[オンライン/online]:学術文献の探索
学術文献データベース探索法(J-STAGE、CiNii Research、Google Scholar、Web of Science、Scopus、PubMed)
第26回[オンライン/online]:統計、法令・判例、特許情報資源
e-Gov法令検索、政府統計の総合窓口(e-Stat)、OECD Stat、特許情報プラットフォームJ-PlatPat
第27回[対面/face to face]:言語に関するレファレンスツールの調査
図書館で言語に関するレファレンスツールを調査します。
第28回[対面/face to face]:言語に関するレファレンスツールの報告
図書館で調査した言語に関するレファレンスツールについて報告します。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
講義内容を復習し、与えられた課題について、図書館などで文献調査に取り組みます。本授業のための調査・復習時間は各4時間以上を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
使用しません。
参考書References
参考書などは、適宜授業のなかで紹介します。
成績評価の方法と基準Grading criteria
授業の2/3以上の出席と2/3以上の課題提出を単位取得の前提として、情報サービスに関する報告、演習(課題に対する回答の提出内容)によって総合的に評価します。配分は授業での報告50%、課題提出50%です。授業に対する積極的な貢献度が認められる場合、最終評価の参考にします。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
大学図書館所蔵の限られたレファレンスブックだけでなく、オンライン情報資源も活用してレファレンス回答を行う手法を検討していきます。
その他の重要事項Others
本科目は対面授業を基本としながら、オンライン授業も取り入れるハイブリッド形式で実施予定です。
対面授業は、原則として図書館での演習となります。掲示、連絡等を確認してください。