教職・資格(多摩)Teacher-Training Courses and Qualification Courses (Tama)
情報サービス論Information Service
竹之内 明子
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 教職・資格(多摩)Teacher-Training Courses and Qualification Courses (Tama) |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2024 |
授業コードClass code | C6805 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 土3/Sat.3 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 多摩 |
教室名称Classroom name | 社101 |
配当年次Grade | 2~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリーCategory | 資格関係科目 |
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Outline (in English)
【Course outline】
In this lecture, students will learn about the significance of information services in libraries.
【Learning Objectives】
At the end of the course, students are expected to understand information services in libraries and to acquire basic knowledge of reference services and information retrieval services, information sources such as reference books and databases, new services such as library utilization education and dissemination information services.
【Learning activities outside of classroom】
Before each class meeting, students will be expected to have read the relevant chapters from the text. Your required study time is at least two hour for each class meeting.Everyweek on the Hoppi students are required to complete weekly
assignments.
【Grading Criteria】
Your overall grade in the class will be decided based on the following.
1)Students must submit at least 11 out of 14 assignments to receive credit.
2)Weekly short reports:(100%)
Grades will be decided based on the contents of weekly assignments.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
本講義では、図書館における情報サービスの意義を明らかにし、レファレンスサービス、情報検索サービス等の基礎知識、レファレンスブック・データベース等の情報源、図書館利用教育、発信型情報サービス等の新しいサービスについて解説し、これらのサービスの意義と方法、情報源の理解をめざします。
到達目標Goal
この授業では、終了時に以下の能力を身につけていることを目標とします。
1) 図書館における情報サービスの意義と方法について、自分の言葉で表現できるように理解する。
2) 図書館の情報サービスに必要な各種情報源、レファレンス・ツールの活用法、レファレンスの事例について学習し、よりよいサービスのあり方について創意工夫を重ねる姿勢を身に着ける。
3) 図書館の情報サービスの現状・問題点について考察し、多くの人が利用しやすい情報サービスの形について構想する。
4) 曖昧な情報ニーズを持ちながら明確な情報要求に具体化できない図書館利用者を助けるスキルとマインドを身に着ける。
5) 図書館利用者個人では解決困難な調査課題に対して、司書が図書館の情報資源を活用してどのように対応しているか、事例をもとに学び、レファレンスサービスを充実させる調査力を身に着ける。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
テキストをもとに講義をおこない、テキストの内容を補足する事例等を紹介する。各回の内容に関連した演習課題を課す。受講生は毎回のまとめ課題をHoppiから提出する。演習課題とまとめ課題のフィードバックは、授業資料及び授業内でのコメントを通じて行う。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[オンライン/online]:情報社会と図書館の情報サービス
ウェルビーイングに資する図書館の情報サービスについて学ぶ
第2回[対面/face to face]:図書館における情報サービスの種類
直接サービス、間接サービス、課題解決型サービスについて学ぶ
第3回[オンライン/online]:図書館における情報サービスの理論的展開
自由理論、保守理論、中間理論について学ぶ
第4回[対面/face to face]:レファレンスサービスの理論と実践
レファレンスサービスの機能、レファレンスプロセスについて学ぶ
第5回[オンライン/online]:レファレンスサービスの実際
レファレンスに生かす発想法、レファレンスプロセスインタビューの方法、回答の制限と除外について学ぶ
第6回[対面/face to face]:情報検索サービスの理論と方法
論理演算、検索結果の評価指標等について学ぶ
第7回[対面/face to face]:各種情報源の特質と利用法1(情報メディア・文献を探す)
図書資料を探すための書誌と目録、総合目録について学ぶ
第8回[対面/face to face]:各種情報源の特質と利用法2(論文・記事を探す)
雑誌記事索引、論文データベースについて学ぶ
第9回[対面/face to face]:各種情報源の特質と利用法3(事項を探す)
サーチエンジン、Webサイトの信頼し得、ネットワーク情報資源の種類と利用法について学ぶ
第10回[オンライン/online]:各種情報源の解説と評価
代表的なレファレンスブックについて学ぶ
第11回[オンライン/online]:発信型情報サービスの意義と方法
WebやSNSを通じた図書館の発信型情報サービスについて学ぶ
第12回[対面/face to face]:情報サービスに関わる知的財産権
産業財産権とパブリックドメインについて学ぶ
第13回[オンライン/online]:図書館利用教育と情報リテラシーの育成
公共図書館における情報リテラシー教育について学ぶ
第14回[対面/face to face]:情報サービスの課題と展望
図書館がおこなう情報サービスの展望について学ぶ
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
予習として、テキストを事前に読み込むことが求められます。
Hoppiで、毎週、教材と課題をアップロードするので、期日までに取り組んで提出してください。
本授業のための予習・復習の時間は各回2時間以上を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
教科書『情報サービス論』(ベーシック司書講座・第4巻)竹之内禎編著 学文社 1800+税 ISBN978-4-7620-2194-7
参考書References
授業内で指示します。
成績評価の方法と基準Grading criteria
■出席要件
14回中、11回以上の課題提出が単位取得の前提条件となります。
■各回の提出課題(100%)
各回の授業内での提出課題の内容により、授業内容を理解できているか、課題に積極的に取り組んだか、復習を行って知識の定着を図ったかどうか、自分の言葉で正確にまとめられているかどうかを判断します。人名や固有名詞等の文字の記述の丁寧さ、正確さも判断基準に含まれます。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
受講生自身が図書館でレファレンスサービスを利用したことがない、という声を耳にします。授業を通じてレファレンスサービスのイメージを持ってもらい、受講生自身にもレファレンスサービスを身近に感じてもらえるような学びを提供したいと考えています。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
特にありません。
その他の重要事項Others
情報サービス演習の前提となる科目です。
「実務経験のある教員による授業」に該当します。
中央大学図書館,東京大学駒場図書館,東海大学付属図書館での勤務経験から,図書館において必要とされる情報サービスの知見を教授します。
本科目は対面授業を基本としながら、オンライン授業も取り入れるハイブリッド形式で実施予定です。